テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※催眠アプリ続き
視点がコロコロ変わるのと尻すぼみ。
らっだぁさんとそういう関係になってしまい、自身のホントの気持ちも相まって後ろめたさからクロノアさんと関わることが減っていった。
勿論、日常組やT&Kとしての配信とかはする。
それでも極力関わるのは控えていた。
もし、あんなことが彼に知られれば俺は生きていけない。
「……」
そして今日もぴこん、とメッセージが届く。
「っ、…」
─今日も俺ん家に来てね
少しだけ躊躇い、震える指でわかりました、と返信する。
「…、やだ、な…」
らっだぁさんの手元に動画や画像がある限り俺は逃げることができない。
良識ある人と思ってた。
そんな人に、まさか、
暗くなった画面に青褪めた表情の自分が映る。
「…行きたくない」
だから、背後の存在に気付けなかった。
ぽんっ、と肩に手を置かれびくりと体が大きく跳ねる。
「わ、ごめん。そんな驚くと思わなかったから…」
振り返ると眉を下げるクロノアさんが立っていた。
「いちを声もかけたんだけど……何かあった?」
「だ、大丈夫、です…ごめんなさい、クロノアさん」
咄嗟にスマホをポケットにしまった。
やりとりを見られたわけでもないのに怯える。
「トラゾー?ホントに大丈夫?」
心配するように俺に詰め寄るクロノアさん。
後ろめたさから顔が見れず後退る。
「?、どうしたの、トラゾー」
それなのにクロノアさんはどんどん詰め寄ってきて。
「あ、あの、ほんと、大丈じょ…」
遂には背中が壁にぶつかる。
あっ、と思った時には所謂壁ドンをされ腕で囲いをされていた。
「ホントに?何かあったんじゃないの?……俺には、言えないこと…?」
寄せられる整った顔に心臓が爆発しそうで横を向く。
「トラゾー」
名前をすごく呼ばれる。
その度に泣きそうになりながら、必死で込み上げてくるものを抑えた。
「ぅゃ…っ」
無言を貫こうとしたら髪からのぞく耳を撫でられた。
「俺、トラゾーの力になりたいんだ。もっと、頼ってほしいな…?」
「っ…ぁ、…」
助けてほしい。
でも、知られたくない。
「…ま、…た、機会が、あれば…相談させて、ください…」
クロノアさんのこと見られなくて俯く。
こんな俺のこと知ったら嫌われる、軽蔑される。
「……」
肩を押して離そうとしたら手を取られて抱き締められた。
「へっ…⁈」
「どんなことだとしても、俺はトラゾーのこと嫌いになんかならないよ。苦しんでるきみを助けたいんだ。……それとも、俺じゃダメ?頼りない?」
耳元で低く囁かれてびくっと肩が跳ねる。
心配と不安で自信なさげに揺れる声。
「お…お、れ…ッ」
きゅっとクロノアさんの服を握る。
「…………たす、けて…くだ、さい…」
情けなく震える自分の声。
目元が熱くなって、息も苦しくて。
毎日毎日、届くメッセージに怯えて。
「ふっ、ぅ…ぁ、ッ…」
泣くくらい、つらくて。
「大丈夫、俺が助けてあげる」
両頬を優しく包まれて顔を上げられる。
涙で滲んでクロノアさんの顔はよく見えないけど、心配そうに細められる翡翠にぼろっと涙が落ちる。
「ちょっとずつでいいから、俺に話せる?」
周りを見渡し、首を振る。
「ッ、…ここ、じゃ、話したく、ない、で、す…」
