彼シャツ
「だからっ、!そんな子供じゃないって!」
「じゃあもっと周り見て行動してよ!」
「もういいっ!!」
「じゅうはちなんて”大っ嫌い”!!」
ついカッとなって口から出てしまっていた。
「、、ぁ、いや、ちが、、」
「、、ちょっと出かけてくる」
ぱたん、とドアの閉まる音がして、静かな部屋に1人残される。
「ぅ”ぁ、、泣」
「ごめん、、ごめんなさいっ、、泣」
「じゅうはちぃ、、」
「で、どうしたらいい?」
「んぁ〜、、取り敢えず家帰って謝るしかないな」
「だよ、ねぇ〜、、」
彼女と喧嘩して、家を飛び出してきてしまった。
どうしたらいいのかをニキニキにききにきた。やっぱ、と口を開くからなにかと思い聞き入ると
「仲直りえっt」
「しね」
「ごめん」
「謝る、ねぇ〜、、」
「できるかなぁ、、」
「できるよ。18だもん、w」
「なにそれw」
帰ってきたら謝らないと、18怒ってるよなぁ、、
「寂し、、」
「、、服あるかな」
18の服を探し始めるが、大事なことを忘れていた。
「18の服、私入んないじゃん、、」
「帽子でも、いっか」
そう思い、帽子を被る。やっぱりこの帽子からは18の優しい匂いがして、とても安心できた。
「眠く、なってきた、、」
その時の私は、18の帽子を被ったまま寝ていたことに気づかなかった。
「ただいま」
「まちこ、?、、部屋かな」
リビングを通り過ぎようとしたとき、ソファに人影があったのに気づいた。
「ま、ちこ、!?」
「え、なんで、ん?どゆこと、? 」
驚きのあまり動揺してしまう。
「ん、ぁ、、?」
「じゅう、、はち、、!?」
「あ、えっと、ごめ」
「謝るのは後でいいから、なにこれ」
「なにこれ、?なにが、?」
「これ」
そう言い帽子に手を掛ける。
「っあ、これは、違う、、」
「何が違うの?なんで被ってるの?」
理由は大体分かるが、私から言う。なんて優しいことはしない。
理由を言うのが恥ずかしいのか、少し涙目だった。
「、、寂しかった、!」
「じゅうはちの服は着れないし、!」
「可愛いなぁ、、」
「あと、、ごめんなさいっ、、!」
「私こそ、言い過ぎちゃった」
「大好きだよ」
「嫌いじゃないからね、! 」
記念すべき30話!!短かすぎました、、!! 紫×緑、伸びてほしいな、、w
新しい作品作ろうかなって考えてるんですけどなにがいいでしょうか〜、、!
ご視聴ありがとうございました。
コメント
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はまち最高