TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

12   謝罪


「わぁ__美味しそう___」

私・べるはしぇいどさんとの約束に遅れないように30分くらい前に家を出ていた。

もう神社の周りは賑わっていて、夕方なのにすごく明るい。

確かしぇいどさんとの待ち合わせはこっちで___

「ななっしー?」

私は思わず目の前を通りかかった少女を引き留めた。

桃色の髪、ビイドロのような目、花柄の浴衣を着た少女、ななっしーだった。

「あ、ななっしーあのね_____」

勢いで止めたからしゃべることを考えていなくて、繋ぎ合わせで喋る。

「その___ななっしーが死んでるとか__その思ってなくて__それで____」

「別にいいよ。」

私がしどろもどろにしているとななっしーはあっさり答えた。

あまりの答えにちょっと驚いた。

「べるもわざとじゃないんでしょ。」

「え、いや、でも___」

私がオドオドしてるうちにまたななっしーは歩き出してしまった。

ふと、何かを思い出したようにななっしーが立ち止まって振り返った。

「好きな子と約束、してるんでしょ?早く行きな。」

ななっしーがいつも急かしてくるのはきっと___

私に手遅れになってほしくないんだな。

ななっしーなりの気遣いなんだ。

「うん、行ってくるよ!」


ななっしーがポツリと口にした別れの言葉は私の耳には届かなかった。

バグった私と狂った君(10話から)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

59

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