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怪獣零号がいた

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怪獣零号がいた

6 - 第6話 消えた少女

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2024年07月28日

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保科「ほな……生まれたから一人なんやな」


紫「だからそうだって言ってんじゃん」

「……私を7歳まで育ててくれたのが

猛獣なんだ」


保科「猛獣!?」


紫「うん……黒豹」


保科「しかも黒豹やし!」


紫「怪獣人間……私は」

「怪獣零号」


保科「え……零号、」


紫「ハハッ!その顔いいねぇ!、」

「てっきり7号とかかと思ったでしょ」

「残念!零号でした!」


紫「……私の怪獣零号……猛獣なんだよね」

保科「は?」


紫「他と違って、ライオンなの見た目が」

「本当の姿は採集手札として残してる」


保科「……」


紫「はい!これである程度はいった!」

「じゃ、私は帰るから」


保科「ちょ、待や……って居らんし」




家に帰った私は速やかにベッドに横たわって

眠りについた



紫「しばらく外には出ないでおこう」





私が産まれたばかりの頃


そう……産まれたばかりだ

母親のお腹から出たころ


私の親は殺された


怪獣に


胎盤から私のおへそでまだ繋がっている時


昭和病院に怪獣が現れた


これが怪獣がこの世界に初めてきた瞬間だ


私はそれから

不運な少女として生きてきた


怪獣が次々と洗われ


最悪、一街消えた時もある


中学生位の年頃になると私は怪獣に殺されそうになり、覚醒した


怪獣零号


怪獣からしたら一番の強敵


そして昭和時代 たった1人の討伐隊


皆は私が戦う姿をみて

褒めてくれた


街の人私を頼りにしてる


だけどいつの日か、新しい討伐隊ができて

私が倒す意味はなくなった


私の幸せは一瞬だった


そうだ……令和……令和時代になってから

私の存在は消えた

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