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狐夜 月愛🩵🦊🌙
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#いじめ
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13
⚠️いじめとか苦手な人ちゅーい!
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# 第5章 届かなかった声
「……美月、おはよ」
教室に入った瞬間、声をかけられた。
「……凛、おはよ」
美月が笑うと、凛もにこっと笑った。
転校してきたばかりの凛。
まだこの学校に慣れていないはずなのに、いつも美月のそばにいてくれる。
「今日、一緒に帰ろ?」
「うん!」
そう答えた美月だったけど――
ふと、教室の奥にいる莉音と目が合った。
「……」
莉音は何も言わない。
ただ、美月をじっと見ていた。
美月は思わず目を逸らした。
「美月?」
「……え?」
「どうしたの?」
「ううん……なんでもない」
そう言って、美月は席に座った。
*
放課後。
「じゃあ、また明日ね!」
凛が手を振る。
「うん!また明日!」
美月も手を振り返した。
凛が教室を出ていく。
その瞬間――
「……香山」
背後から声がした。
「……っ」
振り返る。
そこには莉音が立っていた。
「……な、に?」
美月の声は、少し震えていた。
莉音は何も言わず、少しだけ俯いた。
「……ちょっと、来い」
「ど、どこに……?」
「……いいから」
美月は怖かった。
だけど、今日の莉音はいつもと違った。
怒っているようにも見えない。
美月は少し迷ったあと、莉音の後をついていった。
誰もいない廊下。
莉音は立ち止まった。
「……香山」
「……な、に?」
「私さ……」
莉音の声が、小さくなる。
「……ずっと、誰かに認めてもらいたかったんだと思う」
「……え?」
美月は驚いた。
莉音がそんなことを言うなんて、思ってもいなかった。
「だからって……香山にしたことが許されるわけじゃない」
莉音は拳をぎゅっと握った。
「……最低だよね、私」
「……」
美月は黙っていた。
莉音が何を思っていたとしても――
怖かったことは変わらない。
傷ついたことも、なかったことにはできない。
だから美月は、ゆっくり口を開いた。
「……私、莉音ちゃんのこと……まだ怖いよ」
「……」
莉音はしばらく黙っていた。
そして――
「……そらそうだよね」
それだけ言った。
怒らない。
言い返さない。
ただ、少し寂しそうに笑った。
「……そっか」
その声を聞いて、美月は何か言おうとした。
でも――
言葉が出てこなかった。
まだ二人の距離は遠い。
だけど。
ほんの少しだけ――
何かが変わり始めていた。
そのことを、美月はまだ知らなかった。
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おかえりなさーい!この話は短くて30話くらいまで描くのでぜひ見てね!ばいるあ!
コメント
7件
いじめは謝っても意味ないよねー始めたのはそっちなのにね
うわぁ〜第5話、めっちゃ切なくて胸がギュッてなったよ😭💔 莉音ちゃんが「ずっと誰かに認めてもらいたかった」って本音をぽろっとこぼしたシーン、じんわりきた…! でも美月ちゃんが「まだ怖いよ」って正直に言えたのもすごい。 完全に仲直りじゃないけど、少しだけ距離が縮まった感じがしたよね…! これからどうなるのか気になる〜!続きめっちゃ楽しみにしてるよ🌸✨ るあ🩵🦊🌙さん、毎回素敵な世界観ありがとうございます🙏💕