他の人に聞かれたらと思うと恐ろしい。
「じゃあトラゾーの家にする?俺ん家でもいいけど…」
「クロノアさん、家族の人といるでしょ…。俺の…」
「あれ?言わなかったっけ。俺、一人暮らし始めたんだよ」
話すのも後ろめたくて、あまり聞いてなかったかもしれない。
「…上の空になるくらい、参ってるんだね」
目元を優しく撫でられて、クロノアさんが苦笑いした。
「泣きすぎ。干からびちゃうよ」
近くのテーブルに置いていたペットボトルの水を渡され、疑問に思いつつも受け取る。
「俺の飲みかけで悪いけど、水分とらなきゃ。ね?」
確かに中身が三分の一ほど減ってる。
「わ、悪いですよ…」
「俺と間接キス、いや?」
こんなこと平気で言える人だっただろうか。
「んなっ…」
いや、別に意識してない相手なら言えるか。
なんて、俺ひとり意識してるみたいで嫌だ。
クロノアさんは全くそんなつもりなんて無いのだから。
「大丈夫なら飲んで」
「は、はい…」
キャップを開けて3口くらい飲む。
思ったより喉が渇いていたみたいでまた3口くらい口をつけた。
「…じゃあ行こうか」
「…ぁ、俺、連絡しなきゃいけない人「大丈夫だよ」…え…?」
「トラゾーは何も心配しなくていいよ」
「でも………ん、?ぁ、れ…?」
視界が眩む。
頭がぼーっとしてきて、睡魔に襲われる。
足元がふらついて倒れそうになったところをクロノアさんに支えられ事なきを得た。
「心身疲れてるからかな?寝ていいよ、……おやすみ、トラゾー」
落ち着いた低い声。
優しく穏やかなその声色に瞼は完全に下りていた。
────────────────
「すごい即効性だな、これ」
パーカーのポケットから包装を取り出す。
ひどい顔をしていた。
怯えた、でも助けてほしい。
そんな表情をしていた。
とりあえずトラゾーをおぶって外に出てタクシーを捕まえる。
「○○○○の×××マンションまで」
行き先を運転手に伝えると、ゆっくりとタクシーは動き出した。
睡眠薬を使ったとはいえすやすやと俺の方に凭れて眠るトラゾーの目元を撫でる。
「トラゾー…」
スマホを開きらっだぁさんにメッセージを送る。
─トラゾーは体調が悪くなったんで帰らせます
俺たち(日常組)の配信の方で支障出たら困るので
既読が付いたかどうかを確認する前にスマホの電源を切った。
ついでにトラゾーのも。
ちらりと見えた画面には通知が来ていた。
何件かは分からないけど、多分たくさん。
「……大丈夫、俺が助けてあげる」
俺なりにね。
────────────────
ふっと重たい瞼が開いて、見慣れない天井に巡考した。
「(クロノアさんの家に行くってなって…急に眠くなって、……)」
どうやらクロノアさんのベッドに寝かせてもらってるようだった。
彼らしい優しい匂いがする。
「俺、…」
起き上がってみたけど妙に頭が鈍く体も重い。
「…クロノアさん…?」
助けてほしいなんて、泣きながら言うなんて俺らしくもない。
大の大人にしかも男なんかに泣きつかれて、さぞクロノアさんも困っただろう。
いくら友人だからと言ってもあんな風に泣くとこ見たら優しいクロノアさんも引くに引けないだろうし。
「……」
ああ言った手前、らっだぁさんとの関係を言わなければならない。
そうなると自動的にクロノアさんに対しての想いも言うことになる。
「(やっぱり、適当に誤魔化して…離れよう)」
