第2話
〖気持ちに蓋をして〗
深澤side
照を避けはじめてから
二週間がたった
今では後悔している
fk『なんで……避けちゃったんだろう、、』
好きすぎて苦しいから
離れたのに……
離れたら離れたで
辛い……
好きで好きでたまらなくて
どうしようもないくらい
好きなのに……
気付いたら俺の目から
涙が溢れていた
fk『好きだよ、照……泣』
俺誰もいない教室で一人で泣いた
どれだけ泣いたのか分からない
その時
遠くから足音が聞こえてきた
俺は急いで涙を拭き
自分の席に座り
窓の外の景色を見た
(ガラガラ)
誰かが入ってきた
??「ふっか、おはよ」
その声だけで
誰なのかがすぐに分かった
照だ
fk『…………』
『おはよう』って言いたいのに
思うように言葉が出ない
iw「ふっか、なんで最近」
iw「俺の事避けるの?」
fk『………』
〔好きすぎて辛い〕
なんて言えるわけない……
iw「ふっか……」
iw「俺の事嫌いになった……?」
fk『そんなことない!!』
思わず言ってしまった
iw「そっか、よかった!」
iw「最近俺の事避けてるから」
iw「嫌いになったのかと思って、」
iw「ふっか、どうした……?」
fk『………』
iw「目…赤い、」
fk『何でもないよ、……』
好きだから言えない
俺はこの気持ちを
心の奥にしまった
そして
照の目をじっと見つめる
すると照が
iw「教えて……!」
iw「俺の事避けてた理由と……」
iw「泣いてた理由」
照は優しい目で
じっと見つめ返して来た
fk『まぁ……失恋かな!』
iw「ふっか、好きな人いたの……?」
fk『居るよ、』
fk『でも、叶うことはないかなぁ……』
iw「告白したの……?」
fk『してないよ!』
fk『二週間くらい前、』
fk『誰かと二人で』
fk『楽しそうにお買い物してるとこ見ちゃってさ……』
iw「………」
fk『失恋って辛いや……』
fk『そう言う照こそ、』
fk『好きな人いないの……?』
iw「居るよ……」
fk『照は恋愛頑張ってね!』
fk『後悔しないようにね、』
iw「ふっか、俺その人に想い伝えてもいいかなぁ……」
fk『ッ………いいんじゃない!』
fk『照なら成功すると思うよう!ニコッ』
苦しいはずの気持ちに蓋をして
せめて、大好きな人には
幸せになって欲しいから
俺は笑顔で伝えた
iw「じゃあ伝える、」
fk『そうしな!』
今にも涙が溢れ出しそうに
なりながらも
照を笑顔で見送ろうとした
その時
俺の名前が呼ばれた
fk『え……』
iw「俺は辰哉の事が好き」
iw「親友としてじゃなくて」
iw「恋愛として」
iw「辰哉が好きだから」
俺の我慢していた涙が溢れだした
fk『泣』
iw「男だけど、」
iw「辰哉の事がどうしようもなく好き」
fk『俺も、……き泣』
iw「へっ?」
fk『俺も照が好き泣ニコッ』
泣きながら一番の笑顔を
照に見せた
iw「本当……?」
fk『うん!…泣』
iw「辰哉」
fk『はい!泣』
fk『お願いします!泣』
あとがき
皆様初めまして
作者の
亮花(りょうか)です
この度は沢山の中の作品から
【片想いは辛いよ_】
を読んで頂きありがとうございます
このお話は深澤君目線で書かせていただきました!
片想いは辛い事が沢山あるけど、そこを乗り越えて人は前に進めると思います
色々な想いを込めて書かせてもらったので是非”感想”と”いいね”よろしくお願いします🙇⤵️
そしてこのお話を読んで頂いた方にお聞きしたいのですが、
岩本君目線も書くか迷ってします!
皆さんの意見を聞きたいです!
よろしければコメントお願いします!
また、読んでくださったあなたに出会えますように!
コメント
5件
iwさんSIDEからも書いて下さい🙏楽しみにしてます🥹