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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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私は岡田〇〇。

昔から毎日のように男子から告白されとった。

そして、今日も告白された。

今日の告白の回数は………





5回


多い時は10回以上される時もある。

ない時は無い。

やってそれは私が学校を休んだ時やけ。


なんで、諦めがつかんのやろか?笑

毎日のように思う。

やって、1回告って振られとるのにまた、告るん?笑



みんな、手紙やらLINEやら直接会いに来て告ってくる。



私は、絶対に振る。

理由は、ただ1つ




中間淳太くんが“好き”やから。




でも、淳太くんも毎日のように告白されとる。

いつ他の女の子に奪われるかは分からへん。


だから、キッパリ告った男子を振っている。


でも、今日は何かが違うんや…

それは…




重岡『〇〇ちゃんっ!』



クラスいや学年いや学校一モテている重岡大毅くんが私に話掛けたからや。

でも、淳太くんよりは好きやない。



やって重岡くんは……







大猫を被っとるから…


あまり良い印象ではない。


〇〇『重岡くん、どうしたん?学校一のモテモテが私に話し掛けるなんて…』


重岡『〇〇ちゃんやってモテモテやろ?笑』


重岡くんは笑っていた。

つい彼の笑顔に見入っていまう。

左だけに出来るえくぼが可愛い。


重岡『どうしたん?笑 俺の顔に何か着いとる?』


えっ…

重岡くんの顔がすぐ近くにあった。


〇〇『顔っ…近いっ!//』


思わず顔が赤くなってしまった。

照れへん女の子おる?笑


重岡『顔、赤いで?笑』


俺に照れてくれる〇〇ちゃんにキュンとしたのは内緒 笑

少しは俺のこと意識してくれてるんや〜


とても嬉しかった。


〇〇『てか、重岡くんが私に何の用なん?』


重岡『っ……スウー』


〇〇(ん?)


大きく深呼吸をして言う。


重岡『俺の……彼女になって下さいっ!…//』


良かったε-(´∀`*)ホッ

告れた〜



は?え?

どういうこと…

重岡くんが私を?

ないない!笑



そう。私は重岡くんの告白には答えられない。

だって…


〇〇『重岡くんって顔だけやん…』


重岡『いやちゃうって!!付き合えば分かるって!!』


でも…重岡くんは大猫被りだ。

そして…




私には好きな人…中間淳太くんがおるから。


〇〇『ごめんなさい…私“好きな人”おるからっ!』


重岡『えっ……』


今までニコニコ天使で女の子全員落ちたのに…〇〇は俺に惚れんかった…

ほんまに〇〇のことが好きやのに、〇〇は…


ごめんなさい…私“好きな人”おるからっ!


と言って俺を振った。


毎日のように告白されている俺が人生で初めて振られたこと。それと…





〇〇に好き人がおったことにとても驚いた。


いつも欲しい物なら必ず手に入っていたのに好きな人は手に入らん…



神様は意地悪や…



そう思った時…



ガラッ


誰が俺と〇〇がおる教室に入ってきよった。


空気読めや…笑



そうやなくて、その人は…


中間『〇〇っ〜!』


俺と〇〇と同じクラスの中間淳太やった…


そして、〇〇は…


〇〇『淳太くんっ!』


パアッーと笑顔になり中間のところに行き…





どちらともなく抱きついておった…



重岡『えっ……』


どういうこと?…その言葉しか思いつかんかった。



中間『〇〇、帰ろっか!…//』


〇〇『うんっ!…//』


そう言ってハグから手を絡める。


〇〇が好きな人って…






中間淳太…




アイツが〇〇と教室を出ていく時、見てしまったんや…




俺を敵視するような目で見てきたことを…





あと、さっきから思っておった。


なんで、中間は〇〇を呼び捨てで呼んでおるのに

〇〇は中間を“淳太くん”と呼ぶのだろう。


俺には関係無いかもしれへん。

〇〇と中間との関係やから。


でも、中間に腹が立つ。


付き合ってもおらんのに、〇〇を呼び捨てで呼ぶからや。


もしかしたら、これから付き合う予定なんかもしれへん。



それがどうしても怖かった。



〇〇が中間に奪われるんやないかって。




やから思ったんや。



神様…〇〇を惚れされることはできますか?…




って。


——–キリトリ線——–

今日の写真はこちら!

画像

俺に…!!惚れてください!!!!

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