やってしまった。掛け値なしの特大の地雷を踏んだ。過去どんな大手との取引の時だって、それこそキシンを前にした時でさえ、今程震えたりはしなかった。
隣のラクスに至っては、今にも白目をむいて倒れそうな勢いで怯える始末だ。
「どうした? 我が神殺しの焔に用があって来たのだろう? 何か言ったらどうだ? それとも女のルシャとは話せないと?」
「あの、ですね、誤解があったようでして……すみませんでした! 俺はどんなケジメでも取りますので、どうかこの娘だけはお助け下さい!」
死期を悟ったミツキは、企業戦士時代に養った勢いで深々と頭を下げた。
完全にうなじを晒し、煮るなり焼くなり好きにしてくれと諦観する事数刻、いつまで経っても沙汰が下らず不安になったミツキが、恐る恐る見上げてみると……、
「くっ、くくっ……ハッハッハ! 噂通り変わった奴だ*****************************
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