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『こんな展開ありですか!?』
〜異世界×異世界のラブコメディ〜
第1話 初めまして
それはなんの予兆もなく現れた。
池袋 萬屋ヤマダ
『依頼もなくて暇だな…。アニメイトにでも行くか。』
『一兄、それなら僕も行きたいです!』
『あ、おい、俺が言おうと思ってたのに!』
『喧嘩すんなお前ら…。って、なんだぁあれ!』
事務所のすぐそこに穴が空いている。
『な、なんだよあれ!』
『ぼ、僕に聞くな!』
『『『うわぁぁぁぁ!!』』』
横浜
『なんなんだあれは……っ。』
『荒唐無稽です、こんなこと……。』
『ふむ、宇宙人の侵入か?それとも…。』
『んな事言ってる場合じゃねぇぇ!逃げんぞ!』
『あ、あぁ!』
『『『うわぁぁぁぁ!!?』』』
渋谷 乱数の事務所
『頼むよ乱数!金貸してくれ!』
『やだよん!前貸したお金も返してもらってないし!』
『見苦しいですよ、帝統。』
『くそぉ…っ。って、うわぁ!なんだぁあれ!』
『ん?なにあの穴?』
『すごく大きいですね…。』
事務所のすぐ側に穴が広がっている。
『と、とにかく逃げましょう!』
『そ、そうだな、乱数!』
『え、う、うん…。』
『『『わぁぁぁぁ!!』』』
新宿
『ふぅ、仕事行きたくない…。』
『どぽちん、お互い頑張ろう!』
『じゃあ私はこっちだから、2人とも、頑張ってね。』
『はい先生。ん?あれは…!』
『そ、そそ、空に穴が!!』
『興味深いですね…。』
『そんなこと言ってる場合じゃないっしょ!』
『『『わぁぁぁぁー!!!』』』
名古屋 空却の寺 雷隠寺
『おら!修行だ修行! 』
『ひぃぃ!もう嫌っすー!!』
『その辺にしといてやれ、空却って、なんだ!?』
『あ?どしたよ獄。』
『あれ見ろ!あれ!』
『はぁ!?空に穴が空いてやがる!』
『ひぃぃぁ!怖いっす!!』
『『『うわぁぁぁぁー!!』』』
大阪 盧笙の家
『昼から飲みすぎたわ…。』
『ほんまアホやな。水のみぃや。』
『おおきに、盧笙。』
『おい、お前ら、空見てみろ。』
『『は?あぁ?なんやあれー!!』』
『ダークホールみてぇだな……初めて見るな。』
『何そんな落ち着いてん!逃げな!』
『そ、そや!早く逃げへんと!』
『『『わぁぁぁぁー!!』』』
池袋Division。横浜Division。渋谷Division。
新宿Division。名古屋Division。大阪Division。計6チームは謎の穴に吸い込まれてしまった。
一方同時刻――。
デビルズパレス 庭
『変な雲行きね……。百合菜、雨降るかもしれないから屋敷に入りましょう。』
『うん!』
その時――。
ボフンッ!!
『『え?』』
『『『『『うわぁぁぁぁ!!?』』』』』
ドンガラガッシャーン!!
『お、お姉ちゃん、今の…。』
『屋敷のエントランスからだわ。行くわよ!』
『う、うん!』
デビルズパレス エントランス
『な、何事ですか!天使の襲撃では無さそうですが…。って、貴方達は……?』
『いってぇ…あぁ?なんだよここ…。』
『見るからに怪しいな…。おい、お前ら誰だ?』
『こっちが聞きてぇよ!お前らこそ誰だ!なんだその格好!』
『これは、燕尾服と言って…。』
『待って、ベリアン。この人達…。』
『主様の世界に住む人たちと服装が似てるような…。』
『『『『『『主様?』』』』』』
バタバタ…!
