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mico
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コメント
6件
はぁ♡距離縮まってきた…?! この後も楽しみです♡♡
ちょっとずつ3人がいい方向に向かっててうれピーマン🥰
設定¦吸血鬼パロ
💛🖤···▸吸血鬼 ❤️···▸人間
※ ・ご本人様には一切関係ございません。
⚠︎︎吸血シーンあり⚠︎︎
苦手な方はスクロール❌
お好きな方は是非ご覧下さい。
↓↓↓
[4話]
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✕side
宮舘は静かに目を開ける。
知らない間にブランケットに包まれて眠ってしまっていた。
まだ炎が大きく揺れていて暖かい。
でも隣に岩本と目黒はいなかった。
❤️ 「……あ」
❤️ 「…今なら……」
宮舘は急いで立ち上がる。
そして音を立てずに部屋から出る。
広い屋敷に迷いながらも、なんとか玄関へ辿り着く。
そのまま屋敷の外へ───。
◇◆◇◆◇
❤️ 「え、また夜…?」
ここに来てから一度も朝日を浴びてない。
まるで朝が存在しないみたいだ──。
寒さに耐えながら、宮舘は出口を探す。
無駄に広い庭を駆け回っていると。
宮舘の前に───昨日の門が現れた。
❤️ 「……あった…!」
その門に近づいて、強く重力をかける。
────開かない。
昨日と同じで門はびくともしない。
❤️ 「なんで開かないんだよ……っ」
───────
────
目黒side
🖤 「すごい頑張ってる……笑」
💛 「可愛い」
🖤 「確かに。早く諦めないかな?」
暖炉の部屋。
目黒と岩本は、窓から宮舘の様子を観察していた。
出たくても出られない宮舘を、
二人は愛おしそうに眺めている。
💛 「あ、諦めた?」
🖤 「……いや、まだ門 叩いてるよ」
💛 「相当諦めが悪いな」
🖤 「躾ける?」
💛 「……それはちょっと違う」
岩本はそう言うと窓から離れる。
部屋から出ていこうとするのを、目黒が引き止めた。
🖤 「えー、もう行くの?まだ見たいな〜」
💛 「いいから。可哀想だろ」
🖤 「まぁそれもそう」
────────
─────
その頃、宮舘はまだ門に執着していた。
何度も押す、引くを繰り返す。
それでも門は開かない。
肩で呼吸する宮舘。
その背後には二人の姿が───。
宮舘はそれに気づいていない。
🖤 「もういい?」
💛 「うん。」
ゆっくりと動き出す影。
足音だけが近づく。
❤️ 「お願い…開いて……」
ガチャッ、ガチャン、!
門は無駄に大きく音を鳴らすだけ。
そんな事をしてる間に、二人の気配はすぐ後ろに。
そしてついには───。
🖤 「もう気は済んだ?」
❤️ 「……っ!!」
💛 「頑張ってたね、お疲れ様。」
その声を聞いた瞬間、宮舘は固まる。
怒るわけじゃないし責める言葉でもない。
でも二人からは逃げられないと悟ってしまう自分がいて───。
💛 「帰ろっか」
❤️ 「……っ」
宮舘の手を優しく引いて、三人は一緒に屋敷へ戻っていく。
その帰り道、宮舘はやけに静か。
俯いたまま一言も話さなかった。
トボトボと二人の後ろを着いてくる。
その顔は分かりやすく落ち込んでいた。
🖤 「ねぇ、そんな悲しまないでよ」
💛 「なんか俺たちが悪者みたいじゃん」
❤️ 「……」
話しかけても、宮舘は返事をしない。
二人は少し戸惑う。
🖤 「こういう時ってどうしたらいいんだ?」
💛 「分かんないな、人間の扱い……」
何故か逃がしてくれない吸血鬼。
何故か苦しそうな顔をする人間。
お互い相手を理解出来ないのだ。
価値観も受ける感情も分かり合えない。
🖤 「岩本くん、」
目黒は岩本に耳打ちする。
💛 「それで喜ぶなら……」
🖤 「分かんないけど、いける気がする」
声を潜めてそう言うと。
二人は振り向いて宮舘を見る。
そして、宮舘の手を取って
”ある場所”へ向かう。
❤️ 「な、なに……?」
💛 「いいから、着いてきて」
🖤 「気分転換でもしよ」
────────
─────
ーーバルコニー。
扉を開けて外へ出ると。
そこには何とも美しい光景が広がっていた。
無数の星が輝く夜空。
森を超えた先には、街の光が蛍のように浮かんでいた。
まるで映画のワンシーンのようだ。
二人は宮舘の表情を伺いながら問う。
💛 「どう?綺麗でしょ」
🖤 「気に入ってくれたら嬉しい」
❤️ 「……?」
❤️ (俺を、励まそうとしてる……?)
