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全員で付き合ってます
皆がshkに鬼甘い
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kn side
久しぶりに宅飲みしない?nakamuからの連絡がきっかけだった。俺は酒を飲まないしどっちでも良かったんだけど、どうやらみんなは行くらしい。どうせ介抱する為に結局呼ばれるだろうから、俺も行くことにした。
みんなが飲み始めてから2時間ぐらいが経った。久しぶりの宅飲みという事もあるのか飲むペースが尋常じゃない。特にきりやんとシャークん。きりやんは自分が飲める量を理解しているから大丈夫だと思うが、心配なのはシャークんの方だ。いつもは自分のペースでゆっくり飲むのだが、時々、ほんとに時々自分が飲める量を忘れてしまい、酒を飲む手が止まらなくなってしまう。そうなったら後悔するのはシャークん本人だ。仕方がない、またいい具合で俺が止めてやるか。
shk side
久しぶりにみんなで飲めることが嬉しくて、今日はついつい飲みすぎてしまったようだ。頭がふわふわして何も考えられない。目の前で酒を飲みながら会話を楽しんでいるみんなを見ていると、何故か寂しく感じてきてしまった。俺の悪い酒癖らしい。でも、このメンバー以外で酒を飲んでも絶対にそんなことは思わない。多分このメンバーだからなんだろう。
いつもは絶対にこんなことしない。でも、今日だけは自分の意思に従ってみようと思う。
no side
シャークんはゆっくりと立ち上がりフラフラとした足取りできんときの元へ向かった。きんときはどうしたの?と優しい声で問いかけるが彼は何も答えずに、きんときに抱きついた。初めは彼もびっくりしていたが、次第に抱き締め返し、頭を優しく撫でた。心地が良さそうな顔をしながらきんときの中で踞る。そう、彼は甘えるのが苦手なのだ。それはメンバーの全員が理解している。だからこそこんなに甘えてくれるチャンスを逃す訳にはいかない。
この一部始終を見ていた他のメンバー達は、 ずるいだの卑怯だのと騒いでいたが今のきんときは返事をしない。シャークんを甘やかすので忙しいのだ。彼は聞こえないふりをしながら彼を撫で続けた。
どうやら交代の時間のようだ。
10分ほど経つとシャークんは俺にちゅっ、と可愛らしいキスをしてから また立ち上がり、次はきりやんとスマイルの所へ向かった。シャークんがきりやんの胡座 をかいているところに小さく座り込み、目の前にスマイルを呼ぶ。そして2人の手をとり、きゅっ、と恋人繋ぎなんてものをしてみせた。きりやんはどうしたぁ?なんて シャークんに優しく話しかけながら頭を撫でる。スマイルは暖かい目で見守りながらも時々頬に柔らかいキスをする。3人の世界に入り込み、まるで時間がゆっくりと流れているように感じる。そのまま数分間、きりやんとスマイルは何も考えずに只々シャークんを愛で続けた。すると、きりやんが近くでnakamuとbroooockが不機嫌そうな顔をしていることに気付いた。きりやんが分かりやすい奴らだな、なんて言いながら今にも自分の中で眠ってしまいそうな彼に「nakamuとBroooockのところには行かなくていいの?」と教えてあげる。すると彼はハッとして、眠い目をこすりながらも立ち上がり、ゆっくりと彼らの元へ向かった。
シャークんがこちらに向かってくると分かり、nakamuとbroooockは待ってましたと言わんばかりに2人で勢いよくシャークんを包み込んだ。nakamuがシャークんの頬を両手で包みながら「遅かったね。ずっと待ってたんだよ」なんて面倒臭い彼女みたいなことを言いながら、おでこに優しいキスを1回、2回…と何回も続ける。broooockは先にシャークんを取られて少し不服そうだが、nakamuのキスが終わるまでシャークんにぎゅうっと抱きついていた。nakamuのキスがやっと止まると、シャークんはまた2人の手を握った。どうやら手を繋ぐのが気に入ったらしい。そして今度はbroooockの方を向き、今出せる最大の力でぎゅうっとBroooockを片手で抱き締め返し、Broooockの胸に顔をぐりぐりと埋めた。その行動が可愛くて可愛くて、頭をわしゃわしゃと撫でてあげる。するとシャークんは満足そうな顔をしながらBroooockの胸の中でゆっくりと目を閉じた。シャークんが完全に眠りにつくまでは誰一人喋ることなく酒をゆっくりと嗜んだり、片付けを始めたりしていた。気まずい、とかそんな空気感では無い。何せ高校からの付き合いだ。こんなことで気まずくなっていたらここまで長く付き合えてない。ゆっくりながらも過ぎていく時間を感じていると、シャークんが寝息を立て始めた。Broooockが完全に寝たことを確認すると、シャークんを姫抱きしてソファーに寝かせ、毛布をかける。Broooockがシャークんを運び終わると皆で片付けを決める。
お開きの時間だ。