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岩本サイド、










俺 が 選んだ のは しばらく 休学 する という 事 だ 。 その 間 なら きっと 皆 、 俺 の 事 嫌い に なって くれると 思った 。




岩 「 ( 家 は 教えて ないし 、来ないよな .. )」




ベッド に 寝転んで 、天井 を じっと 見つめる 。アイツら の 笑顔 とか 皆 で 行った ゲーセン とか 。色々 思い出して 涙 が 流れそうになる 。



ピンポーン 、


インターホン が 鳴る 、出る気 に なれず 、寝転んだまま で 居ると 、母親 が 出てくれた ようで 母 の 甲高い 声 が 聞こえる 。




岩母 「 はーい 、あら 照 の お友達 ? 」


深 「 はい 、照 って 今 … 」




声 を 聞いた だけで 深澤 だって わかった 。

俺 は 思わず 、布団 に 潜った 。




岩母 「 今 は 部屋 に 居るわ 、良ければ 上がって ? 」


深 「 そうなんですね 、ありがとうございます 、お邪魔します .. ! 」




深澤 が 部屋 に 来ない ように 何度も 何度も 心 の 中 で 願った 。 俺 は 今 、アイツ に 会いたくない 。 アイツ .. いや アイツら って 言った 方 が いいか 。




岩 「 頼む 、来るな .. 来るな .. 」




岩母 「 照 、お友達 来てくれたわよ ー? 」



俺 の 願い も 虚しく 、

母 は 深澤 を 俺 の 部屋 まで 案内 した 。



深 「 .. なぁ 、照 … 」



岩 「 … ほっといて 、帰ってよ 、 」



深 「 ちゃんと話そ 、? な .. ? 」



岩「 .. いいから帰れよ 、」



深「 俺 、ゲーム 持ってきたんだ .. ! 一緒 に やろうよ .. ! 」



岩「 やらねぇよ 、ゲーム 興味 ねぇし … 」



深「 そう言わずにさ .. ! 」



岩「 .. お前 、それ が 俺 の 為 に なるとでも 思ってんの .. ? 」



深「 … え 、? 」



岩「 お前 の 行動 全部 、迷惑 なんだよ 、なんの役 にも 立って ない んだよ .. ! 」


岩「 全部全部 、お前 の 自己満 だろ .. ? 救った つもり なのか 知らねぇけど 、正義 の ヒーロー 気取り すんなよ .. 、 」





俺 は 思わず 思い の 丈 を ぶつけた 。多分 、顔 を 見てない から 言えたん だと 思う 。顔 を 見てたら 言えなかった 。






深「 … ごめん 、 」



岩「 .. いいから 、帰れよ … 」



深「 .. わかった 、もう来ない 。」




深澤 の 冷たい 声 で 、俺 は 扉 に もたれかかった 。 突き放された のが 嬉しかったのか 、悲しかったのか 、分からない けど 涙 が 流れた 。




嬉し涙 なのか 悲し涙 なのか 、そんなの 分かんないけど 、これで 良かった 、って 俺 は 思う 。









これで もう 、俺 は 誰 にも 愛されない 。


… これで 良かったんだ 。












携帯 の ホーム 画面 には 、

9人 で 遊園地 に 行った時 の 写真 が 映る 。











岩「 .. 楽しかったな 、あの頃は … 」





そっと 携帯 の 電源 を 切って 、俺 は ある場所 に 向かった 。














次回 → ♡×10.

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