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ぷち
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MAKO
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番外編100『主様を好きな分ミニ執事増える』
ある日、デビルズパレスに帰ると――
『『ただいま〜。って、わぁぁぁー!』 』
突然小さな大群に襲われる。
『アルジサマ〜!』
『アルジサマ〜!』
『え?この子達は?』
『あぁ、もうこれ以上増えないで下さい〜!』
(みんなからなんか出てる……。)
事情説明中
『なるほど、主様を好きな分だけ、自分の分身が増えるようになった、と。』
『アルジサマアルジサマ』
『可愛いかも…。』
『それ止められないの?』
『うぅ、すみません、止め方が分からなくて…』
『みんな、これ以上増えたら大変だから一旦落ち着いて。』
と、その時――。
ピタッ。
『主様のことになると素直に従うのね…。』
『お姉ちゃん、この子達どうするの?』
『治し方分かる?ルカス。』
『そうですね…。主様のことを好きな分だけ増えるという事ですので…。』
『中々難しいわね…。』
『よし、こうなったらエルヴィラに相談しよう。魔女族なら何か分かるだろ。』
急遽、エルヴィラ様に来てもらうことに。
『なるほど…分かりました。薬を調合させて頂きます。一時的なものなら何とかなると思います。それにしても主様は罪なお方ですね。』
『『っ……。』』
エルヴィラ様 調薬中――。
『アルジサマ〜アルジサマ〜』
『お、重い……。』
『この子達くっついて離れないね。』
『恥ずかしいので離れなさい……っ。』
『ヤー!』
(ちいかわ?)
『ふふ、でも慣れると可愛いかも。』
『ミニべりちゃん、おいで〜。』
『あ、主様…。』
『ベリアン、大丈夫よ、この子達のお世話ははみんなでしましょう。薬が完成するまでだし。』
『は、はい。』
こうして、少しだけの間、ミニ執事達のお世話をすることに。
『ワーワー!』
『キーキー!』
『ミニハウちゃんとミニボスちゃんが喧嘩してる……。』
『小さくなっても2人は仲悪いんですね。』
『分身が多いからほぼ大喧嘩だね。』
『『ワーワー!キーキー!』』
『全く、2人共、喧嘩しないで。』
『『ハーイ』』
(本人もこれくらい素直ならいいのに)
と、フェネスは思った。
『アルジサマ〜。』
『ミニアモちゃん、どうしたの?』
『『ン!』』
『わっ、薔薇?ふふ、ありがとう。』
『ちょ、何してるんすかー!それは俺の役目っす!』
『アモン、自分の分身に嫉妬してるの?』
『あ、主様まで…。』
『キーキー!』
『うるさいっすよ俺の分身!』
(自分と喧嘩してる……。)
『ラト達、ちょっと静かにしてて……。』
『クフフ、クフフ』
『モー!』
『分身の俺がラトに翻弄されてる……。』
『ふふ、仲良しですね。』
(私たち以外にも実害が出てる……。)
こうして、薬が完成した。
『お待たせしました。これで大丈夫です。人数分用意しました。』
『ありがとうございます!エルヴィラ様!』
『主様、ご迷惑かけて申し訳ございません。』
『ううん。大丈夫だよ。』
『はい、早速……。』
薬を持ってベリアンに渡す。
と、その時――。
つるっ!
『え?』
滑ってしまいベリアンに倒れ込む。
ドサッ!
『あ、しまった……。』
ポンポンポン×1000
ベリアンのミニ分身が沢山出てくる。
『わわー!ベリアン、止まってー!』
『ベリアンには刺激が強いね…ふふ。』
『笑ってないでベリアンを止めてー!』
しばらくして元に戻りましたとさ。
めでたしめでたし……
コメント
1件
番外編、めっちゃ可愛かったです…!ミニ執事たちが「アルジサマ〜」って群がる姿に思わず頬が緩みました🥺 特に喧嘩してるミニハウちゃんとミニボスちゃん、小さくなっても仲悪いの笑いました。本人たちが素直になればいいのにってフェネスの心の声に激しく同意…!最後のベリアンのドジで更に増殖するオチもほのぼのしました🌙 ほっこりする番外編をありがとうございます!