テラーノベル
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追記↓
文章狂いすぎ注意
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ザクザク…と吹雪の中をまっすぐ進んでいく
足を止めることはなく、寒さに耐えながら一生懸命目的地に向かうため動かす
持ってきたモスグリーン色の何処か自然と調和しそうでしなさそうなコートで体を包み込み、
吹雪と共に刺してくるような異様な寒さから守ってくれている。
そのコートの下には先程滅ぼした国が付けた古傷が残っている。
古傷と言っても自分でも思うほどいい年齢したおっさんなのでその言葉には合ってないと思う
雪がだんだん積もる真冬、ひたすら自分の大事にしていた” 場所 ”を求む
「 ふぅ…… 」
そう寒い中、息を吐くと白息が空気中に漂う。
白息で思い出す煙草を吸う悪友とその煙を嫌う悪友の様子
そしてそこから連想されていく仲間同士の内ゲバや総統の脱走、
自分が日常として見てきた彼らの暮らし。他の国より騒いでいてうるさくて
そんな日常を想像して思わず笑いが溢れる
彼奴等は元気にしとるんかな、そう考えながら寒さに耐え、目的地に着く。
誰も居ない、廃墟と化した建物だがそんなに廃墟と言っても良いのかと思うほど綺麗で
頑張ったら大人数で住めるほど大きい
ここが俺の拠点
秘密基地。
何故こんな場所に居るか、あんな地獄のような場所のことを遡るのは癪に障るがな
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■■■■年■月■日─
『 おいそこの無能、これ代わりにやっとけ 』
「 これ…アンタが任せられた仕事では(((
『 口答えすんのか?無能の癖に癪に障るようなことすんじゃねーよ… 』
「 ……分かりました。 」
『 それでいいんだよ…ったく……どいつも此奴も躾がなってねーわ 』
「 … 」
実験が続くだけの日々に幕が降りた後、俺はその国の兵士となっていた
兵士というより実質奴隷と言ったほうが良いか
毎度毎度、俺の仕事が終わりそうな時にこうやって書類仕事を押し付けてくる
まぁ書類仕事は前から慣れてるもんやから大丈夫なんやけど…
時にはサンドバッグになったり、毒を急に飲まされたりすることがある
ほんまにコイツラ人の心無いやん、無さ過ぎて逆に笑いが出る
本当に人を道具としか見ていない屑共が集まっていた国だった。
幹部からはサンドバッグにされ、先輩である他の兵士には仕事を押し付けられ、……
ほんまこの国終わっとるわ、いやあの糞豚総統の時点で終わってたな、雑魚乙
『 ……____〜…い、 』
にしても殴られてるせいか打撲痕がすごい
肌の色は殴られてるせいかだんだん青紫色の部分が増えていってる
兵士の扱いが雑なのは当たり前らしいのだが、新人の俺に対して異様に当たりが強い
やはり元他国の幹部でもあるためだろうか、それか
……この赤い瞳のせいなのだろうか
過去にも祖国で散々「悪魔が持つ瞳」と言われ続けたから多分他の国も共通なのだろう
『 _______〜〜〜〜〜、〜〜!! 』
まぁそんな深いことを考える暇はない、さっさと進めなければ
そう色々考えながら書類を進めていたらふと思った
最近やたらと首を触るようになったから
やはりいつも付けていたマフラーがないと落ち着かない、首元が寒い
……マフラーだけでも死守しとけばよかったな…
今更後悔してももう遅い、また今度買おう
『 おい反応しろよッ!!! 』
ドガッ
「 い”ッ… 」
1人で色々考えながらぼーっとしていたら急に殴られた
…あぁ、話しかけられていたのか
「 す、すみませッ、 」
『 本当に……此奴が幹部だったなんて信じられねーわ 』
『 こんな赤い瞳で人の話も聞かねーようなやつを右腕にする奴とか頭終わってんだろw 』
「 …は? 」
grさんを侮辱しとるんか?此奴
お前なんにも分かってねーだろうが、知ったかぶりすんなよ
偉そうにしやがって、お前らの方が悪魔だろうが……全員揃ってutより屑で頭が働いてねぇようやな
「 お前にgrさんの何が分かるんだよ 」
『 なに?口答え?笑 』
この兵士絶対56す
俺の憧れでもある人を、俺の大事な友人を侮辱すんじゃねーよ此奴
「 そうですが??友人侮辱されとるんでねぇ 」
「 はッ笑てかお前らの方が頭終わってやがると思うんですけど 」
「 これがぐう無能ってとこか、雑魚乙 」
『 此奴ッ……痛い目あいたいのか? 』
「 友人が色々言われるより自ら無能の雑魚から殴られた方がマシだわ笑 」
相手を挑発するように言う
これで俺に敵対するような立場が出来たら彼奴等も警戒されることはないだろう
「 俺をコマにするなんてお前らには100年はえーんだよ 」
『 ……(怒 』
これでいい
相手の調子が崩れたところの隙を突く
そしたらこの国は終わるだろう
そう考えてたら突然頭をガンッと殴られた
…意識があいまいになってきた
やりすぎたか?これ笑
ただ、あいつらが馬鹿にされるよりましやろ
……内側から壊す、
あいつらがおれにしたことをやりかえすだけ
そしたらやくにたつ
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ドガッ
その音と共にやってくる痛みと一緒に意識が戻る
痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
殴られるのは好きじゃない
そんなにドMじゃないしな
この地獄からいつ解放されるのか
でも、彼奴等の居場所がなくなるより
俺の家でもあるあたたかい場所がなくなるよりまだマシ
耐え続けろ、tn
まだいける
絶対帰るんや
帰ってまた馬鹿騒ぎするんや
嫌われたとしても
あそこしか俺の居場所はない
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数十分後。
「 …… 」
サンドバッグになる時間が終わった
痛み……忘れていたと思ったらいつの間にか思い出してた
というか腕を見たら注射の跡があった
多分薬かなにかで、それで感覚を倍増させていたのだろう
生憎……あの、R18の方の暴力は受けとらんから大丈夫
記憶が混雑して俺がどうしたのか、何故ここに来たのかとかグルグル混じって分からんくなってきた
頭殴られたからなんか?
それは知らん
「 とりあえず……、しょるいせなッ 」
喉が乾いていて声を出すのも難しい状況だが、書類へ向き合う
これが俺の仕事やから
なんなら、皆が願ったことをするのが俺の存在意義でもあるから
現実から逃げるため、この辛い状況から逃げるため
俺は書類の方へ頭をフル回転させる
zm『 …あんま無理せんといて欲しいな…、 』
幻聴で少し、zmのこえが きこえた ような きがした
コメント
3件
急に「痛い」連呼来た時ビビったけど、 それより続きが嬉しい
トントン(´;ω;`) 続き待ってます!
_ なんか……いつもより狂った文章だな(?