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bigbang
↳ジヨン視点ずっとやっていると飽きてきたので、今回は最初だけヨンベ視点で話進めます!
第九話「かたい絆」
人によっては重く感じるかもです。
&文章ぐちゃぐちゃでわかりにくいです。
一人称変えます…違和感がとんでもない
🐲→僕
🔝→俺
👼→僕
☀️→俺(変更)
🐼→俺
‼️ヨンベ・ジヨン視点‼️
前半ヨンベ視点
後半ジヨン視点
最近、ジヨンの様子がおかしい。
考えが大胆になり、前まで優しかったはずが今は変わり果てている。
🐲「あぁ!!もう!!」
☀️「ま、待て、ジヨン」
🐲「どいつもこいつも…!!」
☀️「おい!!!…」
🐲「はぁ…」
🐲「…頭冷やしてくる」
そう言ってジヨンは部屋に戻る。
長年一緒にいた仲の俺でも止められない程だった。
何故こうなってしまったのか。
この前スンリが教えてくれた。
—昨夜—
それは俺がスンリに相談しにいったとき。
☀️「なあ、スンリヤ、最近ジヨンが…」
🐼「分かってます、変わりましたよね」
スンリはすぐにそう返してきた。
何かを知っていた。
目を見ればすぐに分かる。
☀️「スンリヤ、ジヨンに何があったんだ?」
🐼「…分からないです。」
☀️「嘘だ。何か知ってるんでしょ」
俺がそう言うとスンリは目を丸くした。
🐼「…はい…」
スンリはそう言い、目をうるうるとさせながら話してくれた。
🐼「その…俺がbigbangに戻ると言った時、一時期荒れたじゃないですか」
☀️「うん」
🐼「少しマシにはなったんですけど…今はまた大荒れなんですよ。それが…」
☀️「そうだけど…」
☀️「でもジヨンに何の関係が…」
🐼「ジヨンヒョン、今の状況を見て自分を見失ってるんです」
…
☀️「それはつまり…?」
🐼「無実だと判明されても燃え続けるし、色々な国からネットを通して攻撃をしてくる。それでもヒョン、俺のことを必死に守ろうとしてくれたんですよ。」
🐼「でももう耐えられなかったんじゃないんですか?ヒョン、メンタルが特別強い訳では無いですし」
☀️「…そうか、」
俺が下を俯くと、スンリがまた話を続ける。
🐼「ヒョン、この前俺に何故bigbangに戻って来てくれたのか、と聞いてきたんです」
☀️「…」
🐼「別に恥ずかしい訳では無いので正直に話したんです。またbigbangとしていられることや、弟としていられることがとても誇りだったから。と」
🐼「そしたらヒョン、泣いちゃって…」
🐼「守れなくてごめん、と言われました」
🐼「何度も何度もごめん、ごめん、ごめん、とひたすら言われて…。」
🐼「困ったもんですよね」
🐼「あと、俺が何故そのような事を聞いてくるのかと言ってみたら」
🐼「タプヒョンがbigbangに戻るのに反対の姿勢を見せたから、と」
🐼「タプヒョン、メンバーへの愛の大きさの故にグループから離れることを決意したんでしょうね。きっと」
🐼「まあ、それ以降あんな感じです。」
俺は言葉を失った。
今の状況がどれだけ深刻なのかを知らされたように感じた。
☀️「…」
🐼「俺もどうにかしてあげたいんです」
🐼「でもジヨンヒョン、もう俺達の声なんか聞こえてないでしょ?」
スンリはそう言ったあと、必死に涙を堪えているように見えた。
☀️「…」
そしてスンリは立ち上がり、微笑を浮かべながらこう言った。
🐼「そろそろ俺、失礼しますね。ジヨンヒョンに伝えなきゃいけない事もあるので」
☀️「…あぁ…」
ジヨンに伝えなければいけない事がある…?
…何か事情でもあるのだろうか。
今に至る。
ジヨンは朝食、昼食はもちろん、晩食も拒んだ。
そのため今ではますます元気が無くなっていき、体重は減少。
☀️「なぁ、ジヨン…そろそろ飯をー」
🐲「…」
☀️「久々に俺の手作りをー」
🐲「ありがとう、ヨンベ。でもいらない」
今日もジヨンは食べることを拒んだ。
…なぁ、なんで…。お前は前からこんなんじゃなかっただろ…。
昔と変わらず無邪気でさ…。完璧主義で素直なヤツだったじゃんか…。
これは全部、ネットのせいなのか…?