それが一番の最適解だ。
この身も綺麗ではないし。
「(いや、綺麗じゃないとか何考えてんだよ俺は。気持ち悪いな…)」
鈍い頭を振って重い体でゆっくり立ち上がる。
人の家の中を勝手に歩くことは気が引けるけど、家主に断りはいるだろうとレバーハンドルに手をかけると反対側から回されたのか、ガチャリとレバーが動く。
咄嗟に身を引くとドアが開いて驚いた顔のクロノアさんが立っていた。
「……あれ、目ぇ覚めたんだ」
「え、えぇ…すみません、急に…」
「…ううん?大丈夫だよ」
廊下の明かりで逆光になって見えづらいけど、にこりと笑い返され恐縮する。
ぱちりと電気がつき明るくなった。
明るさに目を細める。
「トラゾー、今どこか行こうとした?」
ドアの前に立つクロノアさんが部屋の中に入ってきて後ろ手にそれが閉められる。
静かに閉まる音に何故か体が強張った。
「…トイレにでも行こうとしてたの?」
「い、いや、…あの、やっぱ迷惑かけちゃダメかなって思って……帰ろうかと、思っ「帰さないよ」…え?」
そろりと見上げると俺のことを見下ろす翡翠と目が合った。
「っ、つ?」
鋭いその視線に無意識に後退り足の取られた俺はベッドに倒れ込んだ。
「⁈、っ、うわっ⁈」
そこに覆い被さるようにクロノアさんが乗っかってくる。
「言ったよね?頼ってほしいって」
ぎゅっと手首を握り込まれ、思ったよりも強い力に眉を顰めた。
「ク、ロノアさ、ん…ッ?」
「………」
近付く顔に驚いて顔を逸らすと右側の首筋にクロノアさんの息がかかる。
「コレ、らっだぁさんにつけられたの?」
「へっ」
何が、と聞こうとした瞬間そこを噛まれた。
「ひっ、い゛⁈」
「あの人、トラゾーに酷いことしてるんだよね」
血管に沿うようにクロノアさんの舌が這う。
「ぅ、んぁッ!」
どうして知ってるんだ。
「……へぇ、随分感じやすくされてるんだ」
「く、クロノアさん…っ⁈」
バッの前を向くと額がくっつくくらいの至近距離に顔があった。
「!!」
「俺、トラゾーがらっだぁさんに酷いことされてるの知ってるよ。だから、助けてあげるって言っただろ?」
「!!?」
「あとトラゾーが俺のこと好きなのも知ってる」
「なっ、ん…⁈」
押さえられていた手首から手が離され、添わされるように指を絡められる。
「ごめんね?見ちゃったんだ。トラゾーが俺の名前呼びながら触ってるとこ」
「!、っ、ぁ、…」
どうしよう。
嫌われる、軽蔑される、気持ち悪がられる。
ぐるぐると頭の中で混乱してきて目の前が暗くなっていった。
「だから俺たちの間に入ろうとするらっだぁさんのこと許せなくてさ」
「クロ、ノアさ…?」
「俺ね、自分の好きな物とか他人に触られるのすっげぇ嫌なんだ」
指の股をすり、となぞられる。
「っ、ゃ…」
「トラゾーにあの人の痕跡がついてるの許せない」
クロノアさんが噛んできた首筋に息がかかる。
擽ったさに肩を竦めた。
「どんな手を使ってトラゾーのこと酷い目に合わせたのか分かんないけど、俺がちゃんと綺麗にしてあげる」
「え、ぁ、ぇ?」
「好きだよ、トラゾーのこと」
低く掠れた声。
いつもの優しいふわっとした声じゃない。
「へ…?」
「ん?あれ?伝わんない?俺とトラゾーは両想いってことなんだけど」
俺と、クロノアさんは、両想い?
好き?
クロノアさんが、俺のことを?