落ち込んでた宮舘の口元が微かに緩む。
そしてゆっくり夜空へと視線を上げる。
❤️ 「……綺麗」
ふと、思った事が素直に零れ落ちる。
完璧に信頼した訳じゃない。
でも、この二人の優しさは偽善じゃない。
そう思いたいだけなのか、それとも───。
宮舘はバルコニーの柵に手を置く。
💛 「…意外と大丈夫そう」
🖤 「人間って案外単純だね」
二人はそんな宮舘の後ろ姿を見守る。
すると。
ふわっと夜風が宮舘の髪を揺らす。
───ふと首筋に目が行く。
風に乗って、宮舘から血の香りが二人まで届く。
くらっとする程の血の匂い。
二人の理性が徐々に崩されていく。
気づけば、目黒は後ろから宮舘を抱きしめた。
❤️ 「え?」
🖤 「……気に入った?」
❤️ 「まぁ、悪くはないですね…」
ぶっきらぼうにそう言う宮舘。
目黒は耳元でふっと笑う。
🖤 「じゃあ… ”お礼”もらっていい?」
💛 「おい目黒、今日は我慢しろよ」
そう言いながらも、岩本だって”血”が欲しくて堪らない───。
宮舘はそれを察して黙り込む。
前なら怖くて逃げ出してた、拒絶していたはずなのに。
❤️ 「………不思議です。」
❤️ 「普通なら断る、けど───」
宮舘は試すような瞳で二人を見上げる。
その瞳には微かな恐怖に揺れていた。
だが、二人の優しさを知ってしまった。
そこで宮舘の感情は大きく変化した。
❤️ 「……ちょっとだけなら」
少し顔を赤らめて、俯いた。
二人はほんの少し目を見開いた。
嬉しさと期待が混ざった瞬間。
🖤 「嬉しい……」
そう言って、宮舘の肩に牙を沈めた。
宮舘の身体がビクッと上下する。
❤️ 「ぁ……っ、あぅ…、ッ、」
でも前みたいに抵抗しなかった。
💛 「はぁ……本当に警戒心ないな」
岩本は呆れながら、宮舘の服の袖を捲り上げる。
白さが際立つ白い腕───。
❤️ 「……ぃ゛…!」
首筋、腕、同時に痛みが走る。
声を抑えようと唇を噛む。
❤️ 「っ……ん、ぅ、ッふ…」
必死に痛みと快感に耐えながら、
身体をビクビクと揺らす宮舘。
頭で何度も警報が鳴ってた。
怖い。
危ない。
逃げなきゃ。
でも、目の前の二人が自分を傷つけようとしてる様には見えなかった。
どんなに怖くても、逃がしてくれなくても。
それは二人の歪んだ愛情であり。
不器用な優しさだった。
それが分かってしまった今、完全には信用出来ないけど、
───宮舘に拒む術は無かった。
❤️ (……俺、どうかしてる、っ…)
何で許してしまってるのだろう。
相手は人間じゃない、吸血鬼なのに…。
そう思うけど。
不思議と後悔はなかった。
宮舘は夜空の下で二人の不器用な優しさに溺れるのだった───。
つづく。
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昨日の夜に投稿したかったんですけど、
金曜ロードショー見てたら忘れてしまいました。申し訳ありません。💦
なので朝に投稿いたします🙏