諄「おい起きろ、バカ」
諒『んー….』
『あと10分….』
諄「ざっけんなさっきから同じことしか言ってねえじゃねえかよ」
諒『へー…』zzZ
諄「…」怒
現在13時。
そして俺がコイツを起こし始めてから約2時間が経つ。
今日コイツは何やら出かける約束があるらしく、俺に時間通り起こすよう頼んで来たのだが、
諒『……zzZ』
ぜんっぜん起きねえーーーーーー
とっくに時間すぎてるし
あーイライラする!
諄「….チッ…人に頼んどいてなんなんだコイツは」
「もう遅れても知らねえからな」
俺はムカつく面を後にして扉を勢いよく閉めた
バタンッ
無駄な時間を使った気しかしねえな
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数分後
ドタバタダンダンッ
ズドドドドッ
バタンッ!!
諄「…..?」汗
何やら2階が騒がしいんだが
ドタドダドタッ
ダンっ!
諒『やっべえ寝すぎたーー』
『うわ…助手さんからのLINEめっちゃ溜まってるし…』
『まだ間に合うかな』汗
俺は珍しく慌てている彼の姿を見て少し優越感に浸る
そしてその勢いでカマをかけてみる
諄「俺は起こしたからな?」
「起きなかったお前が悪い。自業自得だw」
すると彼は焦った様子で半履きのスニーカーをトントンっと地面にやって
戸に手をかけたあと振り返りこちらを向いた
諒『起こしてくれてありがとな。諄。』
『助かった。じゃ、行ってくるわ』
諄「は?」
彼は威勢のいい声を残し日向の中へ駆けて行った
諄「……はぁ」
「何が助かっただよ…起きれてねえじゃん…」
「ムカつく」
俺はふとスマホをスライドし一枚の写真を見つめる
「表情筋相変わらず死んでやがったわ…笑」
「フッ…笑」
「…..やっぱ変わってねえなのか…笑」
「たまには…帰ってくんのもいいかも知れねえな~…」
俺はそう思いながらそのままソファーへダイブする
ピコンッ
諄「んあ?」
アイツからか
えーっと…
《諒:財布忘れたわ。来て》
「おいふざけんな!!おかしいだろ!!」
やっぱり良くないかも知れない。
コメント
8件
... すごく好きですね...()
ファァァめっちゃすき でもやばいんで〇んできます