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腹上死
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私は、ずうっと、子どもの頃から夢だったイギリス留学という夢を叶えた。
ロンドンの景色。ウェールズの大きな綺麗なお城。全てを包み込んでくれそうなタワーブリッジ。すべて夢描いた通りだ。
私がこの夢を叶えたいと思った理由。それは、ヘタリアというアニメだ。そのアニメで「イギリス」というキャラを好きになったところからだった。今は、イギリスのキャラソン「今日を楽しもうぜ」で歌われていた歌詞、「夕暮れのロンドン」を歩いている。本当に歌の世界に入ったみたいだ。イヤホンを耳に突っ込み、イギリスのキャラソンを聞きながら夕暮れのロンドンを堪能している。
「綺麗だなぁ。どこを見ても無駄がない。」
そんな独り言を呟いていると、前に見慣れた金髪が。どこかで見たことがあるなぁ。と思いつつも、少し見つめてしまった。何気なく見つめていると、その金髪が振り向いた。
あの唯一無二の眉毛、翠色の瞳。見慣れた緑色の軍服。
アーサーカークランド 、、?
そう思って固まっていると、アーサーらしき人はハンカチを落として行った。
拾う 、 か。
「こ、これ 、落としましたよ 。」
勇気を持って話しかける。
???「 ?嗚呼。ありがとう。」
声も完璧なアーサーだ。cv杉山紀彰様の声。
すごく見つめられている気がする。
やっぱりイギリスでは黒髪のThe 日本人のような外見は珍しいだろう。1人で納得する。
ふとハンカチに目をやると、刺繍でAと書かれている。深読みしすぎなのだろうが、アーサーのAか?公式設定で刺繍が好き。という設定もあったような。
アーサー ?「あ、その。ありがとよ。」
ツンデレな感じも本当のアーサーだ。
怖いぐらいに。
「ど、どういたしまして。 」
せっかくなら連絡先とかももらった方がいいのかな。なんて考える。
「その、、よければ、 」
「連絡先など……いただけませんか?」
アーサーのような人はキョトンとする。
アーサー 「あ、嗚呼。これ。」
「は、はいっ、」
名前が表示される。 アーサーカークランド
本物だった。死にそうだ。
「あ、ああ、アーサーさんですね、、」
すごく変な喋り方になってしまった。嫌われたら私は終わりかもしれない。
アーサー「嗚呼 。そうだ。…○○……どっかで聞いたことある名前だな 。」
推しにそんなこと言われるなんて予想もしてなかった。死にそうです。
「そ、そうですか 、?」
アーサー「じゃあ 。また連絡しろよ 。」
すっと私に背中を向けると、足早に去って行った。
私はスマホを見つめたまま動けなかった。
連絡先に
「アーサー・カークランド」という文字があるよが私には心底信じられない。
コメント
3件
おっっほ♡ あいしてるわよ
うわあ、夢が叶って異国の地に立ってるだけでも胸がいっぱいなのに、まさか推し本人に出会っちゃうなんて……!「死にそう」って気持ち、めちゃくちゃ分かります。あのツンデレな口調と仕草が原作そのままで、ファンとしてはたまらない展開でした。連絡先交換までの流れ、自然でドキドキしました!次が気になる。