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熊
340
こんちくわんこそば!
ここで何か言うのもイライラすると思うのでもうこれからやめようと思います…
じゃあ本編へGO!
また私はいらない心配をかけてしまうんだ。
……そう思った。
アメリカさんはこれまでにないほど顔が青ざめていて、何か云いたげにこちらを見つめ口をもごもごさせていた。
もちろん私は声をかけられないし、かけたくない。ただでさえ平静を装うのに必死なのに。
中「水、持ってきたアル」
そう云って、中国さんはコップを私の前に差し出した。
中「…飲めるアル?」
こちらの様子を伺うような云い方だった。
私は頭を縦に振り、コップを持つ。手に力が入らなくてこぼしてしまいそうになったのを、すかさずアメリカさんが支えてくれた。
どうやら喉は切れていたらしく、水を喉に通すと染みて痛かった。傷口を消毒するときのような、あの嫌な痛み。
だけど最後まで飲み切ることにした。飲み切らないとまた心配するだろうから。
アメ「…JAPAN…?」
アメリカさんがやっと口を開いた。多分これくらいしか云えなかったんだと、後になってわかった。
日「ァ”メ”リ”カ”さ”ッ…?」
それこそ消えてしまいそうな声だと自分でもわかったが、二人はどこか安心した様子だった。
中「無理に話さなくていいアル。ただ、我も少しは気にかけてるアル…」
「日本の様子は、部屋を見てみれば分かったアルよ。今まで相当辛かったアルね。」
なんなんだよもう…!そんなこと云われたら、泣いちゃうじゃないか、!
今までこれと似たようなことを何度も云われてきたが、ここまで真剣な眼差しで話してくれたのは初めてだった。中国さんの「生きてほしい」という想いが、優しく体を撫でた。
━━━━中国さんは、涙を流していた。もちろんアメリカさんも。
二人の涙は見たことがない。だから、二人にはそんな感情がないんだと、悲しくならないんだと勝手に決めつけていた。
だけど、その瞬間この考えが崩れた。国なんだから、泣いて当然なんだ。当たり前のことなのに、二人の前だと当たり前じゃないみたいだった。
アメ「ご”め”ん”ッ…!」
急にアメリカさんがそう云った。
日「ぇ…?」
アメ「今までッ…気づかなくてッ…!」
はっきりとした声。だけど柔らかかった。静かな部屋が、もっと静かになった様な気がする。
アメ「JAPANがッ…苦しかったのにッ、無理してたのにッ!」
アメ「何も力にな”れ”な”か”っ”た”ぁ”…!」
そして、少し間を空けてアメリカさんは云った。
アメ「こんな俺、ほんと…バカだよな…」
日「…そんなことないですよ、」
つい反射で云った。まぁ本心もそうなのだが。
日「ァメリカさんの、、こと、ッち”ゃ”ん”と”尊敬して、、ますよ…ッ!」
こっちまで泣けてくるじゃないか。これがもらい泣きというものかと、初めて感じたときだった。
中「我もアル…!」
日「えッ…?」
中「我も、、ちゃんと日本に寄り添えなくて…!」
「ないがしろにして…!」
「気にかけなくて…!」
「我も…バカだ」
ここだけ語尾がなくなったので、より心に響いた。響いてしまった。
そしてまた、長い、少なくとも体感だととても長く感じられた、沈黙が訪れた。
〜アメリカ視点〜
JAPANはどんな表情をしていたか分からない。言葉にできない。
焦っているようにも見えるし、安心しているようにも見える。もしかしたら悲しかったり、怒っているのかもしれない。
JAPANはいつもそんな国だった。何を考えているのかわからない。いつもニコニコしている割に、時折どこか苦しそうな感触がする。
日「バカだなんて…云わないでくださいよ…」
JAPANが、宥めているのか、抗議しているのか、はたまた呆れているのか、言葉だけでは表せられないような感じの声で云った。
日「アメリカさんも中国さんも、こんな私のこと気にかけてくれたんですよね。
ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。」
JAPANは苦しいのに、そんなに流暢に話せるのか。俺らを心配させないためだとは分かっていたが、余計に心配させるだけであった。
中「…”こんな”とは、どういうことアル?」
コミーチャイナは、JAPANの”こんな私”という言葉が引っかかったらしい。
実にコミーチャイナらしいな、と思った。
そこからの会話は覚えていない。覚えようともしなかった。覚えたくなかった。あんな辛い出来事。
頭に全然入ってこなくて、ただ力なくうなずくことしかできなかった。
今日は学校が休校だったから1日に2回も投稿できてうれしいな!
何か知らない間に家の周りの道路冠水してたみたいです…見たかったなぁ…
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それではまた次回!ばいばーい!
コメント
5件

ああ、もう泣きました……。アメリカさんと中国さんが、今まで気づけなかったって本気で謝って、涙を流すシーンが本当にグッときました。「国なんだから泣いて当然」って日本が気づくところ、すごく胸に刺さりましたね。それまで必死に平静を装ってた日本が、ようやく涙を見せられそうになる流れが繊細で美しかったです。温かいお話をありがとうございます😢