「う、ぇ?」
「トラゾーの全部、好き。愛してる」
かぷりと耳を甘噛みされ。
「ひぅっ!」
「教えて?トラゾーは、俺のこと好き?」
じぃ、と俺を見下ろすクロノアさん。
少しだけ不安げに揺れる翡翠色に映るのは同じように不安げな顔をしてる俺だった。
「…、お、れ、……そ、の、…っっ、ぁ……」
「うん」
「、、…す、き、なん、です…クロノアさん、のこと、が…、で、も、俺、…わか、んない、まま、らっだぁさんと、ッッ……」
苦痛でしかなかった行為。
それなのに日に日に身体は覚え込まされた快楽を感じていた。
綺麗だとか、汚れたとか。
気持ちの問題なのは分かってるし、女性のように望まないことになるわけじゃない。
「く、ろのあ、さん、に…さわ、って、もらう、資格が、ない、です…」
「それは俺が決めることだよ。言っただろ、俺が綺麗にしてあげるって」
「っ!!」
「トラゾーは俺に触られるの嫌?」
「…、……っ、や、じゃ、ない、です…」
俺の絞り出した声に目を細めて笑ったクロノアさんが次に目を開けた時、自分のモノに手を出されたことが許せない人のカオをしていた。
「極力、優しくするつもりだけど……嫌だったら殴って止めてね」
「そっ、…あなたに、そんなことできるわけがない……そ、れに…」
「⁇それに?」
「す…好きな、人、に…触って、も、らえるの、…嬉し、いで、すもん…」
「……そういうのもらっだぁさんに覚えさせられたの?」
「?…え、?…」
何をとクロノアさんを見上げ返すと小さく溜息をつかれた。
「素ね。……うん、俺が全部忘れさせてあげる。全部俺が綺麗にして塗り替えてあげるよ」
─────────────────
「ぁ、っ、ひゃッ…!」
服を全部脱がせれば至る所にこれ見よがしにつけられてる痕。
それ全てに苛立ち、上塗りするように痕を付け直した。
「トラゾー、ココ俺のにさせて?」
下腹部をとんとん、と指で弾く。
「俺だけのモノに」
「ッッ、く、ろのあ、さん、だけ、の、ものにして、ほし、い…っ」
「いいこ」
慣らして柔らかくなったソコに自身を奥まで挿れた。
「っっ〜〜〜!!」
「苦しく、ない…?」
ふるふると首を横に振って、涙を落としながらトラゾーは笑った。
「嬉し…ッ」
その純粋に喜ぶ表情にぷつりと糸が切れた。
「ゃぁぁあッ⁈」
「ごめん、やっぱり優しくできそうにないやッ…嫌だったら、本気で殴って止めて…っ」
腰を掴んで容赦なくトラゾーのナカを突けばびくりと跳ねる身体。
「あっ、ゃンンッ!、はげ、し、!、っ待っ、ぁあっ、イッちゃ…っっ!!」
吐き出された白濁はトラゾー自身のお腹を濡らした。
「いっぱい出たね」
ベッドのシーツを握り締める手を取って引っ張り上げ俺の上に座らせた。
「んひゃッッ!!」
弱いトコに当たったのかまたびくりと身体が跳ね、俺の耳元で高い声を上げた。
「気持ちいい?トラゾー」
「は、ひ、ッ、きも、ちぃ、い、です…ッ」
「よかった」
自重で深く咥え込む最奥を今度は優しく突き上げる。
「あ゛ッ♡、だっ、めッ♡!奥っ♡」
「ダメ?でも、綺麗にしなきゃいけないからやめないよ」
「くろ、のぁさッ♡♡」
首に腕を回してぎゅっとしがみついてくるトラゾーのおかげで密着度が増して更に深い場所に入る。
「ひあ゛♡⁈」
「自分から誘い込んでくれるんだ♡」
もしこれがらっだぁさんによるものだったら許さねぇけど。
「く…くろ、ぉあさん、…に、しか、しな、ぃ…っ♡」
苛立ちを察したのかぎゅっとまたしがみつくトラゾーの背中を撫でる。
「ひゃンンッ♡♡」
「そうだね、俺以外にはさせないから大丈夫か♡ほら、もっと奥触ってあげる♡」
