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永い貴方と儚い貴女
第0話 プロローグ
四季を巡りようやく訪れた春、
満開だった桜もいつしか儚く散っていく。
「ねぇ、ボスキ。」
「ん?どうした、主様。」
「また…2人で見に来られるかな。」
「あぁ…1年後、必ずな。」
「ふふっ、約束だよ?」
「フッ、そうだな。」
あの日交わした 貴方-貴女 との約束。
叶わぬ願いに想いを寄せて。
これは星になった主とある1人の執事の物語。