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「届かなかった約束」
バットエンドです!!
(死ネタあるので無理な人は👋🏻゛)
それではどうぞ!!
高校2年生の春。
私は転校したばっかりだった。
知らない学校、知らないクラス。
教室に入るだけでも、緊張した。
担任の先生が言った。
👨🏫今日からこのクラスに来た𓏸𓏸さんです。
教室の視線が一斉に集まった。
席に座ろうとした時、
隣の男のが小さく言った。
???大丈夫?
優しく笑ってくれた。
???俺、柔太朗。
それがふたりの出会いだった。
柔太朗くんはとても優しい人だった。
授業でも分からないところ教えてくれたり、
クラスの友達を紹介してくれたり、
🤍𓏸𓏸、もう学校慣れた?
そんなふうにいつも気にかけてくれた。
気づけば2人は、
毎日一緒に帰るようになっていた。
夕焼けの帰り道。
柔太朗くんはよくくだらない話をして、
私を笑わしてくれた。
私は思った。
この時間がずっと続けばいいのに、
そして夏。
柔太朗くんが突然言った。
🤍 𓏸𓏸好きだ、
𓏸𓏸の時間は止まった。
🤍 俺と付き合って欲しい
私は嬉しくて、涙が出そうだった。
𓏸𓏸 うん…!
ふたりは恋人になった。
それから毎日が幸せだった。
一緒に帰ったり、
休みの日に遊びに行ったり、
電話で遅くまで話したり、
冬のある日、
雪が少し降っていた。
帰り道で柔太朗が言った。
🤍来年も一緒にみたいな。
𓏸𓏸何を?
🤍この雪。
私は笑った。
𓏸𓏸うん、絶対!
それは2人の小さな約束だった。
でも、春が近づいたある日。
柔太朗が学校を休んだ。
次の日も、
その次の日も、
私は心配になって、LINEをした。
𓏸𓏸大丈夫?
しばらくして返信が来た。
🤍ごめんちょっと体調が悪いだけ。
でも、その後も、学校には来なかった。
数日後
私はやっと理由を知った。
クラスメイトが言った。
👩💻柔太朗さ、入院してるらしい。
𓏸𓏸え、?
胸がざわざわした。
病院に行くと、
ベットにいる柔太朗くんがいた。
少し痩せていたけど、
いつもの笑顔だった。
🤍𓏸𓏸来てくれたんだ。
私は涙をこらえた。
𓏸𓏸心配したんだよ。
柔太朗はすこしたってから言った。
🤍実はさ、
そして小さな声で言った。
🤍俺、結構重い病気なんだ、
私の頭は真っ白になった。
🤍でも大丈夫だよ。
柔太朗くんは笑った。
🤍ちゃんと治すから。
私はうなずいた。
𓏸𓏸うん、待ってる
それから私は、毎日のように病院に通った。
一緒に話したり、学校のこと話したり、
でも、柔太朗くんは少しずつ弱っていった。
ある日
柔太朗くんが言った。
🤍𓏸𓏸
𓏸𓏸なに、?
🤍もし俺がいなくなっても、
私はすぐに言った。
𓏸𓏸そんな事言わないで、!
柔太朗くんは少し笑った。
🤍ごめん。
数日後
夜、私のスマホに連絡が来た。
👨⚕️柔太朗くんが危ないです。
急いで病院に行った。
病室に入ると、
柔太朗くんが横になっていた。
私は手を握った。
𓏸𓏸柔太朗、
柔太朗は、ゆっくり目を開けた。
🤍𓏸𓏸…
弱い声だった。
私の涙は止まらなかった。
柔太朗くんは小さく笑った
🤍雪、また一緒に、見たかったな。
私は泣きながら言った。
𓏸𓏸来年見るよ、!絶対みるから!
でも、柔太朗くんは静かに言った。
🤍ごめん…
そして、そのまま目を閉じた。
つぎの冬、
雪が降っていた。
私は一人で帰り道を歩いていた。
てぶくろの中には、柔太朗君からもらった
小さなキーホルダー。
私は空を見上げた。
𓏸𓏸 柔太朗君、雪、降ってるよ。
涙がこぼれた。
あの日の約束はもう叶わない。
でも私の心の中には、柔太朗君がいた。
それは、一生消えない恋 だった。
END…