「一緒に寝ようよ」
「えっ…」
「何もしなくていいから」
とろけた呟きに、俺はただただ瑠斗を見つめることしかできない。
当然ながらベッドはシングルだし、体のデカい瑠斗が寝ているだけで俺のスペースなんて殆どない状態だ。
だけど。
「一人だと冷たいよ…。来てくれないの、裕孝…」
そう言いつつも瑠斗の表情は、眠くて堪らないと言っている。
うとうとしている「子供」に対し、「一緒に寝れるわけないだろ」なんて言えるはずがない。今日の瑠斗は、なぜかコロの雰囲気や感情が濃く出ているようだ。
──ほぼ一日、ずっと一緒にいたからか?
「…………」
俺は体を起こして立ち上がり、ベッドの上──瑠斗の隣に身を横たえた。
「ありがと、裕孝。…おやすみ」
念のため背中合わせで横になると、すぐに背後で瑠*****************************
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