どうも!紫蘇ㄘャンです!
最近、色々と大変でなかなか作業できなくて辛たんですけど、頑張ります!笑
前回のお話の前置きに、リクエスト募集したんですけど、、、、。
コメント下さい!!お願いします!!!
貴方のknmc受け話を聞いて、是非参考にさせて頂きたいし、こんな私で良ければ文字に起こしてストーリーを書きたい!!
ただいまこのストーリーを手掛けて居ますが、ネタを提供してくれた方のお話も同時進行で進めておりますので!
なので良ければ!コメントお願いします!!
お願いします!!!
今回のお話は、怪我したknmcのお話です!前半後半に分かれます!
前半(今作)では、knmcとクラスメイトしか基本出てきません!
よろしくお願いします!
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
・誤字や矛盾してる箇所があったりしますが、その時は指摘お願いします!!
「あっ…」
その声と同時に、世界が傾くのが見えた。否、傾いたのは僕自身だった。
マズい…と頭の中で思った時にはもう遅くて、僕はそのまま地面に倒れ込む。
何とか受身が取って、顔から突っ込むなんて事は免れた。がしかし。
「ぃっ……」
立ち上がろうと足に力を入れようとした時、右足首に思いがけない程の痛みが走って、咄嗟に立ち上がる事を辞めた。
どうやら右足首を思いっきし捻ったようだ。
どうしようかと思った矢先、クラスメイトが駆け寄って来てくれた。
「おいknmc!お前大丈夫か?」
「桑原じゃん…いやぁ、足首捻挫したっぽいし、ちょっと擦りむいた」
「うっわぁマジか…腕も、膝もちょっと擦りむいてんな…立てるか?」
そう言いながら、桑原が手を差し出してくる。僕は支えがあるなら、と思ってその手を取って立つのを手伝ってもらおうとした。
「った…」
が、やはり右足首が痛む。そんな僕の様子を見て、咄嗟に桑原が僕の腕を持って自分の首に回して、支えてくれた。
お陰で左重心でなら立てる事が出来た。
「ごめん、助かる」
「良いってことよ…てかこの状態で歩けるか?」
「大丈夫」
「……ならこのまま保健室に連れてってやっから」
何故か少し不服そうな桑原だったが、僕のペースに合わせて歩いてくれて、申し訳なさを感じつつも桑原のその優しさに甘える事にした。
「大丈夫か?」
「大丈夫だよ」
2度目の「大丈夫?」を確認してきた桑原だったが。正直、校舎に入るまで歩いたのだが思いの外しんどい。
なのに、目の前にあるのは階段。生憎、保険室は三階にあり、そこまで階段を登らないと行けないと…と考えるともう常に疲れる。
「…お前なぁ?こういう時はもっと甘えろっての」
「はぁ?何が…って、ぅわっ」
少しの沈黙の中、桑原がそんな事を口にした。僕はどういう意味かと尋ねようとした時、不意に体が浮く感覚があった。
…ん?これって……
「っ離せ!これは…これは良くない!」
「大丈夫大丈夫。今は授業中で誰も通んねえから見られねぇし、こっちの方がお前にとっても負担にならねぇだろ?」
なんとも腹が立つ。そんな笑みを浮かべて言うもんじゃないだろ。
そう思いながらもknmcはまだ反抗を続ける。
「んならおんぶで背負って行けば良くない?!わざわざこんな、」
こんな横抱き…所謂お姫様抱っこだ。しなくたって背負っていけば良いだろうに。
誰得だよガチ。僕は言わずもがな得なんて無い。
「まあまあ、大丈夫だって 笑
てかお前軽くね?ちゃんと飯食ってんの?」
「食ってるわ馬鹿っ」
「いっってぇ…」
セクハラ紛いなことを言う桑原のお腹に、グーの拳で一発入れる。
──────────────────
「ありがと」
「おうよ!じゃあ俺授業に戻るけど、先生が来るまで安静にしとけよ」
「んはは、分かってるってば 笑」
保健室を出ていく間際に僕は「保護者か」と口にして突っ込む。
あの後、そのままの状態で保健室まで連れて行ってくれたのだ。
素直に言えばとても楽だった。足の痛みが緩和出来て、きつい思いはしなかった。が、羞恥心が半端なかったので、次やろうとしたら殺めようと決めた。
しかしだが、生憎、保険室の先生は部屋を空けていて居らず、とりあえず、と桑原は入ってすぐ横にある椅子で降ろしてくれた。
あとはこの通りだ。僕は先生が来るまでその椅子に体を委ねて、少し休憩を取る。
先程とは比べて痛みが軽減した。
とは言え痛みはまだある事に違いはないし、さっき1度だけ立ってみようと試みたが、体重を掛けると痛みが増して、真面に立てることすら出来ないでいた。
「…あっ、収録」
何もすることがなく、ただボーっと保険室内に掲げられていたポスターを眺めていた時、不意に『rfmo』と脳裏に浮かび上がった。そこで今日、収録がある事に気付いた。
「いや、でも…」
ふと、思い出した事があって、つい独り言のように呟く。
確か、今日の収録は座って何かをする収録が多かった気がする。多いというか、多分全部座って撮影だ。
僕はそれを思い出して、内心ガッツポーズをする。それと同時に、ガラガラと保健室の扉が開いた。
「ってあら、knmcくんじゃない。珍しいわね、貴方が保健室を利用するなんて…何処か怪我でもしたの?」
僕を見るなりそう言う先生に僕は「あはは…」と苦笑いをする。
「いやまぁ…足捻っちゃって」
「あらら。今やってる体育の授業で?」
「あ、はい。走ってる時に捻挫したぽくて、真っ直ぐ立てれないというか…」
