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「福原、ですか?」
正直吃驚した。
次の遠足の行き先が実家があった場所だったんだから、それに泊まる場所が、、
元々私の家があった場所だったんだから、
「なんか文句でも?」
学園長先生は知らない。
私の実家を
山田先生も
誰も知らない
だから私は何も言えない。言われた事をただするだけ。あの時のよう
私が夜霧だった時のように。だけどもう殺しはしない、私らしくないから。
「仇を討つな」そう父上には言われたから、それを今も守ってる。そうしたらまた、両親に会えるかもしれないから、
「土井先生?」
「!、何ですか山田先生」
「話聞いていたか?」
「あ、いいえ」
「学園長はしたみに行けと」
「はい!」
下見に行ったその時はまだ気づかれなかった。だから油断してたんだ。
遠足当日
「楽しみだねー!」
「ねぇー」
色んな声が聞こえる。
「いくぞー!!」
『はーい』
「こんにちはー!」は組が挨拶をする相変わらず元気過ぎて笑ってしまう
「こんにちはニコッ」仲居さんが挨拶を返してくれた。それがまた、は組は嬉しかったみたいだ。
「私は此処の旅館に仕える、葛井 未羽と申します」
私はこのとき違和感を感じた。
何故なら、昔私の家に仕えていたもので、葛井という人が居たのだ。
「山田 伝蔵です」
「!土井 半助です」
「お部屋へご案内します。」
「教師様がこちら、忍たまの皆様はこちらの部屋です」
「ごゆっくり。申し訳ございません。土井半助様」
「はい」
「後で私の部屋へ来てください」
「?はい」
「ねぇ?きり丸聞いた?」
「あぁ!金になりそうな話だ!」
「僕達も聞いたよ」
「庄ちゃん!伊助!兵太夫、三治郎、虎若、団蔵、金吾、喜三太、しんべえ!」
「ねぇ!土井先生についていかない?」
「いいね!!!」
「でも本当に大丈夫かな兵太夫?」
「なに!しんべえ心配する事ないよ!」
「そう?」
「うん!」
「あの?話って?」
「違ったら申し訳ございません。若様ですか?」
「!やっぱり、葛井美亜だったのか、」
「諸事情で美羽と名乗らせていただいていました!若様!ずいぶんと殿様に似ましたね」
「!」
父上
顔も覚えて居ないけれど
私はあの時間が生きがいだった。
「殿様は貴方様のことをとても大切にしてらっしゃいました。」
そうだったんだ。ろくに遊んでもらった記憶もない。私の事を大切にしてくれていたんだ。私の事を嫌いだと思ってたのに、
「そっかぁそうだったんだ」
私の事を大切に、
何だかとても嬉しい。
きり丸side
「、、、、、、」
「きり丸?」
土井先生がそんな
前からに似たような境遇だったのは知ってたけど。
土井先生の両親はすでに亡くなっているんだ
俺と同じだ
両親が居なくなるのが苦しいのは誰よりも俺が理解している。
何で
土井先生がこんな目に遭わないといけないんだ
土井先生何でですか。僕を頼ってくれないのは
僕地味に傷つくですからね