☀️「…」
☀️「そっか」
俺はどうしようもなく、気分を変えるためにも外へ出た。
空を見渡しているとふと思い出した。
☀️「そうだ…タプヒョン、まだいるかな…」
その途端、どこか遠くで声が聞こえた。
「ヒョーン!!」
☀️「…テソン?」
その声は予想通りテソンだった。
特徴的だからな。
☀️「どうした?」
俺がそう問い掛けると、テソンはこう言う。
👼「そ、その!さっきタプヒョンがいて…」
☀️「うん」
👼「今のジヨンヒョンの状況を伝えたら、タプヒョンが直接会いたい、と…」
☀️「…本当か?でも、思ってる以上に…」
🔝「大丈夫。」
いきなりタプがテソンの後ろから出てきた。
☀️「わっ、…タプヒョン…?」
🔝「…久しぶり、ヨンベ」
☀️「…久しぶり」
久しぶり、とは言ったけれどこの前も会ったけどな…。
少しの間、気まずい空気が流れる。
そしてタプは俺にこう言った。
🔝「…、ジヨンはどこに?」
☀️「本当に会うの?」
俺がそう言うと、ヒョンは深く頷いた。
👼「…ヨンベヒョン、」
と、テソンもこう言った。
二人からのお願いなら…
仕方ないか。
☀️「…分かった」
🔝「…ありがとう。」
俺はヒョンをジヨンの元へと招き入れた。
☀️「…どうなっても知らないよ、ヒョン。」
🔝「…どういうことだ?」
☀️「今のジヨン、何をしでかすか分からない
。関係が崩れてしまうかもだし」
そう言うと、ヒョンは悩んだ。
🔝「…」
☀️「やめる?」
🔝「いいや、大丈夫。」
☀️「…」
彼を見送ったあと、
俺とテソンはそっと後ろから二人の様子を見ていることにした。
それも二人に内緒で。
タプがジヨンの横に腰掛け、話し始めた。
🔝「ジヨン、約束通り会いに来たよ」
🐲「たっぴょん…、来てくれたんだね」
🔝「なあ、ジヨン。最近どうかしたか?」
🐲「どうかって何が?」
🔝「飯もまともに食わないみたいだし」
🐲「…、食べたいんだけど…食欲がわかなくて」
🔝「理由はあるのか?」
🐲「うーん…、」
🐲「ヒョンには関係ないことだよ」
そこから二人は黙りだし、沈黙が続いた。
☀️「あれ…もう話は終わり、か?」
👼「そんな…流石に」
俺とテソンはひそひそと話した。
でももう少し二人の様子を伺うことにした。
🔝「本当に俺に関係ないのか?」
🐲「でも…ヨンベとテソン、いるじゃん」
そうジヨンが口にしたとき、背中が凍りついた。
ば、バレてたのか…?
🐲「ね?ヨンベ」
そう追い打ちを掛けられた。
☀️「あ、…ごめん。気になって」
🐲「大丈夫だよ。でも、少し離れててくれる?」
ジヨンはそう言い、俺達に笑いかけてきた。
☀️「わ、わかった」
俺は無難にそう返し、テソンと一緒に部屋へ戻った。
👼「怖かった、ですね」
☀️「うん…。」
👼「ジヨンヒョン、大丈夫ですかね」
☀️「….タプヒョンがいるからね。きっと大丈夫だと思う…」
俺達のヒョンへの信頼は厚かった。
ジヨン視点
最近、感情のコントロールができない。
ヨンベにもテソンにもスンリにも迷惑を掛けているのは十分に分かりきっているのに。
感情が爆発してじっとしていられなくなってしまう。
今の世間の状況、ヒョンの精神の状態が心配で心配で仕方がなかった。
ネットからはスンリに対するアンチ。
そして ヒョンは心が弱いから、今頃どうしているのか心配。前に会ったけれど、どこか寂しそうだった。
僕が二人を守ってあげたい、支えてあげたいのに、今の僕じゃなんの支えにもなってあげられない。
逆に、僕が支えられている側。
そんな僕に嫌悪感を抱いてしまって、それ以降自分自身を信じられなくなった。
というより見失った。
🐲「…スンリ、大丈夫かなぁ…。たっぴょん、元気かなぁ…。」
🐲「…もう…もう、もう!!」
僕は耐えられなくなり、 声を荒げるといつも最初に来るのはヨンベ。
☀️「なぁ…大丈夫か?」
いつも気に掛けてくれてる。
でも、その優しさが僕の心を抉ってくる。
ヨンベ、…君みたいに優しくて、広い視野を持ててたら…
二人のこと守ってあげれたのかな…。
…なんてね。
そんなある日だった。
リビングには誰もいなく、心配になった僕は誰かいないかと探した。
そしたらスンリの部屋から声が聞こえた。
🐲「…?」
僕がそこを覗くと、ヨンベとスンリが話している姿が見れた。
🐲「…」
そこからは「ジヨン」という名前が聞こえた。
まさか、不満をスンリと一緒に言い合っているのか…?
