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ある時、誰かが言ったんだ。
「外の世界は恐ろしい」
村の人々はそれを信じていった
俺だけが、信じてなかった。
お母さんにも怒られたよ
「あの人の事だけを信じるの」と
家族が全員、狂ってるみたいな感覚で
怖かった
俺は咄嗟にその村から出た
俺のいた村は、森に囲まれている
森は険しかったけど、此処から出れると思えば耐えた。
森の向こうには、殺風景や何も無いが正しい世界が待っていた。
俺がいた街はあんなに賑やかだった
みんな楽しそうだった。
胸の奥底が割れたような気がした
md「此処、何処?」
md「皆ハッ、…」
md「アンナニ楽シソウナ、場所ナノニッッッ…」
端から聞こえた兵隊の声
かつて母が教えてくれた事だ
「兵隊さんは、皆のためにやってくれてるのよ。もし、他の兵隊さんに会ってはならない」
そう言われた
俺の国の国旗では無い兵隊がゾロゾロと流れてくる
この時、俺は実感した
敗北したんだと
ボロボロの姿で俺は兵隊さんに見つからないようにこの国を出た
俺は旅人みたいになった
国を入ったりしては出ていく。
戦争が起きない国とはないのか、そう考えてた
理想を求めては違う。となっていく
そんな俺を見つけてくれる人はいないのかな
淡い期待なんてしなければ良かったんだ
「ねぇ、君一人?」
「ナニ」
「俺と一緒に国を作らない?」
何を言っているの。この人は
俺たちはまだ出会ったばっかり
初対面なのに
理想を求めて
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