コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
はい、やったね…いや、私的にはうーんって感じだけれども、耳ありカンヒュでーす
あと、耳つけるなら、髪もあってもいいよね?
じゃないとハゲちゃう…
一応まん丸頭な設定だから、耳とかの表現使わないようによく気をつけてるんですよね
でも、今回はそんな手間いらないと
え〜、なんかカンヒュじゃないみたいな感じするなぁ…
まぁ、耳かけで誘うのとか書きたかったし、楽しみますか
設定
「通り魔」、「マディソンピアス」と同じ
(インドとイギリスが恋人という名の主従関係のやつね)
耳と髪ありのカンヒュだよ
ピアス、耳につけてるインドのお話
それでは…ゴー!
「それ、触らないようにしてくださいね」
右耳にピアスをつけられた時に親父にそう言われた
珍しい心地で触れようとしていた手をすっと引っ込める
でも、そのピアスが親父の証な気がして、どうしても触れたくなった
「…なん、で、触っちゃいけないの?」
命令に反論するような、そんな気分になって、ズクッと心が重くなる
…しばらくして、快楽に変換されていったけれど
「…まぁ、別に触ってもいいですよ。ご褒美がなくなるだけですから」
ご褒美、と聞いて一気に気分が明るくなる
絶対に守ろっ!
「絶対守りますっ!!」
嬉しさを全開に滲ませて、元気よくそう答えた
イギリスが柔らかく、不適に笑った気がした
…もっと、見て欲しいかも…♡♡
「…お前、それどうしたんだ?」
「え、なにが?」
パキスタンに指を差される
耳のところ?
「ああ、これ?」
「ユニオンジャックなんて柄悪っ」
パキスタンのその声を聞いて、なんだか嫌な気分になった
親父を侮辱されたみたいで
「これ、大切なのだから傷つけないでね」
「ふーん…あ、つけるよう脅されたのか?」
「ちがうっ!!」
…おかしいなぁ
このピアス見られたくて、つけたのに…
わざわざ髪を耳にかけて、はっきり見えるようにしたのに…
最悪な気分だ
…見えない方が良かったかなぁ
「うげ、インドアルね」
「…お前には会いたくなかったなぁ」
相変わらずの糸目だった中国がふと、目を開ける
「どしたの?」
「いや、それ…なんでもないアルよ」
中国の目が、自分に向いてるのを見て、自分のなにかだなと思う
…あ、分かったピアスのことだ
「これね、いいで…」
「香港もそれつけてたアルね」
本来は話を遮られて、怒ろうと思った
でも、それよりも大事だった
「香港、が?」
「そうアルよ、イギリスから貰ったって言ってたアル。植民地の証って、お洒落でいいでしょうって言われて、今もつけてるアル」
なんだか、ショックなような、嬉しいような気分だった
…俺、植民地のころそんなの貰ってないけどな…
「だから、我もピアス作ったのアルよね。国旗を入れたピアスアル」
そんな話はどうでも良かった
…やっぱりこんなもの見せなければ良かったのかもしれない
奴隷な自分が少しご褒美貰えたくらいで浮かれる方がおかしいんだ
…っ、あ、泣きそう…
下向いて、すっと去って行った
「うぅ…なんでっ」
人気のないところで、涙を手で拭いながら、誰に言うでもなく、そう言う
やっぱり特別じゃないのはショックで、快楽にも変えれそうにはなかった
っ…なんでっ
俺の方がもっと、もっと深い関係なはずなのに、香港なんてやつが貰ってるのと同じのなんて、嫌だった
一応は恋人なんだ
…親父には、まだ奴隷と思われてても、一応は
でもっ、でも…
「うぅ…ひぐ、ぐすっ」
また涙が溢れてくる
こんな扱い俺にぴったりなのにな
…結局、痛みだって好きな訳じゃないの
かもしれない
親父が、してくれてるから好きなだけで
そんな時だった
唐突に今まであった耳の痛みがぐっと強くなった
「ぁえっ、へ…」
痛みと快楽が同居して、襲ってくる
さっきまでは少し痒みに近くて、あまり気にするものではなかったのに
「っ…ぁっ♡はっ、はっ…♡」
結局は痛みに身体がぽかぽか温まってきて、泣いてるのがどうでもよくなりそうだった
「〜っ、きもちい…♡」
ちょっとピアスを開けられた時は痛くなかったのに、今は身体を震わすくらいにズキズキ痛む
…穴開けられただけなんだけどなぁ
…これが、ご褒美?
「あはっ、やった♡」
こうやってもらうとやっぱり親父が大好きで堪らなくなる
「…あれ?」
ふと思う
俺、なんで泣いてたんだっけ?
…まぁ、いいや
親父に会いに行こ