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今からそう遠くない未来。
日本は少子高齢化が進み、世の中は高齢者で溢れかえっていた。
介護施設やそこで働く介護師の不足により、高齢者の自宅での孤独死や家族による殺人事件が増加していた。
そんな状況を打破するために、政府はある政策を発表することにした。
それは「80リミット政策」
この政策は人間の寿命を一律に80歳までとし、
81歳の誕生日に政府が建設した施設に行き安楽死させるというものだった。
この政策は賛否が分かれ、激しく議論されたが若年層から多くの支持を集め2044年4月4日に開始された。
この政策が開始され5年が経ち、高齢者の数は順調に減ってった。
高齢者にかかっていたお金は、出産や子育てへのサポートへ使用され、そのおかげで出生率もだいぶ回復しつつあった。
すべてがうまくいっている。
みながそう思い始めた頃、日本各所てある噂が広まり始めていた。