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彗「え、角…?尻尾!?!?」
???「あ、すみません。怖かったですよね………私のことは忘れてください」
彗「え、あ、はい……」
フラッ
バタン!
???「ほぇ…」
彗「えちょ!?大丈夫!?」
???(やばい……お腹が…空き、すぎて……)
彗「……気絶した?」
彗(ほって帰るにもいかねぇし…一旦連れて帰るか……)
あたたかい……
それにいいにおい……?
???「!」ガバッ
彗「あ、起きたか?」
???「あの…ここは…?」
彗「あー、僕の家。2時間ぐらい寝てたよ」
???「えぇ!?すみません!すぐ出ていきます!」バッ
ぐうぅ〜
???「あ……」
彗「スープ作ったから食ってけよ。ほらここ座って」
???「……はい」
ズズズ……
???「…!おいしい……!」
彗「そりゃよかった。君名前は?」
???「すみません、自己紹介が遅れました。私はノアといいます」
彗「ほーん…何歳?」
ノア「えっと、10歳です」
彗「僕は水葉彗。14歳」
ノア「あの……ご両親は?」
彗「あー……どっちも忙しくて家帰ってこないんだよね。だから今一人」
ノア「そうなんですか…」
彗「ノアちゃんは?親いないの?」
ノア「えっと……多分いなくて……気づいたらこの街にいて、食べれるものを探しながら……」
彗「そっか…」
彗(訳ありっぽいな……このままほっとくわけにもいかねぇし…)
彗「ノアちゃん。うちで暮らさないか?」
ノア「えっ……?」
彗「お金ならあるし、母さんも父さんも帰ってこない。だから……」
ノア「そんな、迷惑かけられませんし、私一人でも生きていけます!」
彗「………大丈夫?」
ノア「はい!」
彗「でも……今夜だけでも泊まっていってくれよ。もう夕方だし、そんな見た目じゃ捕まるかもだろ?警察とかに」
ノア「あ…確かに……それなら一晩だけ……」
彗「じゃ、ちゃんとした飯作るか」
彗「あーお腹いっぱい」
ノア「美味しかったです」
彗「あ、風呂はいる?」
ノア「あの、風呂とは……」
彗「マ?じゃあ一緒に入るか……」
ジャバァァァァ
彗「何か髪からすごい…黒っぽいのが……」
ノア「汚れ…ですかね」
彗「えぐい……」
ノア「ふえっ」
彗「あ、ごめん目に入った?」
ノア「痛い……」
彗「ごめん〜てあれ?何か目の色ちがう…?」
ノア「え、あ、ほんとだ……鏡とか見たことなかったので知りませんでした」
彗「まぁいいや。体洗うよ〜」
ノア「ほあああ⁄(⁄ ⁄-⁄ω⁄-⁄ ⁄)⁄」
彗「さっぱりした〜」
ノア「次から一人で入ります!///」
彗「え、今夜しか泊まらないんじゃなかったの?」
ノア「あ」
彗「じゃあ今日からこの家で暮らすってことね?おけ」
ノア「ちょ、ちょっと!勝手に決めないでください〜!」
彗「ははは!冗談だって、明日にでも決めればいいよ。そんなことよりゲームしようよゲーム」
ノア「げ、げーむ……知ってはいますが触るのは初めて……」
彗「じゃあチュートリアルから始めるか」
ノア「あちょ、彗さん!それはダメですよ!あぁっ!」
彗「はは、まだまだだな!」
ノア「よし、くらえ!」
彗「く、ここで必殺技だと…!?」
ノア「やったぁ!勝ちました!」
彗「ノアちゃん上達早すぎんだろ!あ、もうこんな時間か……そろそろ寝るぞ」
ノア「あ、はい!」
彗「お母さんとかの分の布団あるから、そこで寝といて」
ノア「ありがとうございます……」
布団…初めて入った……
暖かくて、眠気が……