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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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そこにはさっきの若い男性がいた。
電車内では分からなかったけど、私より背が高い。ちなみに私は百七十センチと女性の中では高い方。
困ったような表情をしているのは、飲み物を買いたいのに私が占領していたから? って、今はそんなこと考えてる場合じゃないよね。とにかく何か買わなくちゃ。
急いで自動販売機のボタンを押した。
取り出し口に落ちてきたのは、普段飲まないフルーツジュース。やってしまったと思いつつも、平静を装いながらその場を離れる。
「遅くなってすみません。どうぞ」
特に飲みたい物があるわけでもなかったのに、買わない選択肢が浮かばなかったのは動揺していたせい。
「いえ、あの、さっきは本当にすみませんでした!」
顔を赤くしながら頭を下げられた。
もう気にしてないと言ったら嘘になる。でも、怒ってるわけじゃないし何回も謝らなくて大丈夫なのに。
そこまでされると、逆に申し訳ない気持ちにもなってくるわけで。
「大丈夫ですよ。気にしてないですから」
「あ、いえ、その」
「あ、あなたに……一目惚れしました!」
コメント
1件
わあ、急な告白!電車内のぶつかり事故から始まった二人の距離が、自動販売機前で一気に縮まった感じがしてドキドキしました。主人公が慌てて普段飲まないフルーツジュースを買っちゃうところとか、動揺がリアルで可愛い。男性の「一目惚れしました」って真っ直ぐすぎる台詞にも驚いたけど、逆に清々しくて好感が持てました。続きがすごく気になります!