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ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーななside
あの森を離れてから数日くらい。国の人々からたくさんの情報を集めながら、タルタロスのもとへと向かった。
なな「あの!」
住民「おや、見ない顔だねぇ。イロアスの勇者様に似たオーラを放たれていらっしゃる、、、。」
れん「えへへ、そう?」
なな「もう、れんったら、、、。じゃなくて!タルタロスの屋敷の場所をご存知ですか?」
住民「あんな恐ろしい魔物の元へ行くの?行くのならば、ここをまっすぐ行った先にありますけど、、、。」
れん「へ〜ありがとう!」
住民「あなた達が行って大丈夫なのかい?タルタロスは恐ろしいわよ。あんな化け物を倒せるのは、イロアスの勇者様ただお一人ですから。」
なな「、、、世界が滅びる前に、私達がなんとかします!イロアスの勇者の居場所も、私は検討はついています。」
れん「え!?それほんと?」
住民「そう、、、ご武運を祈るわね、、、。」
そんな感じで、タルタロスの巣食う屋敷に辿り着いた。いかにも悪の城といった感じで、外からもその邪悪が溢れていた。その影響なのか、まわりの草木は枯れ果てていて、若々しい草木は1つも生えていない。私とれんは、正面のドアにいる門番が昼寝をしているすきにこっそりと屋敷へと忍び込んだ。
なな「気を引き締めていくわよ、れん。」
れん「うん。」
???「侵入者がよそ者とは、とんだ忌まわしき人間なのやら。」
その声に思わず辺りを見回す。気がつくと、私達は屋敷の大広間にいて、目の前には大きな化け物が居座っていた。大きな角と、ギラついた目、眉間に刻み込まれたシワ。その全てに邪悪なオーラが纏われていた。見た瞬間にわかった。コイツが、全ての元凶であり、世界を破滅に導いている「タルタロス」だと。
れん「、、、お前を地獄の底に突き落とす、、、!」
タルタロス「ほう。威勢に関しては立派じゃな。だが、そんなへなちょこがこの俺様に勝てるとでも、、、?笑わせるなw」
なな「いいえ。れんの言うことは嘘やない。お前を倒し、全てを終わらせる。」
タルタロス「いいじゃないか。やってやr、、、!?何故だ!身体がっ、、、動かんっ、、、、!」
よく見ると、何者かに操られていて、動けないようにも見える。タルタロスは必死に抵抗しているが、動けていない。私達はチャンスと思って、私は魔術で、れんは夜刀神の力を付与させた剣でタルタロスを攻撃した。しかし、全く効果が見られない。
れん「くそっ!全然効きやしない!」
なな「はぁ、はぁ、、、。どうして、、、」
タルタロス「はっはっは!どうだ!この俺様の頑丈な身体の硬さを思い知ったか!たとえ動けないとしても、お前たちの攻撃なんぞ、蚊がとまったにすぎん。」
なな「(どうすればっ、、、助けて、、、母さんっ、、、!)」
???「なな、れん。」
突如、屋敷に謎の声が響き渡った。それは、懐かしくて、泣きたくなるくらい、優しい声。でも、その姿はない。
なな・れん「母さんっ!!!」
💜『ふふっ、二人とも、大きくなったね。』
れん「母さん!いるんだろ?出てきてくれよぉ!」
なな「ねぇ、母さんなんでしょ?」
💜『、、、そうだよ。俺がイロアスの勇者、「エデン」。俺は今、タルタロスの精神の中にいる。』
れん「精神!?」
なな「どうやったら、母さんは戻ってきてくれるの、、、?」
💜『、、、わからない。でも、どっちにしろ、タルタロスを倒さなきゃ。俺が奴の動きを止める。ななとれんは俺から受け継いだものを思い出してみて。』
なな・れん「受け継いだもの、、、?」
れん「受け継いだって、、、何を受け継いだの?母さん!」
でも、その頃には、母さんは返事をしてくれなかった。ただ、必死に抗うタルタロスが目の前に映っているだけ。私は久しぶりに母さんの声を聞いて泣きそうになった。父とまともに会話をせず、弟と過ごしてきたこの数年間。心細くなってしまったのかもしれない。でも、今はやることをやらなきゃ、、、!
れん「母さん、、、」
なな「れん!ボサッとしてる暇ないで!タルタロスにトドメさすよ!」
れん「なな姉、、、うん!」
なな・れん『ペルセウス』
はい!いかがでしたでしょうか?多分次で最終回!いいねやコメント、フォローよろしくおねがいします!それじゃ、おつてぬ〜
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