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私の話を聞いてくださるかしら?
そそ、何もかもが怖い私の話を…
病気で苦しいのは嫌。
家族が私より先にいなくなるのも嫌。
怖いのは嫌。
噂に聞くブラック企業なるものに就職する可能性があるのも嫌。
一人暮らしが嫌。
すぐ親しい誰かが駆けつけてきて抱きしめてくれる環境を手放すのが嫌。
あたたかい場所から離れるのが嫌。
痛いのは嫌。
苦しいのは嫌。
冷たすぎるのは嫌。
あつすぎるのも嫌。
怒鳴られるのは嫌。
勉強は楽しいけど嫌。
お仕事もきっと楽しいけども嫌。
不安が嫌。
電車が嫌。
飛行機が嫌。
船が嫌。
車の免許を取るのも嫌。
外に出るのも嫌。
毎日のように家の外に出て電車に乗って仕事場や学校に行くのが嫌。
人が嫌。
人がいないのが嫌。
喧嘩が嫌。
悪口も嫌。
ひどいことは言うのも言われるのも嫌。
死ぬのが嫌。
死んだあとがわからないのが嫌。
全部、ぜぇんぶ怖いのです。
ええ、ええ、思春期とはそういうものですわ。
だって、好奇心で調べて、見つめて、怖がるものですもの。
食べ物を食べなかったら。
電車のホームから落ちてしまえば。
車の事故に巻き込まれれば。
飛行機が堕ちたら。
船が沈んだら。
高い所から落ちたら。
災害に巻き込まれたら。
野生の生き物に襲われたら。
ええ、ええ、人間っていうものは脆いもの。
簡単に死んでしまいますの。
自然界の弱肉強食から切り離されたこの世界。
楽しまなきゃ損と言うもの。
なのに、なのに。
この世から戦争がなくならないのはなぜですか?
どうして怖いことはなくならないのですか?
ニライカナイのように、アヴァロンのように、エデンのように、天国のように、桃源郷のように。
だぁれも苦しまない幸せな世界はどうしてできないのですか?
言ってしまえばキリスト教はこの恐怖をどうにか納得させるための理由を作っていたのでしょう。
仏教も、少しでも生と死への恐怖を薄れさせるために信じられるもの。
私たちは今を生きている。
過去なんて気にするな!
未来なんてなるようになる!
不安は不安ですもの。そんなこと、言えるはずもありません。
私たちの命を脅かすすべてが完全に架空のものとなった世界はいつできるのでしょうか?
やっぱり怖くてたまらないのです。
自殺って、結局なんですの?
でもやっぱり思うのです。
みんなみんな怖がりですの。
死にたがりって、怖がりとも言えると思いますの。
生きたがりって、怖がりとも言えると思いますの。
死にたがりって、様々な理由があると思いますけど、たいていは次が、明日が来ることと、それに付随する苦痛が怖いんだと思いますの。
生きたがりって、様々な理由があると思いますけど、たいていは次が、明日が来ないこととそれに付随する苦痛が怖いんだと思いますの。
きっとみんな、全てに付随する苦痛が怖いのですわ。
きっとそれは、本能と言うのです。
自殺がしたいって、一体何ですの?
生きるのに疲れたんですの?
それともただの好奇心ですの?
全部怖くなってしまったのですの?
考えることから逃げたくなったんですの?
逃げたかったんですの?
それか、理由がわからないけどわからないことがわからなくなってわからないなりに解決策を出したんですの?
自殺がしたいって感情、一体何ですの?
別に、自殺が悪いこととは言いませんの。
きっと本能が死を怖がって、その果てに死を欲しがっただけなのですもの。
解決策なんてありませんわ。
ぐるぐる、ぐるぐる考えて、ふと全部終わる死という概念が思いついてしまっただけですもの。
仕方ありませんわ。
仕方のないことですの。
まあ、それでも、自殺はだめだと思うなら。
やめておいたほうが賢明ですの。
生きてたって死んだって、その先はだぁれもわからないんですもの。
私、その2択なら生きることを選びますわ。
だって、生きているな誰か反応してくれることを知っているんですもの。
死んだあとも愉快な世界が待ってるってわかるんなら死ぬことを選びますわ。きっと。
でも死ぬと叱られるかもしれませんの。
叱られるのって怖いんですの。
気づかれることがない可能性が高いんですの。
怖いのは嫌いですの!
痛いのは、苦しいのは嫌いですの!
私、死ぬなんて知らない苦痛とわかりづらい楽より知っている苦痛とわかっている楽を選びますわ!
私、1人は嫌ですの!
ひとを突き放して抱き込んで、苦しい世界で生きていきますの!
抱き込むだけ、愛すだけ苦痛があるのは知っていますわ!
抱き込んだひとの数だけ苦痛があるのは知っていますの!
でも、寂しがりだから私は重ねるように愛しますの!
愛し方なんてわからないけどわかっていますの!
しつこいくらいに抱きしめて、しつこいくらいにほめて、しつこいくらいにあたためて、しつこいくらいに叱ってやりますの!
