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『 リセット症候群 』


リセット症候群とは ?

・前触れもなく関係を断ち切ってしまったり 、急に音信不通になること 。


› skri


› 1期生組















淡紅視点


また 、朝がやってくる 。


家族に生きる意味を尋ねても 、いつかわかるからって教えてくれない 。


結局あまねの生きる意味は見つからなくて 。


ネットでも 、すぐ関係を断ち切ってしまう 。


もうあまねは手遅れになったのかも 。


まだ 、なんて思うだけ苦しんで 。


また 、関係を絶って 。


もう誰も 、あまねのことを助けてはくれない 。


記憶ごとリセットしてしまえば 、楽になれるのかな 。


そう 、思いながら学校に行く準備を始める 。


淡紅「 行ってきます 」


その言葉が響くと同時に 、玄関を開ける 。


今日は強い風が吹くって天気予報士さんが言ってたっけ 。


本当に強い風で息するのが精一杯ぐらい 。


… 走ろう 。


[ ドンッ ]


そう 、鈍い音が聞こえた 。


気づいたらあまねはうしろに手をついてて 、目の前にはこっちを心配してる男の子 … ?が居たのだ 。


黑「 大丈夫ですか ? 」


淡紅「 … はい 。 」


黑「 ほんとにすみません !!風で前見づらくて … !! 」


淡紅「 いえいえ … 大丈夫ですよ 。それでは 。 」


黑「 あっ 、待ってください ! 」


淡紅「 ?はい ? 」


黑「 連絡先交換しませんか ?あとでちゃんと謝罪したいので … 」


淡紅「 … わかりました 。 」


ピコンッ


黑「 OKです !ありがとうございます ! 」


この関係も 、いつかは消える 。


この関係はいつまで続くんだろうなぁ …


そう思いながら 、お辞儀をして去る 。


てかそろそろ本当に遅刻しそうなんだよね(


… うん 、走ろう 。



ー 学校 ー


学校についた 。


他クラスに友達はいるけど 、自分のクラスに友達はいない 。


教室に入る 。


いや 、正確には入ろうとする 。


扉の上をみると 、バケツがあるのが見える 。


バレバレないじめ 。


今日も 、後ろの扉から入ろう 。


[ ガラガラ ]


淡紅「 … 」


いじめっ子1「 … つまんね ー の 。 」


いじめっ子2「 まじそれな ー ?ちょっとくらいひっかかれよ ー 。 」


いじめっ子3「 じゃあこうすればいいんじゃね ? w 」


[ バッシャ ー ンッ ]


冷たい 。


そう 、ただそれだけ 。


淡紅「 … 」


いじめっ子1「 全然反応しね ー なぁ w 」


いじめっ子たち「 あはははっ www 」


淡紅「 … こんなことしてなにが楽しいのやら … 」


そう 、小さな声で呟いた 。


いじめっ子たちはその言葉が気に食わなかったみたいで 。


いじめっ子1「 うっせぇ黙れ !! 」


いじめっ子2「 じゃあお前はこんなとこ来て楽しいのかよ ! 」


いじめっ子3「 いい加減にしろよ ! 」


高校生にもなって語彙力が小学生レベルなのはなんで ?


詞花さん … だっけ ?


その人だけだよしっかりした語彙力なの 。


先生「 お前ら 、なにやってんだ ? 」


淡紅「 濡れたので着替えてきます 。 」


先生「 … あぁ 、わかった 。 」



ー 更衣室 ー


着替えながら 、考える 。


さっきぶつかってしまった人は性別どっちなのか 。


声と顔的には 、男の子っぽかったから 、男の子な気がするんだけど …


淡紅「 う ー ん … 」


[ ガチャッ ]


誰かが入ってきたけど 、女の子の更衣室だから別に驚く必要はない 。


黑「 わ … !先客 … ! 」


淡紅「 … 人違いだったら申し訳ないんですけど … 今朝ぶつかった人ですか ? 」


黑「 え !?あの人なんですか !? 」


淡紅「 女の子だったのか … 」


黑「 あ 、男だと思いましたよね !僕こんな声で顔で髪型なんですけど … 女なんですよね … 」


淡紅「 まぁ … はい 。 」


黑「 … いじめですか ? 」


この子は鋭いな 。


でもこの子も 、いじめられてそうな気がする 。


体中に絆創膏が貼られてる 。


ほっぺだったり 、腕だったり 。


それに 、ショ ー トを床屋さんで切ってもらったには毛先がガタガタすぎる 。


いじめで髪を切られたんだろう 。


返事をするのを忘れていた 。


淡紅「 はい 、えっと 、あなたもいじめですか ? 」


黑「 あ 、名前言うの忘れていましたね 、僕は雫咲志桜です 。 」


綺麗に話を逸らされた 。


淡紅「 あまねは星河雨音です 。それで 、いじめですか ? 」


黑「 … 敬語はやめてもらっていいですよ 、疲れるので 。 」


淡紅「 わかった 、あまねも敬語外していいよ ! 」


黑「 うん 、わかった 。よろしくね ! 」


[ キ ー ンコ ー ンカ ー ンコ ー ン ]


聞くのを遮るようにチャイムが鳴る 。


黑「 やば !!もう教室戻るね !ばいばい ! 」


淡紅「 ぁ … うん 、ばいばい 。 」


あまねも … 教室に戻らなきゃ …


でも … どうして …


足が動かない 。






読み切りにしようと思ったんだけどねぇ …

無理だったわ((

頑張って早めに完結させます 。

あとこの物語姉妹組 、甘党組の世界線と繋がってません 。

逆に言うと姉妹組と甘党組の世界線繋がってます((

でも時系列違うんだよね((

姉妹組が先です(

ごめんね(

この作品はいかがでしたか?

1,517

コメント

5

ユーザー

何回読んでも神作過ぎる、、、(

ユーザー

/ サブ垢(也垢)から🌾失~‪.ᐟ‪.ᐟ 後で本垢でも、🌾するね(? え、まじで神作すぎる、、( 続き楽しみすぎて寝れないかも(?

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