谷先生は警備員に押さえつけられ教室を出ていった。
シラブ「おい、、大丈夫か、、?」
と美樹に言うと
美樹はその場にへたりこんで
「怖かった、、怖かったよ、、」と
消えそうな声で言った。
まだ恐怖が抜けないだろう小さな体は
小刻みに震えていた。
俺は美樹を気がつけば抱きしめていた。
シラブ「大丈夫、、大丈夫だから」
俺はそう言って美樹の頭を優しく撫でて
「心配かけんじゃねーよ、、」と小声で
言った。
美樹は
「白布くん本当にありがとう、、」と
手を回してきてきて言った。
こんな時に思ってしまうのはあれだけど
あー好きだ。
好きな女が男にこんなに泣くほど乱暴にされて
怒りで気が狂いそうだ。
だからきつく抱きしめて
「ほんっとよかった…」と俺自身に言い聞かせるように言った。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
改めて見ると涙で顔がぐちゃぐちゃになって
服もネクタイを乱暴にとられたのか
ボタンも何個か外れて下着が……
俺は持ってたカバンから部活のジャージを
かけてあげた。
それに安心したのか
放心状態だった美樹が口を開いた。
『白布くんが来てくれなかったら私…』
そんな事。
「もう、大丈夫だから」
と言うとまた美樹はぶわぁと泣き出し
『ありがとう白布くん〜』と俺に抱きついてきた。
「…服につくだろが」
本当によかった。
コメント
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はぁ"ぁ"ぁ"....... まじかっこいい