『みんな大丈夫!?』
『何があったの!』
『あ、主様!近づいてはいけません!』
『え?ん?この人達…。』
『ん?あんた、どっかで見たことあるなぁ?名前聞いてもええ?』
『き、姫神麻里衣です…。』
『やっぱそや!あんた、東京の名探偵やろ!』
『え、っと。つまりこの人達は主様の世界に住む方々ということですか…?でも、どうしてこの世界に……。』
『そんなの俺らに聞かれても、なぁ?』
『突然穴が現れて気付いたらこっちに来ていたんです。』
『うーん、何人か聞いたことのある声するなぁ。』
『な、なぁ。一二三。あの赤と黒の髪の人、お前に声似てないか?』
『え?あー。確かに俺っちに似てるな!』
『お、お姉ちゃん…どうする?』
『…と、とにかく…。こちらに来てください。状況を説明しましょう。』
食堂
『皆さん突然穴が現れて、それに吸い込まれた。そして、気付いたらこちらの世界に来ていた。と。』
『あぁ、そうだ。何故かはわかんねぇけど…。』
『皆さんのこと見た事ありますわ。確か、それぞれチームを組んでディビジョンラップバトルというのをやってるんですよね?』
『あぁ。あんたは簓がさっき言ってた通りか?』
『はい。姫神家長女。姫神麻里衣です。』
『同じ世界線なんだね。この人達と。』
『そういう設定なのよ。百合菜。後メタイ。』
『あんたのことは知ってるで。両親ともに名探偵でメディアにも取り上げられてるやろ!』
『え、えぇ。』
『若いのにすごいなぁ?それできになったんやけど、その仮面なんや?』
『え、これは…。』
『初対面で不躾ではないですか?まず貴方達のことを信頼したわけではありませんよ。嘘をついてるかもしれません。主様を狙う刺客かも…。』
『ゆ、ユーハン…。』
『幻太郎。あの片目隠しの人幻太郎に声そっくり!』
『CVが同じですからね。』
『メタいこと言うな!幻太郎!』
※ツッコミどころが満載です。
『待って、ユーハン。』
私は仮面を外した。
『!その瞳…。』
『驚かせてすみません。これは生まれつきのものです。この瞳は異能付きで…人の心を読めるのです。ユーハン。安心して、この人達嘘はついてないわ。この人達はね…。 』
説明中……。
『なるほど…。怪しい人達ではないんですね?』
『えぇ。まずは改めて自己紹介をしましょうか。』
『姫神麻里衣です。この屋敷デビルズパレスの主です。そしてこちらが…。』
『同じく妹の百合菜です!』
『ほんまそっくりやな。』
『瓜二つだな。』
『私達の執事を紹介します。』
『ベリアン・クライアンです。よろしくお願いします。マナー指導の執事です。』
『ロノ・フォンテーヌだ。調理担当の執事だ。』
『俺はバスティン・ケリーだ。』
『あのキツネみたいなやつ、二郎に声が似てる。』
『似てるというか…そっくりじゃねぇ?』
『ハウレス・クリフォードだ。』
『フェネス・オズワルドです。入浴補助担当です。』
『俺は、ボスキ・アリーナスだ。』
『アモンっす!庭の設備を担当してるっす!』
『小官と声が似ているな、あの仮面の男。』
『あぁ。そっくりだ。』
『ルカスです。医療担当の執事をしています。』
『ナック・シュタインです。会計を務めています。』
『ラムリ・ベネットだよ!』
『俺っちに似てる…。』
『声が一二三だ…っ!』
『そうですね、見た目は全然違うけれど、一二三くんの声ですね。』
『ミヤジ・オルディアだ。よろしくね。』
『ラト・バッカと申します。よろしくお願いしますね。』
『ふ、フルーレ、ガルシア、です。よろしく、お願いします…。』
『あの小さい子、男なのか?』
『ちっちゃくて可愛いっす!』
『お前らより年上とは思えねぇ。』
『俺はカワカミ・ハナマルだ。よろしくな。』
『シノノメ・ユーハンです。』
『テディ・ブラウンです!』
『幻太郎だな…。』
『小生の声ですね…。』
『あはは!幻太郎が2人いるみたーい!』
『ベレン・クライアンだよ。よろしくね。』
『シロだ。ふん…。』
『ムーです!よろしくお願いします!』
『優しそな兄さんやなぁ!』
『せやね、あの白髪の男は偉そうやけど。』
『猫ちゃんかわいいじゃねぇか。』
『我々の自己紹介は終わりましたね。では、次は…。』
『俺達だな。俺達は池袋Division、BusterBros!!!の山田一郎だ。こっちの2人が弟の。』
