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「も、もときっ…… ど、どしたの?」
寝室に連れ込まれた俺は、元貴に抱きしめられながら、急にコトを進められそうになっていた。
「何が?」
「あっ、、、今日の俺、何かした?それともあの後何かあった?、、ん、ちょっと!もとき!」
「いや 今日の若井良かったよ。」
じゃぁ、急にどうしたと言うのだろう。
会話しながら首すじを強く吸われ、服の中に忍び込んだ手が身体をまさぐる。
乳首に元貴の指先が触れると、思わず声が漏れ、それが気に入ったのか執拗に転がし攻められる。
もう既に立っていられないくらいになっていて。
身体にまわされた腕でやっと支えられている。
俺の肩に顎を乗せ、そこから低い声が、じんじんと響いて、振動が心臓に直接伝わりばくばく鳴る。
「あっ、ちょっと、あんま吸わ、、ないでよ。跡、、、」
最近ライブでも割と首すじが出る衣装だってことを思い出した。
そうでなくてもアルバムのビジュアル撮影、PV撮影、ファンクラブの動画撮影と
最近は昔よりも、音楽のレコーディングだけでなく、沢山映像を撮っている。
「っち、、」
舌打ちしながらも、唇を離してくれ、
どっかりベッドに腰かけると、
「若井、こっちきて。とりあえず舐めてよ」
見ると、すでに元貴は臨戦状態で。
俺が顔を寄せると早々に、
ここを舐めて、だの、もっと強く吸って
だの指図をする。
俺も元貴にそんなふうに言われるのが嫌いじゃなくて、いわれたとおりに忠実に、いや、それ以上に、元貴のモノに舌を絡める。
元貴の声が満足そうに震えるのを聞くと、俺の後ろは過敏に反応して、
普段、元貴が挿る感覚が呼び覚まされ、興奮し、疼く。
「いいよ、若井」
「はっ、ンっ、、、」
元貴の色気のある声で褒められると嬉しくなる俺がいる。
元貴の味が、舌に伝わる皮膚のつるりとした食感が、その中に走る血管の膨張が、俺を狂わせる。
やればやるほど硬く大きく、
口の中で変化するのが、
元貴の快感の証。
顎に涎が伝い、ぽたぽた落ちて、元貴の脚のあいだに小さな水溜りを作る。
「奥までお願い。」
「んっ、?!ふぅッ、」
元貴が俺の頭を掴み、ぐっ、と沈めると、喉奥にあたり、苦しくて目が回る。
咥えているのは辛いけど、
それでも欲しくて求めてしまう。
もう顎も痛いし、頬の筋肉もヘロヘロだけど、一生懸命、吸い続け、顔を上下に動かす。
「ん。若井じょうずだね。出すよ、、、」
元貴の掠れた声が、告げる。
ブワッと、口の中に熱さが広がり、
すぐにごくごくと飲み込むのに、
追いつかずに口の端からダラダラ零れていくのを、手の甲で拭うと、
「あー。いい眺め。」
と、息を荒くしながらも、ニヤリと満足げに嗤う元貴。
あぁ。さっきまで俺を見ていなかった元貴の瞳が俺だけを映し、俺を求めている。
その事実に興奮する俺がいた。
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