相手のことを考えたらその人に対する数字が出るってかんじです.ᐟだから、相手の事を見ると相手のことを考えてるってことだから数字が出る.ᐟ
ではどうぞっ.ᐟ.ᐟ
at視点
ちぐを駅まで送った帰り道、
言葉が見つからなくて、ずっと黙って歩いてた。
at(……なんか、様子おかしかったな)
顔、赤かった。声も少し震えてた。
それに――頭の上の数字、たしか「815」
人の数字なんて、普段は気にしてない。
でも今日は、目を引かれた。無意識に追ってた。
あいつの頭の数字が、自分のせいで増えてるって思ったら、
なぜか心臓が少しだけ騒いだ。
家に帰って、制服を脱ぎ、
洗面所で手を洗おうと鏡の前に立つ。
前髪が少し乱れていて、ふと自分の顔をちゃんと見たとき――
その上に、数字が浮かんでいた。
「1000」
at え…?
驚いて目を見開く。
ほんの数秒、確かにそこにあった数字は――1000
まばたきした瞬間にはもう消えて、
いつものように「0」に戻っていた。
けど、見間違いじゃない。
あれは、確かに。
at (なんで…? 俺が1000なんて)
頭に浮かぶのは、駅でうつむいてたちぐの顔。
俺の顔を見るたびに耳まで真っ赤になって、
言葉を詰まらせてたあいつの姿。
それを思い出した瞬間だった。
あいつを、想った瞬間だった。
心臓が小さく跳ねて、
もう一度だけ、数字が――
一瞬だけ「1000」になって、また0に戻った。
at(まさか、これ……)
恋なんて、俺には関係ないと思ってた。
そんな感情、俺の中にはないと思ってたのに。
ちぐの顔が思い浮かぶたび、数字が跳ねる。
答えは、そこにある気がして――
でも認めるのが、少しだけ怖くて。
鏡の中の自分が、見たことない表情をしていた。
♡▸︎▹︎▸︎▹︎1500
コメント
7件
ワーイ\(* ॑꒳ ॑* \三/ * ॑꒳ ॑*)/ワーイ ٩(ˊᗜˋ*)وファイト‐
1500頑張りました!次も待ってます!!!