今日は久しぶりのお互いオフの日
いつかのドラマのワンシーンでカップルがしていたホテルでディナーデートを見て「いいなー」とボソッと呟いた俺の言葉を聞き逃さなかった照くんが
偶にはちゃんとデートでもしてみようか。 と店を予約してくれた。
多分付き合って初めてビシッと髪をセットして
スーツを着てロングコートを羽織り出かける準備をしていた。
そんな時だった、
💛「めめ、本当にごめん!一瞬だけ事務所行かなきゃ行けなくなった!」
🖤「え、」
💛「今誰も動けるマネージャーが居ないらしくて、荷物と大事な資料受け取ったらすぐ帰ってくるから先店行ってて!すぐ向かう!」
🖤「…わかった、気をつけて行ってきてね」
💛「ありがとう!じゃあ行ってきます!」
🖤「行ってらっしゃい」
💛「あ、今日の服最高にイケてる!」
🖤「///早く、行っておいで!」
そう言って照くんは俺の頬にチュッとキスをして急ぎ足で出ていった。
まぁ、仕方ない。
こんな時もあるだろう….
色々と思う所はあるけれど仕事なんだから仕方ない
複雑な思いを強引に納得させて ゆっくりと自分も家を後にした。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
それから何時間経っただろう….
照くんが事務所からこっちへくる時間を大まか逆算して
いつもよりゆっくり散歩を楽しみながら
その道中何軒か気になった店に入って
ウィンドウショッピングをして
予約していた店に入ったのだが….
気づけば閉店時間になってしまっていた。
🖤「…….嘘つき…」
仕事になったのか… 誰かに捕まってしまったのか…
それとも何かあったのか、苛立ちと不安が交差して
お酒を頼んで呑みながら 連絡が来ない理由を
いくら考えても正解は分からない。
そうしてるうちにタイムリミットは来てしまい
気まずそうに「閉店の時間なんですが….」
とスタッフに声をかけられ、仕方ないと諦め席を立つ
そして逆に申し訳なかったです。と謝罪をし店を後にした
🖤「さー、どうしよっかな…」
店を出たわいいが 相変わらずスマホがなる事もなく
電話をしてみても繋がらない
飲み直しにもう1件どこかに行こうかな…
今日はこんなに洒落こんでる訳だし
このまま家にひとりで帰る気にはならないな….
店の前で数分スマホと睨めっこをして
考えた結果家とは逆方向に歩いていく。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
やってしまった…..
事務所に荷物取りに来ただけだったのに
運悪く舞台の監督さんが来ていて
そのまま演劇場まで拉致られてしまった
急すぎてスマホの入った荷物も全て事務所に置いてきてしまい 蓮に連絡する事も出来ず何時間たっただろうか
スマホを取りに事務所に戻って来れた頃には
既に店が閉まってしまう時間だった
💛「くそ…. 」
スマホを開くと数件の着信履歴が入っていて
すぐに連絡したがさすがにもう遅すぎた
電話に出てくれる訳もなく
何度も何度も繰り返し発信ボタンを押しながら
急いで事務所を後にしてとりあえず家に向かう
けど、 帰ってるはずもないよな…
部屋の窓に明かりがついてないのを確認しすぐに店の方へ向かう
店に到着して勿論閉店後だが
後片付けをしていたスタッフを見つけて駆け寄り
蓮の容姿を伝えてどこに向かったか聞いてみるが
わかる筈もなくて….もう一度電話をかけてみても出てわくれない…
💛「くそ、どこいった….」
そんな時だった スマホが鳴りだした。
液晶にはラウールの名前
💛「はい、もしもし?」
︎🤍「岩本くん!今どこ!」
💛「え、どこって…」
︎🤍「めめと一緒じゃないの?めめから電話かかってきてさ飲んでるから来いって言ってるんだけどめちゃくちゃ酔っ払ってそうで…」