強く押し付けるように動かせば首を仰け反らせて潮吹きした。
「す、きッ、くろのあさん、好きッ♡♡」
「俺も好きだよ♡トラゾーと気持ちいいことできて、嬉しい♡」
きゅっと締まる後ろに、ハッとしたトラゾーが俺の肩に顔を埋めた。
どうやら無意識でしたらしい。
「可愛いすぎかよ…ッ♡」
腰を掴み抜き差しを激しくする。
掻き乱すように、ぐちゃぐちゃにするように。
「ヒッ⁈、ゃ、やッ♡は、はゃ♡⁈ぁ゛ッ♡!、ま、ま゛ッ〜〜〜♡♡!!」
「待たない。俺の覚えるまでやめねぇから♡」
部屋の中に響き渡るやらしい音にトラゾーが耳を塞ごうとしたけどそうはさせない。
両腕を掴んで下に引っ張る。
「ぁ゛っ、っ♡♡゛♡!!」
「ちゃんと聞いて?俺とトラゾーがナニをして出てる音か」
耳元で低い声で囁くと、ナカがきゅぅうと締まった。
「ほら、ナニ、してるのかな?俺と、トラゾーは」
「は、ぁひッ♡♡ぇ、っ♡!、えっちな、こと、してま、すぅ…ッ♡♡!!」
「そんな生易しいモノじゃないだろ?ちゃんと答えて?」
結腸を先でとんとんと突くと、びくびくと腰が震えていた。
「俺と、トラゾーは、今、ナニ、してるのかな?」
「ひッ、んんぅっ♡♡!、く、ぉ、のぁひゃん、とッ♡おれ、はぁッ♡、ぃ、今ッ、せ、…せっく、す、して、ますぅゔ…ッッッ♡♡♡!!」
トラゾーは涙や涎でぐちゃぐちゃになった顔で俺を見上げ、恥ずかしがりながら喘ぎ叫んだ。
「正解♡そうだよ、愛し合ってる者同士がスることシてるんだよ♡♡」
ナカイキしたのか何も出さずにイッたトラゾーの荒い息が耳にかかる。
「はーッ♡、…は、ぁっ♡…ん、ッ♡♡」
「っっ♡」
「⁈ひゃぇ♡⁈ど、し、…⁈おおきく、…ッ♡⁈」
「トラゾーのせいかな♡」
「はぁンンッ♡!」
大きく重くなっていく自身を埋めるようにぐっと突っ込む。
「ら゛ぇえっ♡もぉ、ッいっぱぃ♡♡!!」
繋がった部分を撫でると嬌声が上がった。
「いっぱいナカに出してあげる。トラゾーはちゃんと受け止めてね?」
「く、ろ、のあさ、んのッ♡⁇」
「うん」
「や、ったぁ♡」
トラゾーは嬉しさで破顔したように笑った。
切れた糸は完全にバラバラに切り刻まれ、本能の中に落ちていた。
「たくさん注いでやるから溢すなよ♡?」
「ここに、だし、てッ♡くだ、さぃっ♡」
下腹部を嬉しそうに撫でるトラゾーに溜めていたモノを長い射精感と共にナカに注ぎ込む。
「♡♡〜〜〜っつ♡♡♡!!」
「っ、く、ぅ…ッ!」
おさまらない自身を一旦ナカから引き抜く。
ベッドに倒れ込むトラゾーのソコから白濁がこぽりと溢れてシーツに伝う。
その光景に、おさまるどころか更に反応を示す自身の先端をヒクつくトラゾーのに再度、押し付ける。
「ふぁッ、ん♡!」
「蓋しなきゃね♡?」
寝転がって後ろから優しく突き上げればきゅっと身体を丸めて締め付けるトラゾーがいじらしい。
「トラゾー♡」
快楽に染まった顔で振り向くトラゾーの口を塞ぐ。
舌を絡めれば辿々しく応えるように舌を絡めてくれた。
「ふ、ぁ、んッ♡♡んぅっ♡」
「ん、ッ」
腰を抱いて下からの突き上げをしていると、ゆるゆると腰を動かすトラゾー。
「ぉ、れ、もッ♡くろのあさん、きもち、よく♡して、あげた、いっ♡で、す…♡」
慣れないことをしてるのに、俺の為にと頑張ろうとする姿に背中が興奮で震えた。
「ん゛んッ♡♡!!ま、だ、おっき、く、…♡♡⁈」
自分でも驚くくらい大きく反応する俺のモノ。
トラゾー本人は焦らしてるつもりはないと思うけど、ゆっくり引き抜き奥まで咥え込むその拙い動きに我慢できなかった。
