ぴよ ぴよ . と 鳥の囀りが 聞こえる朝.
冬の朝は霧が掛かっていて,肺が凍りそうな程の寒さ .
樹 『ん〜, よく寝た. 』
朝の6時半.1人の少年が目覚める.
樹 『… 今日から新しい学校だ! 頑張ろ .』
彼は1人呟くと, 朝食を食べにリビングへと向かう.リビングには樹 たった1人.
樹 『何食べようかな〜 . パンで良いや.』
戸棚から朝食となるパンを取りだし,パンをトースターで焼く. パンの香ばしい匂いが漂うリビングに, 樹の兄慎太郎が降りてくる.
慎太郎 『おはよ~樹!』
樹 『おはよう。 慎兄 !』
そう。 彼等は歳が少し離れている兄弟.とても仲良し,
樹 『慎兄〜朝ご飯出来てるよ~!』
慎太郎 『本当~?ありがと!』
樹と慎太郎がリビングの椅子に座り , そして2人だけの空間で食事をする.
なぜなら, 両親は半年前に事故で亡くなってしまったから。
朝食を先に食べ終わった樹は,自分の部屋へ戻り学校行く準備を始める。
樹 『よ〜し!新しい学校行くぞ!』
胸をワクワクさせながら慎太郎に『行ってきます。』と一言いい, 家を出る。
慎太郎 『ふ〜,俺もそろそろ準備するか!』
慎太郎も学校へ行く準備をし,
家を出る。
( 因みに,樹は中一, 慎太郎は高2です !)
ここで 樹は , 学校へ到着し ,職員室へ向い
『嗚呼,君が転校生の ,”田中樹,,君ね。 君は,3組になるよ。 俺が担任 の 源 裕星だ .』
樹 『はい! 分かりました!宜しくお願いします! 』
樹が満面の笑みで 担任の裕星に 微笑みかける.
それに ドキッとしたのか、 裕星は顔を赤らめ ,彼に違和感なく, 微笑みかける .
裕星 『はい はい . それでは ホームルームを始める . 席につけ.』
教師が 教卓を 叩き , 生徒に そう 言いかける, 。
それに従い , 生徒は 座り, .
裕星 『今日は 昨日もお知らせしたように,転校生が来る。入ってこい。』
ガラガラッ と 音を立て,クラスへ行く扉を開け,新しい世界へ踏み入る。
樹 『あ、 えっと、 えっと、!!』
樹は緊張し,言葉が発せなくなり,担任へ助けを求める。
裕星 『自己紹介を,』
アドバイスを彼の耳元で囁き,
樹 『ッ , … ///は,はひ ィ っ』
弱点の耳元で 囁かれ,少し顔を赤らめて,
肩を竦める,
樹 『俺は、 田中樹です ! ラップがとても得意です,!よろしくですっ!』
クラスメイト 『格好良い,! ♡よろしくね〜!』
クラスメイトは 彼に対し、優しく接し、とても可愛がった ,
❦ℯꫛᎴ❧
第2話 新しい友達 . 𝐍𝐞𝐱𝐭↛