テラーノベル
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第6話、お読みいただきありがとうございました!!
1週間で1話だけでも書き上げたいな、という感じで進めてます💦
ゲームでしか見たことない大きな魔物と、それと比にならないくらいの小さな身長でちぐちゃんがそいつを睨みつけて構えていた。
彼が何やってるかわからないけど、俺が助けないと。
そう思ったら、俺はぷーのすけに手を差し伸べていた。
💛「ちぐちゃんをいじめるなぁああああああああ!!!!」
そして、渋谷ヒカリエという高層ビルの窓からから、俺はぷーのすけを引っ張って一緒に飛び出した。
ぷーのすけの手を繋いだ時、何かを悟ったのか嫌な顔をされる程度で済んだけれど、師匠のような高所恐怖症の人だったら、全力で阻止されていたと思う。
、、、っと、まぁ冗談は置いといて。
なんで、俺がぷーのすけを連れて高い所から飛び出したのかっていうと、俺らのいた事務所から見た景色が、エレベータを降りていけるような場所じゃなかったからなんだ。
ヒカリエの会議室に突然飛んできた大きな塊。
ぷーのすけが俺を突き離してくれたことで、大怪我にならずに済んだけど、直接食らっていたら確実に大怪我どころの話じゃない。
塊が飛んできた方向に目を向けると、そこに現れていたのは大きな割れ目。
それは渋谷の交差点に丁度重なるように出現していた。
だけど、その割れ目は空中にあったんだ。
割れ目の向こうに大きな生物とちぐちゃんが対峙しているのが見える。
大事な仲間が見えたら、そりゃ無視できないじゃん?
だから、俺は窓から飛び降りることを選んだ。
割れ目の中へ降りてみると、そこは渋谷と同じような街が広がっていた。
「何やっているんだ!!君らも逃げなさい!!」
たくさんの人が逃げ惑っている。
悲鳴も聞こえる中、度々、俺らに声をかけてくれる人もいた。
💚「あっきぃ、俺らも逃げたほうがええんちゃう?」
ぷーのすけは、この状況から安全策を考えてくれたのだろう。横にいる俺に耳打ちしてきた。
💛「だけど、ちぐちゃんを探さないと」
そんなことできない。
だって、俺はちぐちゃんの元に行くために、割れ目の中に飛び込んできたんだから。
すると、しょうがないなぁ、とでもいうように彼はふっと笑って、
💚「そうだよな、俺らはどこまでも一緒やったな」
彼自身に言い聞かせるように呟いた。
💛「いくよ!!ぷーのすけ!」
💚「おう!!」
ちぐちゃんはこの街のどこかで生きている。
俺だって、みんなを守りたい。
彼を探さないと。
ビルに覆われたもう一つの渋谷の街の中。
俺らはビルの隙間から見える巨大生物の向く方角を頼りに、走り出した。
だって、俺らは、
💛💚「あきぷりデェエエエエエス!!!」
はぐれないように繋いだ手の先に、ぷーのすけがいる。
💚「ハモったなwww」
ニカっと笑った彼を見て確信した。
そうだ、ぷーのすけといれば俺は最強だって思える。
心の中で何かが大きな形となって膨れ上がった。
その途端、俺は真っ白な光に包まれた。
眩しくて目を瞑る。
そして、瞼を開くと、
あれ、これって。。。。
さっき俺らが見たちぐちゃんと同じような、見覚えのあるコスチューム。
ライブ衣装に身を包んでいたんだ。
俺はぷーのすけの方を振り向くと、彼も同じコスチュームを着ている。
そして、俺らAMPTAKのリーダー、ちぐちゃんを見つけた。
💛「ちぐちゃん!!!!」
💚「ちぐ!!!!!」
突然現れた俺らの姿に、ちぐちゃんは目を丸くする。
💙「あっきぃ!!!?ぷりちゃん!!!?」
💚「なんかようわからんのやけど、、、」
💛「俺らも変身?できちゃったみたい」
あとがき
私個人の話なのですが、BLも読みますし、エグいのも読めます。
なので、BLを書こうと思うこともありました。
だけど、私自身、、時として、そのようなジャンルが読めなくなるんです。
目が当てられなくて、気持ち悪くなってなんか辛くなる。
これが地雷というものなのかはわかりませんが、、この感覚があるため、BL系統は書いておりません。
どんな時も読める、なんだったらワクワクするものを書いていきたい、そんな気持ちで文字を打ち込んでおります。
どんどん繰り出される予想外の展開を、楽しんでいただけたら幸いです📣💛💜💚💙❤️🩷🌈
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