腰から手を離して両膝裏を掴んで大きく広げる。
「ご開帳?って言うんだっけ?こういうの♡」
「やっ♡やだぁッ♡♡こ、のかっこ、はずかし…ッッ♡!!」
身動きが取れなくなったトラゾーのナカの弱いトコとか気持ちいいトコを抉りながら突き上げれば、口を開け舌を突き出しながら潮を吹いた。
「わ♡すごい飛んだね♡」
「ら、りゃめぇ゛ッ♡♡お、れ、が、がん、ばって♡た、の、にぃ…っ♡♡!!」
「慣れないことして頑張ったトラゾーにご褒美♡」
揺さぶればぴゅっぴゅっとトラゾーの先端から出る潮。
「コッチも可愛がってあげなきゃね♡」
片腕で両肘裏を抱えて、もう片手でトラゾーの震える先端に爪先でぐりぐりと抉る。
「あ゛ひぃ♡♡!!」
トラゾーは、はしたない顔をしてナカイキを繰り返しその度にぎゅっと締め付けられる。
「ココには、なにも入れられてない?」
「っ、?♡♡⁇」
まだされてないのか。
「ならよかった」
ベッドサイドのチェストの引き出しからある物を取り出す。
「トラゾーコレ舐めて」
「ぁ、ぇ…♡⁇」
目の前に差し出された細長い棒状の物を何かも知らないで口に含むトラゾーに小さく口角が上がった。
「ん、いいよ♡」
「ンン♡♡」
濡らした程度のソレとトラゾーの舌の間で糸が伝いぷつりと切れた。
「ちょっと痛いかもしれないけどトラゾー我慢できそう?」
ソレをトラゾーの先っぽに当て少しだけ出し入れする。
ちゅぷ、と小さな水音がした。
「で、きま、すッ♡」
「じゃ、挿れるね?コッチからトラゾーの気持ちいいトコ押してあげるよ♡」
引っかかりもなく、奥まで入ったソレをとんとんと押した。
「んやぁぁあ゛ッ♡そ、れ、おか、しく、なる゛ぅ♡!」
「そう?ならもっとおかしくしてあげる」
出ている部分にある小さなスイッチを押す。
高い機械音と共にトラゾーが甲高い喘ぎ声を上げた。
「ぁ゛ひぃぃいッ♡♡♡!!」
「トラゾーの、すごい小刻みに震えてるね♡しかも、なにも出せないからココすげぇヒクヒクしてる♡」
ぐりっ、と押し付けるとまたナカイキした。
「ココも可愛く勃ってるし♡」
胸の先で勃つように尖ってるソコを指で摘んだり、たくさん弄る。
「ぴゃぁあッッ♡♡♡!!」
「なにその可愛い声♡やっば♡」
「ぜ、ぜん、ぶ♡♡だめぇッ♡だめ、で、すっっ♡♡」
「イケよ」
「で、にゃぃぃッ♡♡!」
きゅうぅと強い締め付けをしたトラゾーは強すぎる快楽に失神した。
「あ、気絶しちゃった」
震える前からソレを勢いよく引き抜くと、気絶してるくせに潮吹きした。
ナカの締め付けもそのままで。
「まだまだ綺麗にし足りないから、ね。…ごめんトラゾー起こすよ」
脱力してるトラゾーを四つん這いにさせ腰を高く上げた。
俺のを離したくない、って締め付けるナカから入り口ギリギリまで引き抜き結腸よりも深いとこまでブチ抜いた。
「ふ、ぉ゛ッ♡♡!!?」
衝撃で目を覚ましたトラゾーが顔だけ振り向かせた。
「く、りょ、のぁ、しゃ、ッ♡♡⁇」
俺しかもう目に入ってないトラゾー。
俺のことしか頭にないトラゾー。
俺のことだけしか受け入れない身体。
「トラゾー♡きみは誰のモノ♡?」
「俺、はッ♡くろのあさんのっ♡♡♡」
らっだぁさんのことなんてもう頭の片隅にも残っていない。
残させるわけがない。
「ずっと、俺といようね♡」
「はい♡♡」
あとのことは俺に任せて。
本気で失神させるまでトラゾーの身体に、しっかりと俺を覚えさせ教え込み刻み込んだ。
『そういうわけなんで、もうあなたにはトラゾーのこと一切触れさせませんから』
ノアからかかってきた電話は思ったよりも早かった。
