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家族で集まってさぁ朝ご飯と思ったら朝の七時から深琴様来訪、来訪の理由を話せば兄弟は驚き、父 縁は怒り深琴様には謝られた、そして任務やら何やらに巻き込まれぬ様守ろう、と思っていたら一本の電話がかかってきたのだった

暁:「私の電話かな・・・って翔さん?!」

その電話に「はいもしもし」と出ると翔と、もう一人の声が聞こえてきた

翔:「電話)・・・あぁ出たな」

暁:「電話)何故今のタイミングで・・・?」

翔:「電話)いや・・・タイミングどうこうは知らん・・・」

あっやべ、声に出てたと心の中で思ったが本心でしか無いのでどうしようも無い、ただ今は深琴が来ていて内容によってはあまり話をする事は出来ない

秋夜:「電話)何か用事中だったか」

暁:「電話)少し来客で対応中です」

翔:「電話)ならまた後d・・・」

そう言いかけた翔の言葉を遮るように間髪入れず秋夜が話す

秋夜:「電話)そっちが終わってからでも良いが、こっちもお前らが使うもんの選定しねぇと」

暁:「電話)・・・使う物の選定?」

翔:「電話)ああ・・・任務の戦闘で使う・・・」

任務で使う物、深琴が来ていなかったらそっちを優先しただろう案件、だが今は深琴が来ているので対応しなくてはならない、どっちを選んだら良いやら分からない

深琴:「私の事は後回しでも良いから、その翔さん?の話を聞いてあげて」

暁:「そんな、深琴様の事を後回しには出来ませんよ」

そう言われて一度は断るものの「良いから!」と押し切られ、翔と秋夜の話を聞くことに

黒月:「んだよ、何の選定って?」

翠恋:「任務のとか聞こえたけど~」

賀樂:「何か重要なやつー?」

瑠征:「何だか少し緊張します!」

兄弟達がそう言う中、暁は電話をスピーカーに切り替える

翔:「じゃあ話すが・・・要はお前らが任務で使う武器の選定だ・・・」

秋夜:「それぞれ使うモンがバラバラだろうし兄弟合わせて来いよ」

「詳しい事は連合で話す」と言うのでそこで電話は終了、武器の選定とは・・・なんと物騒な、任務で戦闘に駆り出される方が余程物騒ではあるが、どうしても連合に関係の無いであろう深琴にはどっちにしろ物騒なのだ、光来と縁は元から連合関係者所か所属メンパーなのでちっとも物騒とは思わない、今回父と母の同行は必要では無いかも知れない、必要であれば雅や大蛇に深琴の事を任せる

暁:「そこまで言うならまぁ、後回しにします」

深琴:「ありがと、って言うかその選定?に着いて行ってみたいの!」

朱空家:「え?/は?」

コレには驚くしかあるまい、深琴とって物騒の塊でしか無い連合の武器選定に着いて行ってみたいと言うのだから

光来:「多分物騒としか思えない事になると思いますけど」

縁:「まぁまぁ、僕達の同行は無くても良いからここで待つよ」

深琴:「断られても着いて行くからね!武器なんて本家じゃ危ないからって近づけさせてもくれないからチャンスなの!」

兄弟達にどうするんだと言う眼差しを向けられる、両親からも、いやこの家の決定権は私にあるのか?と思えて来たが「断られても着いて行く」とか言い出したので仕方ないな・・・と思いつつ深琴の同行を良しとした

ー陰陽連合 待合フロアー

賀樂:「なっんか久々に来た気がする」

黒月:「まぁだろーな、用無かったし」

瑠征:「任務も新人だからか多くないですしね」

なんやかんや連合に着いたは良いが自分含め兄弟だけでも五人の団体みたいなもの、そこに深琴がプラスで居るので計六人、恐らく翔や秋夜に紹介紛いの事をしなければならないだろうが仕方ない、ひとまず待合フロアで待っているものの「来い」と言った二人は居らず待ちぼうけを食らっている

翠恋:「何か、あの二人居なくない~?」

暁:「自分達から来いと言っておいて・・・ぐぬぬ」

深琴:「気長にって言いたいけど、そうも行かなそうだね」

勿論出来る限り待つのだがあまりに遅いとただ待ちぼうけをくらっただけになってしまうのでとても嫌だ

翔:「・・・🍜Ψ( ‘ч’ ☆)ズルズル」

賀樂:「・・・このラーメン食ってるの翔じゃね」

翔:「正解🍜Ψ( ‘ч’ ☆)ズルズル」

賀樂、暁を除いた兄弟全員と深琴は気が付かなかったとあっけらかんとしている、賀樂は翔を見つけたからそこまで驚かないが、何故暁が驚いて居ないかと言えば「何となくそんな気がしてた」のだそうだ

翔:「秋夜ならメガネの後ろに居る・・・」

秋夜:「よっす」

暁:「わぁーあ何か読めた展開」

何とすぐ近くにいたらしいこの二人、一人ラーメンを啜っていたのは置いておくとして、お面をしていてすんっと立っていられてもただただ気づかずに過ごしてしまいそうなので辞めて貰いたい

深琴:「狐のお面‬・・・」

秋夜:「誰だよこの女子は」

まぁ案の定聞かれるだろうと思っていた事が飛んできた

黒月:「深琴嬢、しばらくウチで面倒見なきゃなんねぇの」

翔:「面倒だなお前らも・・・」

深琴の事をかるーく説明して取り敢えず「大変だな」と言われただけで他は何もなかった、なので電話で聞いた選定の話を詳しく聞きたいと思い話を振ると

翔:「詳しくって・・・電話口で話した通りだからな・・・」

秋夜:「更に詳しくってなると、任務で使う武器、連合じゃ霊式具って言われてるもんをソイツソイツに合ったやつを選定すんだ、案外すぐ決まるぞ」

ー「霊式具」ー

〘陰陽連合 罪祓い〙の任務で使用される個人個人の専用武器、その人個人の性質に合った物を使用する為、様々な種類が存在する

深琴:「(何だか楽しみだわ!)」

一人目を輝かせながら話を聞いている深琴、兄弟達も心做しかワクワクしているようである、武器とは無縁だったために色々なことを知らずにいるが、暁としてもこの選定は少しわくわくする、そこからは翔達二人に案内されて、武器庫に行くことになった、その道中で様々な武器がある事、その人にはその人に合った性質の武器でなければ扱う事が出来ない事、普通なら知らずに過ごせたであろう事、武器庫に着くまでは色々教えてもらった、頼もしい先輩だなと思う

そして、武器庫の前に着いたが流石は武器庫か、とても重苦しい空気が流れている気がする

翔:「見てもあんまオーバーなリアクションすんなよ・・・」

そう言われ少し不安になってしまうが、この武器庫の中はどうなっているやら








ー次回 紅葩紋ー

ーTo be continuedー

同じ刻を家族と共にある為に

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面白すぎてハマってる😉😉😉

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