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元貴Side…
藤澤「元貴〜、おはよ〜!」
元貴「え!りょうちゃん!!」
りょうちゃんは、中学の時たくさん相談に乗ってくれて部活も一緒で話しやすい、先輩。
今はもう大学生で、僕よりも、オトナになっていた。
元貴「りょうちゃん、なんか用??」
藤澤「用って、わけではないんだけど、久しぶりに話したいなって。」
元貴「そ、そっか…」
藤澤「元貴、なんか元気ない…?」
元貴「え、…?」
藤澤「いや、いつもより元気さがないっていうか、…声が……」
元貴「う、ぅん、…ちょっとね、…」
藤澤「僕でよかったら聞くよ?」
元貴「、………実は、…」
藤澤「……そっか…、喧嘩、ね〜 」
元貴「先生からも仲直りすること勧められてるし、僕自身も、滉斗のことが大好きだから、僕から離れていくって事になると悲しいし、つらいんだ。 」
藤澤「好きなんだったら、ちゃんと謝んないと。」
元貴「でも、……」
藤澤「元貴は、喧嘩ってあんまりしないじゃん、なんなら若井とが、初めてなんじゃない?長年一緒にいる僕でも喧嘩したことないじゃん。」
元貴「確かに…」
藤澤「元貴は、人を大切にしたいって思いが強すぎて、自分と向き合えず、友達優先にしがちじゃん。 」
元貴「……ぅん。」
藤澤「大切な、友達とか永遠に一緒にいたいんだったら、早く謝ったほうがいいよ。」
元貴「ぅん、…。」
藤澤「それと、元貴!幸せになって!!」
元貴「…っえぇ!?急に…??」
藤澤「僕、応援してる!!ずっとずっと!親友として!」
元貴「りょうちゃ、…ん……。」
藤澤「また来るね」
元貴「うん、…」
藤澤「頑張れ」
あ〜……ひとりになっちゃった〜。
でも、どうやって、…滉斗に会おう……
LINEしてみる…?でも無視されちゃうかも…
どうしよぉ………、
ガラッ…
元貴「え、…」
滉斗「っ…………」
元貴「ひ、滉斗!ごめん、ごめんなさい…僕、にも考えれずに頭に血が上って…もう僕の信用失ったと思うし、嫌いになったと思うけど、…ゆるして、…ください……。」
僕はベットの上で泣いていた。
瞳には大粒の涙があふれていた。
滉斗「……元貴、泣かないで。」
元貴「……」
滉斗「俺も、悪かったし、元貴に、傷付けてた。ひどい言葉たくさん言ってしまった。元貴と話せなかった1週間、辛かった。」
元貴「んぅ、…」
滉斗「卒業までにしたいこと、たくさん考えてくれてたんでしょ…?」
元貴「え、…なんで、知って……」
滉斗「元貴が倒れてた時ベットに運んで元貴の部屋に行った時に、元貴の机の上に、俺があげたメモ帳あって、見てみたの。」
元貴「えぁ…照」
僕は顔が赤くなった。
滉斗「元貴、…。また、さ…?俺でよかったら、叶えさせてくれない……?? 」
元貴「ひろ、と、…、もちろんだよ…!!」
滉斗「ありがとう…。」
元貴「滉斗にたくさん叶えてもらお…!!」
滉斗「笑」
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