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左目の激痛で飛び起きた。ごみでも入ったのかと目を擦るが痛いばかり。なんなら霞んでさえいる。前もこういうことはあったがかさんだ程度だった。それなのに今は左目をほじくられるような強烈な痛みだった。今日はちょうど予定がない。病院にでも行ってくるとするか。
眼科に着いた。消毒液の匂いがつんと鼻につく。医師に呼ばれて部屋に入った。
医師「さて、今日はどのような理由で?」
ぼん「なんか、左目が痛いし、霞んで見えて」
医師「そうですか。少し検査をしてみましょう」
一通りの検査を終えたあと、医師は黙って紙に何かを書き、それを俺に渡した。
医師「ここでは見られません。もう少し大きな大学病院への招待状を書きました。絶対に、今すぐ向かって下さい。」
ぼん「え?はい。わかりました」
―大学病院―
ぼん(なんなんだ、変な病気とかじゃないといいけど、)
そして、俺の名前が呼ばれて、部屋にはいり検査を行った。暫く待った後に、また医師に呼ばれた。
医師「…落ち着いて、聞いてください」
一番聞きたくなかった一言目、と言っても、過言ではないだろう。一呼吸おいて、医師が口を開いた。
医師「…あなたは、欠蝕病です。」
ぼん「欠蝕病?」
もう少し分かりやすく終わりのものが来ると思っていた俺はキョトンとした
医師「はい。内容は、…簡単に言えば、少しずつ体の機能を失っていく病気です。ぼんじゅうるさんの場合は、左目から、欠落が始まっています。そして、次は右目、耳、声、嗅覚、味覚、順番もさだかではありませんが、そういうふうに、どんどん進行していくんです。いずれ、臓器にまで侵食して、命を奪うでしょう。」
ぼん「…」
ただ、黙って聞いていた。聞き終えて、どんな反応をすればいいのかも分からなくて、俯くことしかできなかった。もう、死ぬんだな。全部失ってから。
…そう思ったのが、6年位前だ。今となっては完全に左目は何も映さなくなった。でも、ドズさんたちや、大切な後輩たちともであった。医師は驚いていた。6年で左目だけで済むなんて。と。
その6年間で手に入れたものたちが、俺のなかの足りなくなっていくものを補ってくれたのかもしれない。でも、みんなにこの病気のことは言えていない。左目も隠している。そんなことでここの空気が変わってしまうのは絶対に嫌だったから。
ドズル「ぼんさーん!これ、お土産のお菓子です」
ぼん「え?ありがと!」
そう言ってニコニコの笑顔で話しかけてきたドズさん。あぁ、まだ、見える、聞こえる、話せる。それだけのことが、俺にはどうしょうもなく嬉しかった。
一旦終わりです!なんか勢いのままにシリーズだということを忘れて全部書くところでした。次もまたぼちぼち気が向いたらだしてくので見てくださーい!
それではまた、さようなら。
#パクリ❌
ゆきりん
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Mizu
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コメント
1件
あーもう待って待って待って!!😭💦 「欠蝕病」ってタイトルからして切ないけど、医者の「落ち着いて聞いてください」からの宣告シーン、ガチで心臓ギュッてなった…! しかも6年経って左目だけって展開、希望の光を感じさせるのに「みんなに言えない」っていうぼんさんの心情が胸に刺さるよ… ドズさんの無邪気なお土産エピソードでほっこりした後に「まだ見える、聞こえる、話せる」の一文がエモすぎて泣く😭✨ 続き、絶対待ってるからね!🍀