コメント
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ルビの振り方うますぎる((( 最後のとこ好き👍👍👍
あえて最後何もかかないぜ☆(?) はい、十和って誰でしょうね((((知るわけないやろ
頭では想像つくんだけど……
文に表すって難しいよね。
百合じゃなくてごめん!!!!((((
「 スフェ、起きてるのか 」
図々しい声が俺の耳に入り込んでくる。
「 起きてるんだろ 」
朝日が昇って
視界はいつも通り真っ暗で
まるでウイルスにかかったパソコンみたいに。
動けなくて。
うるさい声が何度も何度も
聞きすぎて聞こえなくなるくらい
…ああ、馬鹿らしい。
「 …さっさと起きろ。学校行かないのか 」
「 せっかく“お姉ちゃん”がやってくれたのにな 」
何がお姉ちゃんだ
あんなの姉じゃない
ただの俺を調教するために作られたモノだろ。
「 ねえ 」
「 ん〜? 」
「 殺しても見逃してくれる? 」
初めて頼った
学校が安定してきた頃
「 あははっ、随分やる気になっちゃったね 」
その微笑は作り物にしか見えなくて
悲しそうで
できないんだって
「 大丈夫だよ〜 」
「 俺はスフェを守るから。 」
“ どうせできない ”
そう聴こえた
「 …この野郎が 」
飛ぶような成績を残して
馬鹿みたいな態度を示して
ごめんなさいも言えなくて
こんなどこまでも捻くれた俺は
何もできないんだろうね。
「 ばいばい 」
───────ドッ
殺って
嬉しいって思った
やっと一人だって思った
「 ねえ、俺はこれからどうしようか。 」
「 ここから俺も飛び降りて死のっかな!w 」
「 ……… 」
「 ねえ、十和。 」
『 はいっ、チーズ! 』
「 ッ、!? 」
───なんだ、夢…?
じゃない、よね
「 ……十和、ね 」
……馬鹿。
今の俺には軍がいるんだから…
………
この記憶を消して仕舞えばいいんじゃないか。
何度も思った。
でもできなかった
【 神 】とか言うその存在が。
俺を邪魔した。
鳥がそばで鳴いている。
空は青く澄み渡っている。
俺のこの瞳は、それくらい生きれているだろうか。
「 …… 」
─────あの日くらい憂鬱な日こそ、俺はやることがある。
「 ラヴ 」
「 会いにきたよ、私がね! 」
「 …えーっと…は?(( 」
「 は〜〜ァ…((( 」
「 忘れちゃったラヴくん⁇ 」
「 オブシディアン・スフェは女だよ。 」