嫌われたって、会えなくなったって、関わった以上、私、覚えていてやりますの!
顔も何もかも覚えてなくたって、いた事だけでも覚えてやりますの!
難儀な性分なのはわかっています。
でも、でも私はそれに依存してますの!
垣間見える誰かの世界に依存してますの!
死にたいなんて言うな。なんて言いませんわ!
でも手放さないくらい許して欲しいんですの!
ずっと覚えていてやりますわ!
罪悪感を感じてくれるなら万々歳!
死ぬならその罪悪感、ずっと抱えて死んでいてくださいまし!
真綿で首を絞めるような優しい死に苦しみやがれですの!
満足したなら満足した!って笑って死んでくださいまし!
諦めるなら諦めるで夢を見てくださいまし!
死にたいって言うなら共感しますの!
でも同じように否定しますの!
あたし、死ぬのが怖いんですもの!
死のうとする貴方は知らない世界に飛び込もうとする勇者ですわ!
臆病な私には真似できないくらいには!
知らない世界に飛び込もうとする貴方に私は爪痕残してやりますわ!
だって私、失うのが怖いんですの!
シュレディンガーの猫になるのは嫌なんですの!
私が全部引きずってこっちを歩いていく分、あなたにも全部引きずってあっちを歩いてほしいんですの!
だって、失うの怖いんですもの!!
その恐怖を植え付けるなら貴方も植え付けられてくださいまし!
死にたいと言う人々はきっと、私のように怖がりなのです。
ねね、誰か助けてくださいまし。
ねね、誰か助けてあげたいのです。
ねね、あたしを助けてくださいまし。
ねね、誰か共感してくださいまし。
ねね、誰か連れ出してくださいまし。
ねね、誰か強引にでも生へ引っ張り出してくださいまし。
ねね、誰も否定しないでくださいまし。
ねね、夢を見せてくださいまし!
ねね、誰か必要としてくださいまし!
ねね、ねね、誰か反応してくださいまし!
ねね、誰かあなた方がそこにいるということを教えてくださいまし!
ねね、ねね、辛いことは人それぞれ、わからないからぶつかるのでございます。
ねね、ねね、私、怖いことがたくさんありますの!
ねね、でも、私わからないなりに足を引っ張りたいのです!
ねね、生きていればいいことあるなんてわからないのはわかりきっているのです!
ねね、死にたいっていうことが悪いことではないのです!
ねね、でも私、あなたが死んだら呪いますわ!
ねね、私、あなたを殺した人を呪いたいんですの!
ねね、抱きしめてくださいまし!
ねね、愛してくださいまし!
ねね、あたためてくださいまし!
ねね、笑わせてくださいまし!
ねね、ねね、
あなたがあなたを殺したら、私、きっとあなたを呪いますわ!
死にたいのはわかりますわ。
生きたいって言うのもわかりますわ。
愛さないでと言うのもわかりますわ。
愛してと思うのもわかりますわ。
怖いのもわかりますわ。
こっち見てって言うのはわかりますわ。
見ないでと言うのもわかりますわ。
承認欲求、わかりますわ。
存在証明、わかりますわ。
理由がないなら作ってしまえばいいのです。
作り方がわからないなら無理やりにでも作ってもらえばいいのです。
生きるも死ぬも、どっちでもいいのです。
死にたいんですの。私。
ねぇ、私、亡霊かもしれませんの。
私は生きていきますわ。
うだうだ死にたいって言いながら。
我が子を作ってしまったんですもの。
作品と言う名の我が子のために、今日も生きていきますわ。
今を死にゆく勇者様たちに。
今を生きゆく勇者様たちに。
今これを読んでしまった読者様方!
読んだなら私はあなたを必要としますわ!
読まれなければ私、亡霊になってしまいますの!
反応をくださいまし!
私の存在証明を通して、貴方の存在証明をしてくださいまし!
書く私と読む貴方。
両方いてこそ生きてるって言えるんですの!
ネットにしか居場所が無い?
ネットにあるじゃないですか!居場所!
ネットだけでも居場所があるならそれだけでも上々!
生きるか死ぬか、うだうだ考えてる貴方へ!この小説とも言えぬ支離滅裂な独白に足を止めたなら、私の存在証明をしてから続きを考えてくださいまし!
どちらにせよ勇者なのです!
貴方の辛さは貴方の辛さ。
私の辛さは私の辛さ。
誰だってわからないのですから!
名付けの手助けになればいいのです!
どちらにせよ逃げで。
どちらにせよ勇気なのです。
言うだけなら自由なんですよ?
吐き出して、呟いて、昇華してしまいましょう!
…これ読んでも自分を必要としている人間なんて居ないって思ってるお前ぇ!!!!
居るぞ!!!!
今ここに!!!!
お前の感想や、一文字だけでも言葉を求めている人間がここにぃ!
オラ死ぬ前に感想置いてけぇ!
私が生きるためにお前がいるっていう証拠をよこせぇ!
そっから考えろ!!!!
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