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中間『重岡と何してたん?』


学校からの帰り道、淳太くんが心配そうに聞いてくる。


〇〇『ん?なんもあらへんよ。』


そんな訳ない。

やって、重岡くんに告白されてたやんか…


今、淳太くんにそのことを言ってしまえば…



もう、淳太くんは隣にいなくなってしまう…


“好き”すら伝えられへんと思う。やから、


嘘をついた…


中間『あんまり重岡と関わるなよ。』


〇〇『えっ?どういうこと?…』


『重岡とは関わるなよ。』ってどういうこと?…

嫉妬…なわけないかっ!笑


中間『〇〇なら分かるやろ。』


〇〇『えっ、…どういうこと?…』


『〇〇なら分かるやろ。』と言われても鈍感な私には分からない。


中間『重岡…猫被ってるやろ?…』


〇〇『そう、だね。』


返事をするのに一旦躊躇った。

まさか私が思ってたこととまったく一緒だったから…


中間『あと…俺のこと…』


〇〇『え?』


淳太くんは言いずらそうに話す。


中間『〇〇…俺の気持ち分かるやろ?…』


〇〇だけには分かって欲しい。

〇〇のことが 



好き


っていうことに…


〇〇『ん?ん?えっ?どういうこと?』


はー?!全然分かってないやん!!

鈍感過ぎるやろ!〇〇は!笑


そんな〇〇も愛おしい。


俺って重症やな〜


中間『言わせるなよ//』


〇〇『いーやっ!言わないと分からないってば!』


ハァ━(-д-;)━ァ… なんで〇〇は分かってくれへんの?…

本人の前で言うのが恥ずいから分かって欲しいんに…


中間『その事はもうええよっ!笑』


俺は笑って誤魔化した。


〇〇『ふーん。わかった。』


やから〇〇も誤魔化した俺を何とも思わんかった。


『わかった。』の意味が

『俺は〇〇のことが好き』という意味に繋がればええな〜と思う自分がおった。





〇〇『じゃあね👋淳太くんっ!😊』


中間『おんっ!//』


〇〇は、笑顔を浮かべていた。

俺に手を振って帰っていく。


中間『ライバル登場か…』


重岡大毅

お前に〇〇は渡さへんでっ!! 


ましてや惚れさせることなんてさせへんっ!


俺は必ず〇〇と付き合うんやっ!!!


中間『好きやー!!』


〇〇への愛を誰もいないであろう路地で大きく叫んだ。


でも…


重岡『中間…』


中間の好きな人は〇〇ちゃんで

〇〇ちゃんの好きな人は中間淳太…


つまり…


重岡『俺は…論外…』


中間のライバルになれるんやろか?…

もしかしたらライバルにもなれへんかもしれへん。


やって2人は…




両片思いなんやから…




(中間side)

〇〇に『重岡と何してたん?』と聞いたら

『ん?何もあらへんよ。』と帰ってきた。

嘘や…


それぐらい俺やって分かる。

やって…



見てしまったのだから。


重岡に告白されているところを…



——–キリトリ線——–

次回、淳太くんが見たものとは?!

これから両片思いの行方とは?!


今日の写真はこちら!

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