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「 なんだ〜このエレベーター?」
いく丸は驚いた、それもそのはずエレベーターのスイッチが丸くて大きい。
それに配列が縦ではなく横一直線である。
「お、驚くことかよ。
俺達の手を見ろ、丸くて指といえる指もないだろ。」
「オェ〜なんか気持ち悪くなってきた。」
「なら見るなよ、目をつぶっとけ!」
「ケヌキ、この端にある”お”のボタンはなんだ?」
「あ~これは屋上だ。早く押してくれ。」
「タヌキエリアの文明がイマイチ理解に苦しむな。これを押せばいいんだな。」
“ペコ”
いく丸が押したボタンが陥没してもとに戻らなくなった。
「なにやってんだ〜このアホ!力任せに押すなよ。」
「オイラは手加減したくない主義なんだよ。」
「こ、このヤローボタンの色が変わってきただろ。
陥没したってことはこのエレベーターがどんどん加速するんだよ。」
“キューン キューン”
「オエェ〜気持ちわり〜い、ケヌキ止めてくれ!」
「ムリムリ〜俺もゲロゲロ〜」
“ピン ポン”
2匹は這ってエレベーターホールから出た。