!Attention等は1話をお読みください!
気づいたらたくさん期間が空いている…(🐢投稿にもほどがある)
「なーあ、いつパートナーになってくれんの?」
そういいながら俺の後をついてくる東雲。あの日…俺がSubだとバレた日からこれが続いている。何度も聞かれているが、返答は1つ。
「なるつもりはないと言っているだろう。何度言ったら分かるんだ」
といいつつ、内心密かに喜んでいる自分が多分もしかしたらいるかもしれない。…顔が熱い。なぜだろうか。
「なんでだよ。絶対相性いいだろオレら」
「はぁ、そこまで言うなら次の期末試験で10位圏内に入ってくれ。そしたらパートナーの件も考える」
ダン___
「ひっ!?」
突然東雲が近寄り、壁に追い詰められたと思ったら顔の横に手を当てられる。
(こ、これは所謂”かべどん”というものなのでは…、?)
「お前、その言葉忘れんなよ」
それからというもの
東雲が「パートナーになってくれ」と言い寄ることはなくなった。その代わり、少しの休み時間でも勉強するようになった。教室を覗くたび、彼は勉強していて、少しかっこいいなと感じた。
(授業もサボらず遅刻の回数も減った…。それだけ本気、ということなのだろうか…///)
…というか最初から真面目にうけてくれればよかったのだが。
期末試験終了の2日後。
放課後の生徒会室。俺は彼に呼ばれた。
「冬弥。順位表、見てくれたか?」
彼には無理だと思った。10位圏内なんて。サボりや遅刻の回数だって多いのに。取れる筈がないと。
「あぁ」
「で?考えてくれたんだろ?」
「…パートナーになろう、東雲」
「ん。オレのことは彰人でいい」
「わかった。…それにしても、まさか」
彰人に負けるなんてな。
【順位表】
1位 東雲彰人 総合得点 885
2位 青柳冬弥 総合得点 884
3位 ___ ____ 総合得点 852
4位 ____ ___ 総合得点 801
5位 ____ ___ 総合得点 790
__End__
コメント
1件
すみません 実はちょっと前にできてはいたんですけど投稿し忘れました((