『山田二郎だ。』
『山田三郎です。』
『三兄弟なんだな。バスティンに声似てんな。』
『俺達は横浜DivisionのMAD TRIGGER CREWの碧棺左馬刻だ。』
『入間銃兎です。』
『毒島メイソン理鶯だ。よろしく頼む。』
『ボスキさんの声っすねぇ…。』
『はいはーい!僕達は渋谷DivisionのFlingPosse!飴村乱数ちゃんでーす!』
『小生は夢野幻太郎です。』
『俺は有栖川帝統だ!よろしくな!』
『ユーハンさんの声ですね…。』
『私達は新宿Divisionの麻天狼の神宮寺寂雷です。医者をしています。』
『伊弉冉一二三です。よろしくね、子猫ちゃんたち2人。』
『か、観音坂独歩、です。よろしく…お願いします。』
『ルカスの声なのにルカスじゃ言わないような声をしているね。』
『拙僧は名古屋DivisionBad Ass Templeの波羅夷空却だ。』
『四十物十四っす!よろしくお願いしますっす!』
『俺は天国獄だ。よろしく頼む。』
『一人称が皆それぞれ違うのね。』
『大阪Division、どついたれ本舗の白膠木簓や、よろしゅうな。』
『躑躅森盧笙や。よろしく。』
『天谷奴零だ。よろしくな。』
『さて。これで自己紹介は終わったわね。今の現状をどう打開するか策を練りましょう。』
『そうだね…。この人達それぞれの区画の代表だからそのチームが居なくなったら困るし、この人達にも生活があるからなるべく早く戻してあげないと。』
『安心して下さい。ちゃんと元の世界に戻れるように尽力致します。』
私はニコッと微笑む。
と、その時――。
『よいしょっと。真剣に打開策を練ってるところ申し訳ない。』
『あ、貴方は!』
『この夢小説の作者の風花です。』
※もうなんでもあり。
『簡単に元の世界に戻られたら困ります。
クロスオーバーの夢小説を書いてる意味が無くなるでしょ!』
『出たわね変人作者!』
『変人とは失礼な。貴方を生み出したのは私なのに。』
『はぁ?』
『簡単に元の世界に戻ってもらったら困ります。(´ρ`*)コホン貴方達ヒプノシスマイクの各チーム18人。あくねこのデビルズパレスの執事18人で、そこにいる主様達2人を取り合うんです。』
『『『『『『はぁ!?』』』』』』
『これは恋愛夢小説なんだからバチバチするラブコメディなんだから!簡単に終わっちゃ困るのよ!』
『なんなんもうめちゃくちゃやなぁ。』
『いや、そーでもないで。既に俺、ワクワクしてはるから。』
『は?簓お前まさか…。』
『俺も芸人の端くれ。この状況楽しんだるわ!』
『わかってくれて何よりです。あ、もしその気持ちが湧かなくても私の夢小説の中の登場人物は貴方達だから。私の好きに書かせてもらいます。では、主ちゃん達、後はよろしく!』
私はその場から去る。
『あの作者め…。お姉ちゃん、どうする?』
『……はぁ。あの作者は言い出したら止まらないから……。分かりました。作者に振り回されてる者同士…仲良くしましょう。これからよろしくお願いします。』
こうして、ヒプノシスマイクの各チームとあくねこの執事達による主様奪い合い争奪戦が始まった!
『『ディビジョンラップバトルみたいに言うな!』』
次回予告
第2話 早速の宣戦布告!?
最初に動いたのは大阪代表どついたれ本舗リーダー
白膠木簓!?
『悪いなぁ、俺、既に惚れてもうたわ。なぁ、名探偵の麻里衣はん。』
『なっ!』
『え…っ?』
『知的で聡明なあんたに一目惚れや。なぁ、これの心の謎も解いてくれへん?』
『何上手いこと言ってくれてんだー!』
『お姉ちゃんも大変だなぁ…って、私も他人事になってる場合じゃないのか…。』
次回もお楽しみに!
コメント
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うわあああ読み終わったよぉぉ!!😭💕✨ ヒプマイ×あくねこのクロスオーバー夢小説、しかも声優ネタまでしっかり拾ってるの天才すぎる!!各チームがデビルズパレスに飛ばされてきて、執事たちと「声同じでしょ!」の掛け合いがもう最高すぎて笑い止まらんかった🤣❤️ 作者さん登場で「簡単に終わられちゃ困る」って言い放ったシーン、完全に神回の予感しかしない…!簓が早速麻里衣に一目惚れしてるの次回楽しみすぎるよぉ!続き待ってるね!!🌸