🐲「はは、……ごめん」
僕はその部屋から一歩下がり、そう言った。
やっぱり。
迷惑かけちゃってた、なぁ。
その時、スンリがその部屋から出てきた。
🐲「…あ、スンリヤ…、ごめんね。」
🐼「…やっぱりいましたか」
スンリは僕の存在に気付いていたかのような事を言ってきた。
スンリはゆっくりと僕を抱き寄せた。
そして僕はスンリに尋ねた。
🐲「ねえスンリヤ…ヨンベってやっぱり僕のこと…」
🐼「何勘違いしてるんですか。ヨンベヒョン、ジヨンヒョンのこと物凄く心配してくれてるんですよ」
🐲「….え…?」
僕が戸惑っていると、スンリは少し笑った。
🐼「さすが、昔ながらの幼馴染、って感じでしたよ。」
🐲「…僕、勘違いしてた…?」
🐼「まあ、そうですね。ヨンベヒョンのこと、しっかり信じて頼ってくださいよ。それと、俺はへっちゃらですから!」
スンリはそう言って、早々と玄関へと向かっていってしまった。
🐲「あ、スンリヤ…、」
🐲「へっちゃら、か」
心配しすぎだったのかも、な。
ありがとう、スンリ。
少しは安心できたかも。
そして また二日後のこと。
僕がご飯を食べずにリビングで考え込んでいると、ヨンベが話しかけに来てくれた。
☀️「なぁ、ジヨン…そろそろ飯をー」
…返す気にはならなかった。
☀️「久々に俺の手作りをー」
手作りか…。久々にたべたいな。
頼れ、とスンリにも言われたけれど、僕にはどうしても無理だった。
もう迷惑をかけるわけにはいかない。
だから僕はこう言った。
🐲「ありがとう、ヨンベ。でもいらない」
と。
そう言ったあと、ヨンベは少し切なそうな顔をしてから、こう言った。
☀️「…」
☀️「そっか」
返ってきたのはただそれだけだった。
そしてヨンベは外へと行ってしまった。
🐲「ヨンベ…」
まあ、そりゃそうか。
いくら優しいヨンベでも、耐えられないよね。
今の僕じゃなにもできない…。
それから何分、何十分と経った。
それでも中々帰ってこなかった。
そんなに僕のことが嫌だったのか…。
🐲「…」
スンリも守ってあげられないし、ヒョンが帰ってこないならもう僕は…
その瞬間、僕の横にヒョンが腰掛けた。
…なぜヒョンがここに…?
僕が少し後ろを見ると、ヨンベとテソンが僕たち二人の様子を伺っているようだった。
そして流れるようにヒョンが喋りだした。
🔝「ジヨン、約束通り会いに来たよ」
…約束、覚えてたんだ。
どう僕に会いに来たのかは分からないが、
僕はそんなことより嬉しさに浸っていた。
🐲「たっぴょん…、来てくれたんだね」
正直言えば、もう会えないと思っていた。
ヒョンはすぐいなくなってしまうからね。
その時、ヒョンは僕に尋ねてきた。
🔝「なあ、ジヨン。最近どうかしたか?」
…
🐲「どうかって何が?」
🔝「飯もまともに食わないみたいだし」
あぁ。
ヨンベかテソンに相談受けたのかな。
…迷惑掛けちゃってるなぁ。ずっと。
🐲「…、食べたいんだけど…食欲がわかなくて」
🔝「理由はあるのか?」
🐲「うーん…、」
ここは言うべきなのだろうか?
ヒョンに言ってもいいけれど、ヨンベとテソンがいるし…。
🐲「ヒョンには関係ないことだよ」
僕がそう言うと、しばらく沈黙が続いた。
そしてヒョンがまた話し始めた。
🔝「本当に俺に関係ないのか?」
….
🐲「でも…ヨンベとテソン、いるじゃん」
🐲「ね?ヨンベ」
僕がそう言って振り向くと、二人ともビクッとした。
☀️「あ、…ごめん。気になって」
なんだ、それだけか。
でも今はヒョンにだけに話したいことがあるため、離れててもらうしかなかった。
🐲「大丈夫だよ。でも、少し離れててくれる?」
☀️「わ、わかった」
彼らが去ったあと、ヒョンはこちらを見てきた。
🔝「なにか話したいことでもあるのか?」
🐲「…ヒョン。」
僕が名を言うと、ヒョンは首を傾げる。
🔝「どうした?」
🐲「もう一度聞いてもいい?」
🔝「…ああ」
ヒョンは何かを察したかのように頷いた。
まあ、でも
🐲「bigbangに…」
どうせ…
🐲「戻る気は無い?」
答えは決まってる。
🔝「….」
戻る気は無いんでしょ…。ヒョン。
🔝「…ジヨン、その事だが、」
ヒョンはそう言った。
戻る気はない、と言わずに。
🐲「その事って…?」
🔝「ジヨン、これ。見てくれ」
ヒョンはカバンから取り出したものを僕の前に差し出してきた。
…え?
僕はそれを見たあと、涙が止まらなかった。
ヒョン…、ヒョン…、
僕は差し出された紙からゆっくりと目を離し、ヒョンを見つめた。
その時ヒョンはにっこりと優しい顔をしていた。
🐲「たっ、ぴょん…」
自分で読み返しても面白くない…
見直し足りてないので誤字脱字ヤバいかもです…!
エンディングを二つに分ける予定何ですが少しハプニングがありまして…。
ハッピーエンドとメリーバッドエンドに分けるつもりだったんですが、メリバの方でとても内容が似てしまっている作品を見つけてしまって…😔
メリバやめようか迷い中です💭
コメント
7件
メリバも良ければ見たいです!! スンリのためにジヨンが病むのいい、、
できればメリバの方も見たいです…🙏🙏今回も最高でした🥲👊
センシティブになってる...?