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「」青『』黄《》桃 [ ] 黄の嫁さん【】その他 音
あれから4年が経ったッ。
正直に言うと3年が経った時黄くんが迎えに来てくれるんじゃないかと期待はしたが、3年経っても何も変わらず月日が流れたッ
僕には凄くイケメンで優しくて面白い素敵な旦那さんが3年前に出来たッ。
結婚したのは黄くんが結婚した1週間後に僕は付き合ったッ、
旦那さんの名前は桃くんッ。
「ほらッ起きてッ!」
《ん~ッ…もうちょっと寝かせて~ッ…》
甘い優しそうな声でそう言う彼が愛おしく感じて仕方がないッ
「だめ~ッ!」
《ほら~ッ青も少し2度寝しよッ?》
【グイッ】
「わッ!?」
急に腕を引っ張られてベッドの布団の中に入れられて怒る僕ッ。
「ねぇッ~!起きてよぉッ」
そう言いながら桃くんの頬で遊ぶッ
《んふッ笑何してんだよッ笑》
「んふふッ~」
頬で遊んでいると桃くんが布団を掛けてきた
《ほらッ布団着ないと風邪引くぞ~?》
「んッ~暑いから布団要らないッ!ムッ」
《だめッ!着ないとッ》
そう言いながらクーラーを付けて布団をかぶせてくるッ。
「んッ…ねッ本当に起きよッ?」
《まだ眠たい~ッ》
「起きたらご褒美あげようかッ?」
そうにやにやしながら言うと
《え、マジ?じゃあ起きようかな~ッ》
そう言いながら背伸びをする彼ッ、
はぁッやっと起きてくれたと思いながら朝の準備をするッ。
今から僕は桃くんとデパートに行く事になりデパートの中に居るッ
もうそろそろ帰ろうかとなっていた時だったッ。
『あれッ…?青ちゃん?』
聞き覚えのある声、黄くんだ。黄くんと黄くんの嫁さんらしき人が腕を組んで歩いていた
「ぇッ…何でこんな所にッ…」
《青ッこの人誰ッ?》
『貴方こそ誰ですかッ?』
優しい目つきで桃くんを見る黄くんッ
《ぁッ俺は青の旦那桃ですッ。》
そう桃くんが言うとにこにこしていた表情が変わり今にも人を殺めてしまいそうな表情に豹変したッ。
『今…旦那ッて言いましたッ?笑』
《ぇッ?言いましたけどッ…》
『青ちゃんが好き過ぎてそう勘違いしてしまってるのでは?笑』
《…はぁッ?》
怒り始めた桃くんを見て僕と黄くんの嫁さんが焦り始める
「黄くんやめてッ!僕達は本当に付き合ってるのッ…!ほらッ…!」
そう言いながら左手の薬指を見せる
『…はぁッ…?こんなの信じられないッ』
[ねぇ何言ってんのッ?早く行こッ?]
[この人達困ってるよッ…!]
キリがないと思い僕は桃くんの手を握って帰ろうとした
「ねッ桃くん帰ろッ?ほらッ…明日仕事でしょッ…?」
《…あぁッ。帰ろうッ》
優しく桃くんは手を握ってくれて安心した
『いやッ僕だけだから青ちゃんと手を握っていいのは…!おいッ!その手を離せッ…!』
そう言って近寄ろうとしてくる黄くんッ。
[ねぇ!落ち着いて…!皆見てくるよッ?]
一度黄くんは暴れたら1日は不機嫌のまま。そう思い僕は
「ねッ桃くん先に車行ってて?」
《え?何でッ》
「すぐ戻るからッニコッ」
《…分かった…すぐ戻ってこいよ?》
「うんッ!!」
桃くんが行ったのを確認して紙に住所と電話番号を書いたッ
「黄くんッ。これはいッ」
『これは…?』
「住所と電話番号ッ。明日お昼にこの電話番号に電話してッ!」
『ぇッ…?』
「明日会って話そッ?だから電話してねッニコッ」
『分かり…ましたッ…』
僕は黄くんのお嫁さんに頭を下げて急いで走って桃くんの車に乗ったッ
《おかえりッ。ニコッ》
「ただいまッ!」
機嫌が戻ってて良かったッ。
《彼奴…誰ッ?》
そう言われて焦る僕
言える訳が無いッ。昔の仕事してた客だって。
「ん~ッただの友達かなッ!」
《そっかッ…》
「落ち込まないでよッ笑 ちゃんと話せる時に話すからッ!ニコッ」
《…分かったッじゃあその日まで待ってるニコッ》
「うん!」
そんな会話をして僕達は帰った_ッ