テラーノベル
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桃赤
地雷サン回れ右
もうなんでもいい。
どうせならしんでもいい、
もううらぎられたくない。
赤「ッは、、」
目が覚めると、知らないベッド。
多分、アイツとやったベッド。
思い出したら吐き気がして。
家を飛び出した。
桃「…、、はぁ」
足が治るまで早くて3週間。
まあ、そりゃそうだよな。
勝手に人の家庭事情入り込んで、
勝手に口出しして。
なんなら殺されててもおかしくない。
赤。
こんな俺を叱ってくれ。
静かな街。
夕焼けの空。鴉が鳴く。
海と重なりあう太陽。
彼のせいでできなかったこの計画を
終わらせにきた。
破けた服。乾燥した肌。
こんなボロボロな体
通りすがりの人が見たら驚くだろう。
赤「、、桃…、くん」
唯一俺を受け入れてくれた彼。
世間に迷い込んだ俺を、救い出してくれた人。
そして、
生きたいと思わせてくれた人。
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