テラーノベル
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これははっきり言って夢なのかわからないが、印象に残っているので紹介させていただく。
俺は、三年ほど前インフルエンザにかかった。これまでの人生において自分は健康そのものウイルスごときに負けるはずがないと思っていたので当時はショックだった。
発症から2日目、相変わらず体がだるく、まともに味覚が機能せず、気づけば気分が悪くなり、トイレに駆け込むこともしばしばあったのだが、その時の夕食のとろろとマグロのぶつ切りの丼は多少味がしたのを覚えている。
そんな日の夜、辛さから解放されたい一心でいつもより早く寝ようと思い、布団に潜った。
少し時間が経ち一睡もできないでいると、突然姉と兄が立ち上がり、何かを言い争っている。何を言い争っていたかは、わからない。虚ろな目で眺めていると二人がなにか大きくカラフルな玉のようなものを取り出し、今にも投げつけんばかりの勢いで話していた。よく見るとその玉は、、、、レゴだ様々な色のレゴが固まっているように見えた。俺はその光景に対し正体不明の恐怖心を抱き、動こうとした瞬間、先程までの騒々とした状況が元に戻ったかと思うと寝室の入口に四つん這いになった父親がいた。
まるで、怪物のように向かってくる父親に恐怖し、一階に降りると父親がソファでくつろいでいた。
余りの恐怖に言葉まとまらずそのまま一階で寝てしまったのである。
夢なのか、はたまた体調不良による幻覚なのか、わかりません。
コメント
2件
途中から、現実ではないと理解しながらも体が反射的思っちゃうんですよね笑
夢って、たまに現実味のあるものもありますから、怖いですよね 私はいつも深い眠りが多いので夢はあまり見ませんけど、見たときは見覚えのある景色か人がいて、でも起こっていることは現実感の無いものって感じです