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私は人間くらいの人形と暮らしてる
特別製で本物そっくりだ
皮膚もなめらかで気持ちいい
さぁ一緒にご飯を食べよう
あぁこぼしてしまったね
早く綺麗にしないとシミになってしまう
服を脱がせ、風呂場まで連れて行く
ゴシゴシ
なかなか落ちない
ゴシゴシゴシゴシ
こんな所にもこぼしてたのか
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
クソ…なかなか取れない
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
念入りに洗っていたら
玄関からチャイムがなった
仕方がない
玄関を開けると手帳を見せられた
警察だ
何か事件でもあったのだろうか
部屋の中に入りたいと言っていたので快く案内した
私が濡れていたのが気になったみたいだから特別な人形を洗っていたと説明した
その人形を見たいと言ってきたので風呂場まで案内した
「間違いないな…これは…」
いきなり手首に冷たい感触がした
やめてくれ…
私たちを引き離さないでくれ
人形を愛することが罪なのか?
こんなのは警察の横暴だ!
「これで親御さんたちも葬儀できるな」