『卑怯な真似しても、トラゾーの心までは奪えなかったんですね。可哀想に』
スマホの向こうで喉を鳴らして笑うノアの本性を知るのはきっと俺だけだろう。
「…はなから俺なんて眼中にねぇの分かってたよ」
『失恋ご愁傷様です』
「お前そんなキャラだったんだな」
『は?自分の好きな相手に手を出されて冷静でいれるわけないだろ』
怒気の滲む低い声に溜息をつく。
『…トラゾーもなかったことにしたいって言ってますし。俺としてはそうなる前にどうにかすべきだったのが唯一の後悔ですかね』
「諦めはしねぇよ?」
『どうぞ、思うのはご勝手に。付け入る隙なんてもう与えねぇので』
それじゃあと切られた通話。
暗くなる画面に映る俺は無だった。
「あーあ、ムカつく」
いっときでもトラを自分のモノにできたものの残るのは虚しさだった。
残された良心で傷付けているのが分かっていても、どうしても欲しかった。
出逢うのが俺の方が早ければ違ったのだろうか、なんてifの話をしたところで現実は変えられない。
「……」
俺なんかよりも厄介な野郎に目をつけられたトラが一番可哀想ではある。
「ノア、猫だから激重だもんな…」
触れ合ったトラのことを思い出しつつ、若干の同情心で寝ているであろうトラに手を合わせた。
らっだぁさんからそういう連絡がぱたりと止んだ。
不思議に思って彼とのトーク画面を眺めているとクロノアさんにスマホを取り上げられた。
「らっだぁさんから連絡来たの」
「いえ、…急に来なくなったから、なんか逆に怖くて…」
「大丈夫って言っただろ。それとも連絡くるの待ってんの?」
低くなる声と鋭くなる視線に慌てて首を振る。
「そうじゃなくて…ッ」
「じゃあどういうつもり」
ソファーに押し倒されクロノアさんに見下ろされた。
「隅々まで綺麗にしたのにまだ足りないのかな」
膝でお尻のところをぐりぐりと押される。
「ひぁんッ」
「トラゾーには俺だけで充分でしょ」
「そ、んなの、あたり、前です…っ、俺はクロノアさんじゃなきゃ、やです…!」
首に手を回して抱きつく。
「あなた以外に、身体を許したのは、ほんとにごめんなさい…、でも、心はクロノアさんに、しか許してない、です…から、」
「…ははッ、……すげぇ殺し文句と誘い上手♡」
「……へ」
ずるっとスウェットとパンツを脱がされ、前をずらしたクロノアさんが勃ち上がってるソレを俺のナカにいきなり挿れた。
「やあぁあぁぁッ♡♡!」
「誘われたなら乗ってあげなきゃ男が廃るからね♡」
ぐちゅっ!と奥を押し上げられてクロノアさんのスウェットを潮で汚した。
「さ、さそッ♡誘って、ない、ですっっ♡♡!!」
「トラゾーの存在が俺を誘ってんの。責任とって♡」
孕まされるんじゃないかってくらい奥に注がれて塗り付けられる。
「ナカが俺ので悦んで震えてんじゃん♡かぁわい♡」
綺麗にされるどころか、何度も何度も上塗りされてクロノアさんに染め上げられた。
「もっと俺でいっぱいにしてあげる♡」
「っ、♡ぃ、いっぱい、に、してく、だ、さいッ♡」
クロノアさん以外はもう無理だと心身が言っている。
好きな人との触れ合いが1番幸せで嬉しい。
隠さず、クロノアさんにちゃんと言ってよかった。
あのまま隠し通していたら俺は彼に触れてもらえなくなっていたと思う。
「クロノアさん、大好き、ですッ♡♡」
こんな俺を好きでいてくれるクロノアさんから離れないようにぎゅっと抱きついた。
コメント
1件
やっぱり両思いエンドは大大大好きです(^q^)クロノアさん、もうらっだぁさんに取られないようにお気をつけください……!サイコウ