💛「ちょっと色々あってさ…とりあえずどこにいるかわかるよな?教えてくれ!」
︎🤍「わかった位置情報送る!」
💛「ごめん、助かった」
︎🤍「ほんともう …いい加減にしなよ….」
💛「……ありがとう。」
多分ラウールは今日の予定の事蓮から聞いてたんだろうな
1番の末っ子に怒られてしまって、本当に何してんだよ俺…
でも今は自分を責めている時間は無い
電話を切った後すぐに送られてきた位置情報の場所
ここからそう遠くないBARに急ぎ走って向かった
🖤「…ッぅ゛ぅ、同じの、おかわり….ください」
店員「えー、お兄さん、もうだめだって..やめといた方がいいよ」
🖤「…なんでですか?まだまだ余裕っすよ」
💛「蓮!」
🖤「……え」
店員「あー良かった、お迎えが来てくれて」
BARに入るなりカウンターで突っ伏している蓮の姿が見え
駆け寄り声をかける。
多分相当呑んだんだろう絡まれていた店員のお兄さんが呆れながらも安心したように素早く会計を済ましてくれて
ふらふらの蓮を連れて店を出て目と鼻の先にあったホテルになだれ込んだ。
💛「蓮?大丈夫?水、飲める?」
🖤「……..((フイッ」
💛「蓮、本当にごめん….せっかくのデートだったのに…」
🖤「….知らない」
💛「スマホ事務所に忘れちゃって….連絡できなくてこの埋め合わせは絶対するから」
💛「蓮….ごめんなさい。お願いこっち見て?」
🖤「….やだ、….」
💛「蓮…..」
相当呑んだのだろう紅潮した頬と焦点のぶれた虚ろな瞳を見れば一目瞭然だ、ただその瞳に俺を映してはくれない….
ふらふらだったのでベッドに座らせたはいいが
水すら受け取ってくれない
床に膝を付きベッドに腰かけてもなおふらふらと倒れてしまいそうな蓮の腰に腕を回して支え見上げる体勢をとる
💛「蓮、許してなんて言わない
本当にいけない事したと思ってる…だから…」
🖤「…きらい、」
💛「え…」
🖤「照くんなんて….きらい..」
薄暗い部屋の中で表情が上手く読み取れないが
ふいっとそっぽを向いたまま唇を尖らして
はっきり聞こえた「きらい」という言葉に
支えている腕に力がこもる
🖤「…許さない、俺…今日….凄く楽しみにしてたのに」
💛「うん…ごめん、」
💛「ごめん、でも嫌いなんて言わないで
もう絶対約束破ったりしない!蓮の事1番大切だから!」
🖤「….嘘だ…」
やっとこちらを向いてくれた顔は今にも泣きそうで、 俺の事を映してくれた瞳にはみるみる涙が溜まり今にも溢れてしまいそうで….
付き合い始めて初めて自分のせいで蓮にこんな顔をさせてしまった、小さく震えて必死に耐えている蓮に堪らなくなりベッドに乗り上げて強く抱きしめた
💛「嘘じゃないよ!蓮… 」
💛「ごめん!本当にごめん!」
🖤「照くんはもう俺の事好きじゃないんでしょ」
💛「そんな訳ないじゃん! 蓮の事が1番好き、ううん愛してる」
溢れ出した涙はボロボロと止まらず泣きじゃくってしまった、 その涙を指で拭き取り真っ赤に腫れた蓮の瞳を真っ直ぐ見つめる
💛「俺には蓮しかいないよ、蓮だけ… 本当に愛してるの」
🖤「…照くんずるい!俺は怒ってるの!」
💛「うん、怒って当然の事したし…絶対やっちゃいけない事俺はした….凄く楽しみにしてくれてたのも知ってるのに今日のことは何回謝っても許されないと思うし許してくれなくていい。」
💛「いっつも蓮の優しさに甘えてばっかりでごめん。反省してる、 」
🖤「….照くん… 」
💛「だから…お願い…嫌いにならないで、
蓮が居ないと俺駄目なんだよ」
さすがに度を越してしまった今回の失態に別れを切り出されてもおかしくないと思った途端俺も自分勝手に涙を浮かべてしまう
それでも蓮を繋ぎ止めたくて必死に誠意を見せた
🖤「….あー!くそ!
