ミナ「じゃぁ……どこでご飯食べて寝ているの?」
紫「野宿!ご飯は自炊」
「その辺の川でとった魚を食べてるの」
保科「焼きもせんと?」
紫「アホ!それなりの知識はあるわ!」
(こいつも嫌かもしれない)
(てか何でかコイツがいると自然と関西弁
なってしまうんやけど!)
ミナ「そんな……」
紫「お願いします!私を解放してください」
「誰にも迷惑かけません!私もただ
平凡に生きていきたいだけなの!」
ミナ「残念だけどそれは無理な話ね……」
「あなたが怪獣人間だと知ってしまった
からね」
紫「……私……強いよ」
ミナ「え……」
そう言って私は姿を消した
窓もなく鍵がかかっている部屋から
霧のように私は逃げ出した
保科「ナッ……どうやって!!」
私が住んでいる所は山奥にある
小さな小屋
見た目はボロいけどそこに地下を作っている
地下は綺麗だ
とても広い空間で、人工畑もあるし
着替えもある
寝るところだってある
さっき言った野宿は嘘……でもないか
だって……前までそうだっからね
私は地下に行って畑を耕して収穫した野菜たちを料理にして食べた
全てやる事を終えて私は外に出た
黒いガーディガンを着て街全体が見える崖へと足を運んだ
紫「………死にたい」
平凡にくらしたいゆうてたやろ
突如私の後ろに人がきた
この関西弁……
保科「矛盾してんで」
案の定こいつだ
紫「ハァ……」
保科「隠し事は言った方がええで」
…………
私は今思った事をそのまま口にだした
人間は1人なの
1人で産まれて
1人で考えて
1人でしんでいくの
人は1人じゃ生きていきられないなんて
だったら私は人じゃなくていい
怪獣でいい
寄り添えなきゃ行けない人間よりも
ずっと、ずっと
自立してるもん
保科視点
こんなにも病んどる奴がおるとは
思わへんかったな……
なんなら会った時から目が死んでたし……
ほんまにこいつ怪獣人間なん?
紫「人間は……嫌いだ」
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡♡200
コメント
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ング(泣) そんな、続き待ってるわ