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「DDくんめろ〜い♡」
「DDくん推してます♡痛バみてみて♡」
TwitterのTLは最近こんなのばっかだ。可愛い女の子が、DDや俺、ほかのニート部員達の痛バを並べて写真を撮ったり、自分が写ってる写真を上げたり。誕生日には祭壇と自分を写した、どのくらい金をかけているのか分からない写真が上げられている。別に、俺自身のいわゆる推し活の写真を上げたり、推したりしてくれるのはいい。なんならちょっと嬉しい。 問題はDD。別に最初はおー、すごいなーくらいだったんだけど… なんせ、だいたい写真を上げてる方は可愛い人たちばかり。目移りしたらどうしよう。やっぱり俺なんかよりこういう可愛い女の子の方がいいのかな…とかを考えてしまって正直メンタルにかなりくる。見なければいいのだろうけど、まあそんな事できなくて…
ぺ「…はあ」
思わずため息がこぼれる
D「ため息なんかついてどうしたの?」
ぺ「いや、特に何もないから 大丈夫」
D「いや怪しすぎるだろWおいぺにがきお前ちょっとスマホ貸せ!」
ぺ「うわ!? おい返せって!DD!」
やばい!今Twitter見られたりなんてしたらさっき嫉妬してたのがバレてしまう!それだけは避けたい!
D「無理だね〜W 何見てたのかな〜」
「俺推しの人のTwitter…? え、何ぺにがき 嫉妬?W」
ぺ「は!?いや違うし!勘違いすんなって!」
D「へぇ〜 ぺにがきくん嫉妬してたんだ笑なるほどね?」
ぺ「いやまじでいいから返せって!お〜い」
だめだ、こいつ無駄に背が高いせいでスマホが奪えない。最悪だ。
D「ぺにがき」
ぺ「なんだよ いいからスマホ──」
D「俺のこと好き?」
ぺ「…は?なに急に」
D「好きじゃなきゃ嫉妬なんてしないか〜そうだよな」
ぺ「いやいやいや!俺なんも言ってないし!」
D「俺のファンに嫉妬しちゃうなんてほんとばかだな。お前」
ぺ「は?急になんだよ俺バカじゃ」
D「俺がお前以外のこと見てる訳ないのにね。ほんとバカ。可愛い。」
ぺ「…は、え?」
理解に少し時間がかかったが、どうやら俺は今壁ドンをされているらしい。まずい。かなりまずい。多分なんかこいつの変なスイッチを入れた気がする。
キス!書こうとしたんだけど!書けませんでした!ご、ごめんて;;