ばかばかばか!照くんの馬鹿!」
それがほんの少しでも伝わってくれたかな?
泣き止んでもまだ不機嫌な顔をしているが
暫く黙った後、 俺の髪を馬鹿と連呼しながらかき乱し
大きな溜息と共にふかふかのベッドに倒れ込んだ
これはどっちだ?と不安に駆られ離れてしまった蓮の横に寝転び瞳を隠す髪を梳いて表情を伺う
💛「蓮?」
🖤「許さないもん…俺は、まだずっと怒ってるから」
💛「うん、許してくれるまで俺頑張るから…もう絶対しない..」
🖤「….あと、だからって….照くんの事…嫌いになんてならないから…..」
乱暴に俺の腕を振り払って開いた 俺の腕の中にするりと潜り込んで
聞こえるか聞こえないかのボソッとした声をしっかりと受け止めて
とりあえずのお許しは貰えたようだ
自分の腕の中に戻ってきてくれた蓮を強く抱きしめた後
胸に埋まっているまだ不服そうな顔に手を添えてこちらを向かせ 少し震える唇に唇を重ねる
🖤「…ん、」
💛「蓮、好きだよ」
🖤「ん、俺も….大好きなの….」
💛「うん 、…..」
💛「ねぇ…蓮?」
キスも受け入れてくれて蓮からの大好きも貰って一気に体の緊張が解けて安心感に包まれる
そうするとバカ な俺の息子はちゃんと反応してしまった….
🖤「….うーん、…だめ! 」
💛「へ? 」
🖤「今日はだめ、我慢して」
💛「…そんな..蓮ん」
🖤「お預け!…反省しなさい!」
浅ましくも勃ちあがって主張しているモノを確認するように 布の上から触れてくるその手に擦り付けるように腰を押し付け
求める様に甘えた声を出したのだが
まさかの蓮の言葉にもう一度泣きそうになる
🖤「1週間お預け。反省!」
💛「 …..本気で?マヂで?」
🖤「マヂで」
💛「それ、蓮もキツくない?」
🖤「……」
💛「蓮も1週間我慢する事になるよ?」
🖤「…..うーん、と俺のは触っていいし」
💛「…..そう来たか、」
🖤「俺は我慢しなくていいもん、1人でも抜くし照くんは1人でするのもだめ!」
💛「わかった、…….」
🖤「ふふん!」
💛「てことは、蓮のを舐めるのはいいんだよね?」
🖤「え、?….あ、….それは…もちろん」
💛「わかった、1週間我慢する。それに俺は蓮の触れるだけで満足できるから….(多分….」
まだまだ酔いの覚めていない蓮の頭が追いつかないうちに
言質を取り、よいしょっと体を起こして 蓮を仰向けになる様ベッドに転がして股の間に入り込む
チャックを下ろしなんだかんだ言っていても
既に勃ちあがっているモノを引っ張り出す
🖤「待って!..ッ…だめ」
💛「蓮にまで我慢さすわけにはいかないからさ 」
🖤「ッあ、まっ、て…そんな事したら照くん我慢できなくなるだろ!」
💛「そんな事ないよ、約束だし。蓮はただ気持ち良くなってればいいんだからさ 、あ!..じゃあいつもと一緒だね(ニコッ 」
悪戯な笑みを蓮に向けて理解が追いつかないままの蓮のモノを握り込み 軽く上下に扱くだけで先走りが溢れてきて
それを零れないように先端を口に含んで舌を這わして味わう
あー美味しい。蓮の味。
もっともっと出ておいでと 竿を扱き穴に舌をグリグリ挿し込んで吸いあげる
🖤「あっ、んゃあ、ぁあ..」
🖤「やぁ..ひかりゅくん…すわないでぇ」
💛「ジュッ、おいひ..りぇん、おいひい」