僕は先生に事細かく、怪我した理由、桑原が送ってくれたこと、今の状態を順に追って説明した。
「なるほどね。じゃあ捻挫した方の足、先生に見せてくれる?」
「はい」
僕は先生に捻挫した右足首を前に出す。それを先生は優しく触れる。
「ちょっと動かすわよ」
「っつ…」
右に少しだけ曲げられた瞬間、鋭い痛みが足首に響く。先生は僕の反応を伺って、「うん」と一言だけ呟いた。
「立てない訳では無いのよね?歩いたりは?」
「真っ直ぐ立てないだけで立てますし、しっかりとは歩けないだけで、別に歩けたりはします」
「なるほどね。一応湿布を貼って処置はするけど、それでも痛みが続く場合、直ぐ病院に行くのよ?」
そう言いながら、棚から市販で売られているのを見かける湿布の箱から一枚取り出す。
僕は「分かりました」と返事をする。
「あ、あと。無理はしない事。自分から怪我したこと言えって訳じゃないけど、周りにどうしたのって聞かれても「大丈夫」で済ますのは良くないから、ちゃんと説明して、支えてもらうのよ?」
僕はその言葉を聞いて、ギクッと肩を震わす。
「は、は ~ い…」
思わず歯切りの悪い返事を返してしまうと、先生は「knmcくん?」と圧をかけてくる。
「…貴方はなんでも隠し過ぎなのよ ~ ?全く。まだ子供なんだから、大人に甘えるのも一つの手よ?」
そんな事を喋る先生を他所に、僕は1人考えに浸る。
別に、体壊したとか怪我したに関して黙らなくて良いとは思ってる。ただ、言ってそれを大袈裟な程に心配されるのが、何処かむず痒かった。
それに、行き過ぎた心配も、迷惑を掛けることも僕自身、あまり好きではなかったから。
それが誰だとしても。rfメンだってそうだ。
そんな僕だからこそ、先生の放った言葉が思いっ切り刺さる。
「…って聞いてるの?knmcくん」
「あっは、はい!もちろん」
「…全く ~ 」
どうやら見透かされたみたいだ。
「あら、もうそろそろ授業が終わるわね…どうする?まだ歩けなさそうだし、桑原くんに迎えに来てもらう?」
何故にアイツなんだ。そんな事を内心呟く。
が、足は湿布を貼ったお陰でマシになったと言えばそうなのだが、まだ痛みがある。来てもらった方が有難いまである。
ということで。
「やっほーknちゃん。来たにょ ~ 」
先生の連絡網で桑原が保健室まで来て、飄々とした様子で顔を出した。
「テンション腹立つ」
「なんでだよ 笑
せんせぇー連れてっていい?」
「えぇ、knmcくん。あまり無理しないことよ?」
「…分かりました」
「うぉーし、行っくぞ ~ !」
と、謎にテンションが高い桑原と共に僕は保健室を後にした。
「いやぁ、俺は嬉しいよknmcくん」
目を細め、口角を上げながら嬉々とした声色でそう言う桑原。
「なにおまえ」
「言い方悪ぃな」
そう言いつつも、僕を支えてながら歩いてくれる桑原に、少しの優しさを感じて微笑ましくなる。
「ありがとう、本当に助かったわ」
「良いってことよ!先生も言ってたけど無理すんなよ?」
「分かってるって」
桑原は、教室の中ではなく、教室のすぐ傍まで一緒に同行してくれた。桑原は教室まで行ってやるなんて言ってくれたが、あまり注目は浴びたくなかった為、ここでいいと僕は言い張った。
桑原は渋々、僕の我儘を受け入れてくれた。
「そうかよっ 笑」
「わっ…!」
突然、桑原は僕の頭を撫でてきた。だから思わず手を振り払う。
「やめろっ!ばか!」
「しししっ、じゃぁな」
そう言い残して桑原は自分の教室へ戻って行った。
本当になんなんだアイツ。
ムカムカとした気持ちのまま、僕は教室へ戻った。
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あの後、部活があったのだが顧問に怪我の事を伝えれば、痛みが引くまで暫くの間は練習を避けて、見取り稽古を設けてくれた。
そんな部活も終わって、今はスタジオに電車で直行中だった。
あの時から暫く経つが、自力で歩けるまでは回復して、電車に乗れることが出来た。
しかし、ここが問題だった。
「ぅ ~ … 痛むなぁ」
そう。席が空いていたので、座って気休め程度に息をついていたら、足首がジンジンと痛み出してきていたのだ。
少し無理をしたらしい。と、他人事のように思う。
足の痛みを紛らわそうと車内にある窓上ポスターや揺れるつり革を見ていたら、降りる駅の名前がアナウンスされた。
僕は急いで荷物を持って降車する。
人混みの中で、右足を庇いつつ駅のホームを出て、撮影のスタジオへ向かう。
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「失礼します……あれ、まだ誰もいなかった」
控え室の扉を開けて中を確認してみると、まだ僕以外誰もいなかった。
とりあえず、体を休めようと荷物を置いて椅子に座る。
「ふぅ…」
そんな一息吐く音が漏れる。
それから目線を右足首に移す。ズボンの裾を捲れば、靴下からはみ出ている湿布。それをほんの少しだけ取って見れば、若干赤く腫れていたのが見て分かった。
僕はそれを見て顔を顰める。そして、何事もなかった様に元通りに戻す。
周りが見てもズボンに隠れているから僕が怪我をしているなんて分からないだろうな。
「…ま、大丈夫か」
そう呟いてから、暇なので携帯でエゴサを始める。
ー続くー
コメント
1件
今度下書きの1部を乗っけてどれがいいか言ってもらいましょうかな ~ … いっぱい溜まってあるので…笑