🖤「ンあっ、しゃべっちゃだめ..っくぁ..」
亀頭を咥えたままカリの凹凸にも舌を這わしてわざとチュパチュパと水音を立てながらしゃぶると
酔いのせいもあり煽られた蓮のモノの裏筋がすぐに膨むのがわかる
ただ今日はこの後いつものように入れる事が出来ない…
易々と出させるのは勿体ないので
竿を握っていた手で根元を強めにぎゅっと締める
🖤「ッぁ゛!…やぁ、ぎゅうしないで..だせないぃ」
💛「まだ出さないで、もう少し味あわせてよ」
🖤「ひっ..んあ、ぁっ..もぅ…」
せり上ろうとする欲を根元で抑え
今度は口内の粘膜に擦り付けながら喉奥まで飲み込み
深いストロークに切替える
蓮はこれが弱い、喉奥を締めて出す時に吸い上げてやれば
ガクガク足を震わせ感じている
🖤「あぁっ..あっ、ン…ひぁあ」
🖤「ゃあ、ぁあんゃあ..手、はなしてぇ!」
もう力も入らない手で頭を抑えられ抵抗してみせるが
それが逆効果に、もっとって催促されてるみたいでとても心地いい
🖤「ィ、あ…ンあぁ、だめ、すと、っぷ」
🖤「ゃ、だ..きちゃぅ…いっちゃぅ..」
閉じようとする足を片手で抑え開かせたまま
モノを喉を使って締め付けて口内で弄りつくす
🖤「ぁあ゛っ、や、イク!ひッあぁあ!」
酒のせいでいつもより快感に弱くなっていて次第に腰が浮き上がりビクビク体を震わせて ドライで絶頂した
🖤「はっ、ふっ、もぉ..やらぁ… 照くん、出したい」
💛「えー、まだこうしてたいんだけど… 」
🖤「てぇ、離して….」
💛「…もう1回?」
🖤「ぅー、だめぇ、」
🖤「照くん?俺の飲みたいでしょ?美味しいよ?ねぇ…飲んで」
💛「……..」
まだ絶頂の余韻が残った蕩けた顔で酒が入ってなければ素面では絶対言わない様なこと 言うもんだから
一瞬で理性がぶっ飛びそうになる
あーこのまま抱き潰してしまいたい
もはや暴力的なお強請りに
すぐ根元を締め付けていた手を外してやって
またモノを咥えてそこまでせる上がってきている 欲を吸い上げる
🖤「あ゛っ、いき、なり…!?」
🖤「ぁあっ、ンぁ゛っひぁああ///」
待ち望んでいた解放と刺激にモノが口内でどくんと大きく脈打ち 抑えられていた欲がぶちまけられる
濃くて少し量の多い液体を こぼす事なく飲み下して最後の一滴まで吸い尽くし口を離す
💛「はぁ、最高…」
💛「…..蓮?」
背筋仰け反らせて射精の快感に体ガクガク震わせていたのに
俺がその味と余韻を堪能している間に 気づいたら嬌声も聞こえなくなっていた…..
体を起こして蓮を覗き込むと既に 静かに寝息を立てていて
何度か声をかけるが起きる気配はなさそうで…..
💛「まぢか….」
すぐ手の届く所に愛しい人がいるって言うのに…
そんな状態でこのまま1週間我慢しないといけないらしい…
💛「拷問だな…..」
コメント
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主様の文の作り方というか、表現の仕方が最高すぎてめちゃくちゃシチュエーションが想像できてやばいです、すきです、
最高すぎる😭👏✨ 1週間後の2人も見てみたい👀👀
天最高っth💛🖤 怒ってるめめ🖤と1週間お触り禁止で拷問だと思っちゃう照兄💛が可愛すぎる🤦🏻♀️😍